大阪屋さんにも行ってきました 創業はなんと寛永7年(1630年)という老舗和菓子屋さん。初代は豊臣家の家臣で、大坂夏の陣、冬の陣の後、弘前で津軽藩の菓子司として仕えたのだとか。
秋の生菓子、かるかんと栗のお菓子、たしか「いっとくり」だったと記憶(各¥270)。かるかんも下半分は栗ぎっしりの羊羹です なんと贅沢!いっとくりの中も栗あん🌰 カタチもかわいらしい!
昨年も栗のお菓子🌰
ふふ、9月はいが栗はまだ青いですね♪ 菊のねりきりも繊細!中はこしあんです。(2023.9 ¥248)
お干菓子も秋らしい装い。
菊、栗、ひさご、稲穂。上下2段重ねてあって、これでなんと¥864!(2023.9)
オリジナルの掛け紙もすてきです
そして、なんといっても「竹流し」(¥1200)
缶の中には、うすい、うすーいお煎餅がぎっしり。
厚さ一ミリもない薄さです。封をあけるとそば粉のこうばしい香りがふわぁと。もうタダモノではない気配。
パリッとカリッと心地よい食感、かむほどにそば粉の味わいを感じられて、すごくおいしかった。感動的 弘前の隣村、西目屋村の鉱山で割った青竹に金を流し込んでいる様子にヒントを得て生まれたそうで、材料は、小麦粉、砂糖蜜、そば粉のみ。4代目が考案し、お殿様に献上した銘菓です。ちょっと丸みがあるのは竹の丸みなんですね。薄茶の焼色も金にみたててるんだ
評判も全然知らず、日持ちもするし、家へのおみやげにいいかなと気軽に買ってみたのですが、想像以上の美しさ、おいしさでびっくりでした。これはぜひまた求めたい!
どら焼きと茶通も買っちゃった。
どら焼きは、きめがこまかくカステラのような生地だったのですが、これもね、おいしかった 茶通も久しぶり シャリっとした抹茶生地にごまあんがたっぷり ・・・幸せだ
城下町らしい白壁のお店、風情ありますね。この建物は昭和28年頃建築らしい。
店内にも時代を感じる調度品が多数あり。これはきっと江戸時代からのものでは?螺鈿づくしです
弘前に大阪屋あり、と教えたくなるお菓子屋さんです!りんごだけじゃないです!🍎
大阪屋
弘前市大字本町20
※弘前城からは徒歩10分、こぎん研究所、ポルトブランなどから徒歩5分エリアです。