先日、花巻温泉に行ってきました。ここでのお茶会に出席する母が、急きょ、お手伝いを頼まれ前日入りすることになり、けど、一人部屋はもうとれない・・・という理由で、ワタシも一緒にお泊りです♪
到着早々、母は準備にいってしまったので、ひとりでおさんぽしたり、お風呂にはいったり。のんびりのんびり。
花巻温泉は、岩手の県央に位置する温泉地。宝塚のような一大リゾート地にするべく、大正12年に創業しました。かつては、温泉地内に公会堂や動物園などもあり、それはそれは賑わっていたのだそう。現在、運営されているのは4軒のホテルで、温泉街もないのでちょっとさびしい感じはしますが、今も岩手を代表する温泉地の1つです。
こちらは、宿の売店で試食用に紹介されていたお菓子です。「羽山まんじゅう」と「味噌くるみ饅頭」。どちらもくるみをつかったお菓子です。岩手はくるみの産地ですから。「羽山」は、花巻温泉にほど近い山の名前からとったもので、正真正銘、花巻温泉の銘菓として生まれたお菓子。温泉地内に大丸屋の店舗もあります。
お部屋のお茶菓子、「高原はなまめ」とりんごのおせんべい。大きなお豆でしょ。親指ぐらいありますよ。地元では、紫花豆と呼ばれていて、割とポピュラーなお豆です。「はなまめ」と「はなまき」をかけているんでしょうか(笑)。
宿泊したのは「ホテル千秋閣」。
隣接する同系列の「ホテル花巻」、「ホテル紅葉館」と連絡通路でつながっているので、ゆかた姿で自由にお風呂を行き来することができます。「花巻」はひのきの露天風呂、「紅葉館」は岩風呂と、それぞれ趣があってなかなか。すいてる時期なのか、お風呂もさほど混まず、特に露天は、みなさん、寒さで敬遠しちゃうみたいで、ほとんど貸切状態!水面から立ち上る湯けむりを独り占めです。ばら風呂なんてあったりして、思いがけず、おひめさま気分★ ・・・なぜ温泉にばら?温泉地内にばら園があるのですよ。さすがに今は雪景色ですが。。。
部屋食の夕ご飯も、思っていた以上にお味もよくって、でも、うー、もう食べられません!「いわて純情牛」の陶板焼きやあんこう鍋、蟹あんかけ茶碗蒸し、おさしみ、茄子田楽に天ぷら、三陸つみれ汁・・・。朝鮮人参のてんぷらというのもありました。
・・・朝鮮人参酒は、飲むと血の巡りがよくなり、朝すっきりと起きることができると、母が毎晩愛飲しています。母のために、父がたくさんつくって遺しておいてくれたみたい。ワタシにも飲みなさいと分けてくれるのですが、もったいなくてなかなか手をつけられません。韓国にいったときにちらっとみてみたけど、高くて手が出なかったんですよね。。。梅酒で代用!
さて、朝ごはん。
前の晩ごはんがまだ消化しきれてないから、おかゆで・・・。十穀米おかゆとお味噌汁と、おかずと、温泉たまご。お味噌汁、おいしかった!
おかずも豊富で、かれいと鮭の焼魚、湯豆腐やひじき、すき昆布の煮物・・・など家庭的なお惣菜がそろっています。お漬物も何種類あったかなぁ?
イチオシなのが、できたてのたまご焼き!オムレツならぬ、たまご焼きの実演!?お皿に並んでいるものを取ろうとしたら、こちらが焼き立てですよ、とアツアツをよそってくださいました★ ふわふわでおいしかった!
ちょっと残念に思ったのは、もっと地元メニューをアピールしたらいいのに、ということ。ほろほろ漬けとかね。名前だけじゃ遠方の方はよくわかんないでしょうし。「ひとこと」アピールがあったら食べてみようと思んじゃないかな。つかっている地元の食材(野菜や玉子、乳製品)ももっと紹介したらいいと思います!
温泉宿だけど、パンもありました。クロワッサンと十穀パン、スクランブルエッグやハム・ソーセージ、スープ、サラダなどなど。日ごろ、朝はごはん食ばかりなので、こういう時は母はパンを食べます。
ジュースは、やっぱり、りんご!んー、おいしい!
母の都合で20分ほどしかいられませんでしたが、あー、おなかいっぱい。 この後? ワタシはもう一風呂あびていきましたよ♪
ホテル千秋閣 HP
岩手県花巻市湯本 0198-37-2150
大丸屋 HP
岩手県花巻市湯本1-125-25 0198-27-2552