いいもの見ぃ~つけた!

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< 郷土料理 > 青森 鮫のすくめ

2023-12-26 08:35:40 | 郷土料理

 「鮫のすくめ」

 主な伝承地域 津軽地方

 主な使用食材 サメ、大根またはキャベツ、ねぎ、酢、味噌

 歴史・由来・関連行事
 「すくめ」の語源は「酢で包む」。津軽地方で「すぐめ」と発音する。津軽地方では縄文時代の遺跡調査からサメを食べていたことが分かっており、地元の食文化とサメは切っても切れない関係である。特にアブラツノザメは県内のサメ漁獲高の9割を超え、今でも鮮魚店の店頭には切り身や頭が普通に見られる。「鮫のすくめ」は、湯がいたサメの頭の身をほぐし、熱々の状態で大根またはキャベツとともに酢味噌で和える料理で、食糧が貴重だった時代に、サメを残すところなく食べるために考案されたといわれている。お正月料理としても欠かせない一品であり、地域によって大根おろしと和える場合もある。すくめの他、サメは飯すしや刺身、お吸い物、なます、煮付けなどさまざまな調理法で食べられてきた。

 食習の機会や時季
 主に正月料理として食べられている。サメの淡白な味わいが酢味噌によく合い、大根またはキャベツのさっぱりと甘い風味とも相性抜群。サメは臭みの強い魚と考えられがちだが、漁獲後すぐに処理したものはほとんど臭いがなく、現在でも津軽地方ではスーパーマーケットや鮮魚店で販売され家庭になじみがある。

 飲食方法
 本来はサメの頭の部分を使う料理。頭をゆでて熱いうちに身をほぐし、軟骨も含めて食べられる部分を取り出して、酢味噌で味付けをする。淡白なサメの身と、大根またはキャベツの爽やかな甘み、軟骨のコリコリした食感が美味しい、他では味わえない珍味である。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 地元の観光振興などを行う団体が地元住人に親しまれている海産物として名づけた「七子八珍」の中にサメが入っており、食材として官民を挙げて盛り上げている。またウェブサイト「津軽料理遺産」でも「鮫のすくめ」を後世に受け継ぎたい料理として認定し、伝承に務めている。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sameno_sukume_aomori.html より

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<おせち> 富山 鰤(刺身、寿司)

2023-12-26 08:23:35 | おせち

 「鰤」

 古くから県民に親しまれている魚。
 刺身や焼き魚はもちろん、お鍋との相性もばっちり

 縁起の良い魚で、出世魚として知られているブリ。富山では、冬を代表する郷土料理「かぶら寿司」や「ブリ大根」としても親しまれています。また、お歳暮や正月のおせち料理に使用され、多くの県民に愛される魚。刺身、焼き魚として食べられるのが主流でしたが、近年ではこれに加えブリしゃぶとしても楽しむようになり、ますますファンを増やし続けています。
 富山県民とブリの歴史は古く、富山と岐阜、さらには長野を結ぶ旧街道は「ブリ街道」とも呼ばれています。これは、昔から富山湾で水揚されたブリを使用した塩ブリがこの道を通じて岐阜や長野にわたったことが理由です。かつては冬の保存食として重宝されていた塩ブリが中心でしたが、輸送技術が発達した現在では、生鮮ものにシフトしてきています。ブリが漁獲される初冬に鳴る雷は、「ブリ起こし」と呼ばれ豊漁を告げるサインとされてきました。本場で漁獲されるブリは脂がたっぷり乗ってとても美味しく、「嫁ブリ」といって嫁ぎ先にブリを1本送るなど、長い間富山県の生活に関わり続けています。

*https://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1427685784 より

 

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イッピンNHK 「薫る伝統の和テイスト~香川 木製品~」

2023-12-26 08:19:09 | イッピンNHK

 第247回 2020年3月10日 「薫る伝統の和テイスト~香川 木製品~」リサーチャー: 野村佑香

 番組内容
 江戸時代より城下町として栄えた香川県高松市。風土と歴史が育んだ木製品を紹介する。和三盆を作る道具の菓子木型。木に精密な彫りを施して、立体感、そして使いやすさを追求している。松ヤニを多く含む「肥松」と呼ばれる黒松を使い、木の温もりが伝わるボウル。塗料を使わず、木目の美しさが際立っている。欄間彫刻の端材を利用し出来たボールペン。曲線を描くフォルムが印象的だ。木製品の魅力と職人の技に野村佑香さんが迫る。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A202003101930001301000 より

