2年前のおさんぽですが。
武相荘にいってきました。吉田茂の側近としてGHQと交渉役となり、のちに貿易庁長官就任、通商産業省(現在の経済産業省)の礎をつくり、戦後のエネルギー開発に尽力した白洲次郎の私邸です。冷静な判断と行動力、GHQにも屈しない強い信念・・・すごくかっこいい。憧れます
戦争になれば食糧難になると予想し、早々に都心から転居した鶴川村(今の町田市)の住まいは、明治初期に建てられた茅葺屋根の養蚕農家。駅から30分ほどの小高い丘にあります。戦中は一線から退き、ここで畑仕事をしていたそうですよ。
古い臼を利用した郵便&新聞受け。次郎のお手製です! 大工仕事も得意だったとか。
奥の茅葺がミュージアムになっていて、暮らしをテーマにした季節の展示がされていて。土間を自ら改装した板間の居間は、今見てもセンスが光っていてひそかに一級品もずらり。こんなおうちに住みたいな 妻の白洲正子の書斎も現存。本がぎっしり!
そして、レストランでランチ
次郎のクラブサンドイッチ(¥1600+税)。具材たっぷり!!! 蒸し鶏、ハム、トマト、レタス・・・はみ出しそうですね 揚げたてのオニオンフライ、フライドポテトもカリカリ うまーい。
スープは、大根、人参、キャベツ、ごぼう、しめじなどなどを煮込んだもの。だしがたっぷりで、すごくいいお味。
+¥200でコーヒーを。ミルクピッチャー、かわいいですね
店内のアンティークな時計もすてき。文字盤、陶器ですよね?
次郎の写真と・・・正子の肖像画?どなたが描いたのかしら?
コツコツといい音がする栗の木の床。
ステンドグラスもすてき!色なしでシンプル
となりの建物はバー&ギャラリー。イギリスに留学していたらしいテイスト。
次郎がマッカーサーに贈った椅子のレプリカ。星条旗の★をデザインしてますね。
赤い自転車、カワイイ。
松ぼっくり?の水道。これもすてき。
レストランで、カレーとどちらにしようかすごく迷い・・・今度はカレー!と思いつつ、まだ行けてなくて。メニューはリニューアルしているようですが、来年こそは。
(2018.9)