8月24日から9月5日まで開催された「2020年東京パラリンピック」。
大会委員会は「金20個」というとんでもない目標を掲げていたが、結果的には「金13個、銀15個、銅23個 計51個」を獲得した。
総数では2004年アテネ大会の52個に次ぐ数、金メダル数も2004年アテネ大会の17個に次ぐ数という好成績だった。
金メダルは前回大会-リオ大会が「0」という散々たる結果だっただけに、喜ばしいものとなった。
あと、「自国開催」は大きな影響をもたらしたと思われる。
東京五輪の感動そのままに、「緊急事態宣言」にも関わらず、「大きな感動」を与えてもらった。
前回大会は地球の裏側で行われただけに関心が少し薄かったか?活躍も少なかったからか?ちょっと興味薄だったかも?
しかし、「自国開催」で「日本人選手の活躍」が連日伝えられることで、五輪ほどの盛り上がりではなくても、関心の高まりもあり、「身障者」に対する偏りのない応援や理解が広がったように思う。
今後は「競技者」に対する「サポート」が増えることが望まれる。
「競泳」
「鈴木 孝幸-すずき たかゆき」 男子100m自由形 S4(運動機能) 金メダル、男子50m自由形S4&200m自由形S4 銀メタル、男子50m平泳ぎSB3&男子150m個人メドレーSM4 銅メダル 出場した5種目全てでメダル獲得!
34歳、静岡県浜松市北区出身。株式会社ゴールドウインのスピード事業部に勤務。
17歳で2004年アテネ大会出場、4×50mメドレーリレー 20 ptsで銀メダル獲得。その後、2008年北京大会では50m平泳ぎ SB3で金メダル獲得。今大会を含め、金2、銀3、銅5を獲得。
「山口 尚秀-やまぐち なおひで」 男子平泳ぎ100mS14 金メダル
20歳、愛媛県今治市出身。四国ガス所属。
世界新記録での優勝!まだまだ記録を伸ばす可能性があり、次の大会でも有力選手。
「木村 敬一-きむら けいいち」 男子100mバタフライ S11 金メダル、男子100m平泳ぎ SB11 銀メダル
30歳、滋賀県栗東市出身。東京ガス所属。同種目の富田宇宙とは友人でありよきライバル。
「山田 美幸-やまだ みゆき」 女子100m背泳ぎS2、女子50m背泳ぎS2 銀メダルX2
14歳、新潟県阿賀野市出身。京ヶ瀬中学校在学中。
14歳でのメダリストはパラリンピック日本史上最年少メダリスト。今大会最初のメダル獲得者。
「富田 宇宙-とみた うちゅう」 男子400m自由形 S11(視覚)&男子100mバタフライ(S11) 銀メダルX2 男子200m個人メドレー SM11(視覚) 銅メダル
32歳、 日本体育大学大学院所属。
男子100mバタフライでは木村 敬一とワンツーフィニッシュ!