 

 1.菓子木型(「木型工房 市原」伝統工芸士・市原吉博さん)

 「菓子木型」とは、和菓子職人さんが和菓子を成型する際に用いる木型のことです。
 決して表に出ない和菓子文化の裏方的な存在ですが、優美な和菓子作りには欠かせない大切なものです。
 そんな「菓子木型」を作る職人は減少の一途を辿っており、現在、この菓子木型を制作している職人は日本全国で数人のみ。
 四国では、市原吉博(いちはら よしひろ)さんがたった一人の菓子木型職人です。

 市原さんは、24歳の時に家業の木型の卸業に従事。
 最初は営業を担当していましたが、お客さんの「ちょっと欠けたから直してくれ」という声に応えるために、28歳頃から小さな修理から彫る仕事を始め、これまでに1000以上の木型を手掛けてきました。
 
 平成11(1999)年香川県の伝統工芸品に「菓子木型」が指定された時に県の伝統工芸士の認定を受けました。
 更に、平成16(2004)年には「現代の名工」、平成18(2006)年には「黄綬褒章」を拝受しました。

 市原さんが「菓子木型」に使う材料は「山桜」です。
 樹齢100年を超える「山桜」を採ってから2年乾燥させた後、更に3年間寝かせたものです。
 それほどまでして、「山桜」を使うのには理由があります。
 木には、根から吸収した水分を枝葉に送る「導管」(どうかん)と呼ばれる、人間でいうところの「血管」の役割を果たす管があります。
 「山桜」はゆっくりと時間をかけて育つため、この「導管」が非常に細く、菓子の抜けが良くなります。

 こうして十分に乾燥させた「山桜」を市原さんは何種類ものノミや彫刻刀を使い分け、左右と凹凸を逆に彫っていきます。
 木型からお菓子が抜けやすいように僅かな高低差をつけて立体感を生み出さなくてはならないため、美しい型を作るためには熟練の技が必要です。
 
 完成した木型を2枚重ね合わせて、砂糖や餡(あん)などの材料を入れて抜き出すと様々な形の和菓子が出来上がります。
 
 木型工房 市原 香川県高松市花園町1丁目7番30号   

 

 2.肥松(「クラフト・アリオカ」有岡成員さん)

 寛永19(1642)年、水戸徳川家から松平頼重(よりしげ)が讃岐高松の地に入封。
 その後の歴史藩主は、数々の名工、名匠を育て、その下で文化芸術が花開き、文化的風土が培われました。
 茶道、華道、俳諧等が育まれ、工芸も盛んになりました。
 国指定の伝統工芸「香川漆器」もそのひとつで、意匠を凝らしたものは幕府の献上品にもなりました。

 気候が温暖で雨の少ない香川は「黒松」が育ちやすい環境です。
 中でも、樹齢300年を超え、良質な松ヤニを含んだ中心部分「肥松」(こえまつ)だけで作られたものを
「肥松木工品」(こえまつもっこうひん)と言います。
 油分を多く含むため光沢があり、光にかざすと赤く透けます。

 木目にも変化があるため、彩色を施さず自然の木地のまま仕上げます。

 使用する毎に手触りが良くなり、年月を経るほどに更に艶が出て、美しい赤茶色に変化するのも特徴です。

 そのため「肥松木工品」は江戸時代から作られており、茶人などに愛好されていたようです。

 そんな「肥松」を使用した木工品を作っているのが、高松市内に工房をもつ「クラフト・アリオカ」です。
 初代・有岡良益さんは、最初は輸入木材を加工して外国に売っていましたが、やがて国内の木の加工をろくろで始めるようになります。
 そのうち香川の漆芸を再興させた人間国宝の磯井如真(いそい じょしん)に腕を買われ、香川の「肥松」を継承し、香川の木工の先駆者として活躍しました。
 2代目の有岡成員(ありおか しょういん)さんはこれを受け継ぎ、県指定の伝統的工芸品「肥松木工品」の職人として木の温もりが伝わるボウルをつくっています。
 塗料を使わなくても、木目の美しいボウルです。
 
 工房では、香川でしか使われていないという「讃岐式のろくろ」がカタカタと鳴り響いていました。
 三種類のスピードを伝えるベルトを手で操りながらその都度速度を変え、回転する木に鉋(かんな)の刃を当てて削り出していきます。
 「肥松」は油分を多く含む特性のため、加工が非常に難しく、高い技術が必要となります。
 ですが有岡さんは、「肥松」にしかない唯一無二の表情を得るために、手間を惜しみません。
 そして木目を活かすために漆は塗らず、金属加工に使う道具で表面を滑らかに整えていきました。
 
 現在、樹齢300年を超える「黒松」はほぼ入手出来ない状況にあります。
 もしあったとしても、「肥松」を仕上げるには、油分の多い材のため、自然乾燥させるだけでも、切り出してから20年間以上は寝かせないと使用することは出来ません。
 
 有岡さんは、お父様がストックしていた「肥松」を使って美しいボウルを作り続けていらっしゃいます。
 
 クラフト・アリオカ 香川県高松市勅使町1007番地1
 
 
 
 3.朝倉彫刻店(朝倉準一さん)

 朝倉彫刻店は欄間彫刻を営んでいます。

 欄間彫刻で培った知識と技術を活かして、多様な樹種のお箸や箸置き、ボールペンなどの小物も制作、販売しています。
 ボールペンは曲線を描くフォルムが印象的です。

 朝倉彫刻店 香川県高松市松福町1丁目3-44

*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin-Kagawa-wood より

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<異名-人物> 武人王

2023-12-26 08:10:38 | 異名

 「武人王 アルフォンソ一世」

 (1073〜1134)

 アラゴン・ナバラの王。生涯で29の戦いで勝利したことから武人王と呼ばれる。

*https://www.chickennoneta.com/entry/%E7%95%B0%E5%90%8D%E3%81%A8%E8%8B%B1%E9%9B%84#%E6%AD%A6%E4%BA%BA%E7%8E%8B%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E4%B8%80%E4%B8%96 より

 アルフォンソ1世(Alfonso I, 1073年/1074年 - 1134年9月8日)は、アラゴン王およびナバラ王(在位:1104年 - 1134年)。サンチョ・ラミレスの次男。ペドロ1世の異母弟、ラミロ2世の同母兄。レコンキスタを積極的に行い、29の戦いに勝利したことから、武人王(戦士王、el Batallador)といわれる。

*Wikipedia より

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<料理用語-和食> 貝取り

2023-12-26 08:04:56 | 料理用語

 「貝取り」

 つみいれの手法のひとつ。

 すり身を濡らした小さい器でとり、熱湯に落とす。

 こうすると涙滴型に固まり、貝の形と似せることができる。

*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/5_F/09.html より

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<伝統野菜> 徳島 酢橘

2023-12-26 08:02:52 | 伝統野菜

 「酢橘(すだち)」

 【生産地】徳島市(とくしまし)、神山町(かみやまちょう)、佐那河内村(さなごうちそん)、阿南市(あなんし)など

 【特徴】徳島の代表的な柑橘系果実。大きさはゴルフボールほど。酢橘といえば徳島というほど圧倒的なシェアを持つ。

 【食味】皮がうすく、みずみずしく清々しい香り。

 【料理】魚類、豆腐、麺類、肉類、吸い物などを彩るフレーバーや果皮の擦りおろし、薄くスライスしたものを添えるなど、さまざまな使い方が可能。産地では酢橘を半分に割り水に入れて飲用する。

 【来歴】徳島では、江戸時代には酢橘を食用の果実として栽培していた。 戦後、1960年代に商業生産が本格化し、さらに1980年代にはみかんの転換作物として生産が拡大した。これによって、酢橘は徳島県を代表する特産物となった。現在、酢橘の全国シェア№1は徳島産で98%を占めている。1974(昭和49)年に酢橘の花が徳島県の県花に指定された。毎年、5月頃に可憐で愛らしい白い小花を咲かせる。

 【時期】7月~8月

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D36-%E5%BE%B3%E5%B3%B6%E7%9C%8C/#i-17 より

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<慣用句・諺> 世間が張る など

2023-12-26 07:59:32 | 慣用句・諺

 「世間が張る」

 世間づきあいが広くなり、そのために費用が多くかかる。

 

 「世間が広い」

 1 交際範囲が広い。つきあいが広い。

 2 世間についての知識が広い。

 

 「世間虚仮唯仏是真-せけんこけゆいぶつぜしん」

 この世にある物事はすべて仮の物であり、仏の教えのみが真実であるということ。天寿国曼荼羅 (てんじゅこくまんだら) に記されており、聖徳太子の言葉という。

 

 「世間に鬼はない」

 世の中には無慈悲な人ばかりでなく、情け深い人もいるものだ。渡る世間に鬼はない。

 

 「世間の口には戸は立てられぬ」

 世間の人のうわさは防ぎ止めることができない。

 

*goo辞書 より

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<難読漢字-魚へん> 鱅

2023-12-26 07:55:06 | 難読漢字

 「鱅 ちちかぶり」

 チチブ(知知武、英: Dusky tripletooth goby、学名: Tridentiger obscurus)は、スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種。別名チチカブリ(鱅)。東アジア温帯域の淡水・汽水域で見られるハゼで、地方によっては食用に漁獲される。同属でよく似たヌマチチブ(T. brevispinis)とは、学術的な調査等を除けば区別されないことが多い。

 地方名
 クロゴリ(秋田)ゴロ、クロゴロ(茨城)ダボハゼ(関東・東海)グズ(新潟・富山)イモゴリ(石川)カワハゼ(和歌山)チチコ(和歌山・高知)ドンコ、カジカ(愛媛)ゴモ(鹿児島)など、地方名は数多い。

 標準和名「チチブ」は、高知県において本種やヌマチチブの成魚を指す呼称として使われる。同地域では幼魚を「ゴリ」と呼ぶ。

*Wikipedia より

 

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<国産ワイナリー> 山口ワイナリー

2023-12-26 07:47:36 | 国産ワイナリー

 「永山酒造(名)/山口ワイナリー」

 このワイナリーは、当地が葡萄の産地であったという歴史的背景を前提に、山口県を世界に通用する優れたワインの産地とすることを目的とし、ワイン専用品種の葡萄栽培と気候に適した品種の発掘を行う『山口ワインファームランド』と、国産葡萄の良さを生かし、真に情緒あふれる美味しいワイン造りを目指す『山口ワイン』からなります。
 皆様方のイメージされるワイナリーとは少し違うかもしれませんが、自然環境への配慮を最優先し、従来通りの、「かわせみ」が魚を捕り、「蛍」が舞う、訪れる人々の旅情を誘い、何か懐かしさを感じるワイナリーでありたいと思います。

 永山酒造(名)/山口ワイナリー 山口県山陽小野田市大字厚狭石束1985

*https://www.winery.or.jp/winery-map/1063/ より

 商品リスト

シャトーヤマグチ ヴィニュロン ドライロゼ カベルネフラン2009

この夏、限定解禁した激レアワイン!
百貨店ワイン試飲会で売上No.1を記録した、限定ワイン。2009年に収穫した、カベルネフランを使用。キレイなオレンジ色に、樽の香りと熟成感を携えた、今イチオシの1本。

山口ワイン新酒マスカットベリーA 2023年遅摘み

果実感たっぷり!2023年新酒ワイン
毎年恒例の山口ワインの新酒が完成しました。山口県産のマスカットベリーAの果実感をそのままにフレッシュな味わいに仕上がっております。ぜひご注文下さい!

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<大阪-観光> 服部緑地

2023-12-26 07:35:52 | 観光

 「服部緑地」

 服部緑地(はっとりりょくち)は、大阪府豊中市服部緑地・寺内に位置する緑地。

 正式名称は「大阪府営服部緑地」で、大阪府を代表する緑地の一つ。

 1941年(昭和16年)の防空緑地計画に由来する大阪四大緑地(服部・鶴見・久宝寺・大泉)のひとつ。

*Wikipedia より

 基本情報
 豊かな緑に包まれた広大な敷地には、日本民家集落博物館や、野外音楽堂、乗馬センター、テニスコートなどがあります。

 「日本の都市公園100選」のひとつで、都市緑化植物園では季節毎にお花が咲き誇ります。

*https://osaka-info.jp/spot/hattori-ryokuchi-park2/ より

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