いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

< 郷土料理 > 青森 いなりずし

2023-12-17 08:33:23 | 郷土料理

 「いなりずし」

 主な伝承地域 津軽地方

 主な使用食材 もち米、紅しょうが、いなり揚げ

 歴史・由来・関連行事
 津軽平野は、雪国の中では比較的気候が温和で、縄文晩期から稲作がおこなわれていたといわれ米文化が発展した。歴代の津軽藩主も新田開発に力を入れたため生産量も多かった。一般的にいなりずしといえば、甘辛く煮た油揚げの中に酢飯やおこわを詰めた料理だが、青森県・津軽地方の「いなりずし」はかなり独特である。もっとも特徴的な点は、酢飯がピンク色。これは紅しょうがを刻んで混ぜ込んでいるからで、食紅を加えてさらに赤くすることもある。ごはんはもち米100%で(うるち米を混ぜることもある)、味付けはざらめをたっぷり使うためかなり甘く、もっちりしておはぎのような印象でもある。赤い色は縁起の良さを示し、甘くするのはおもてなしの心を表す。昔、砂糖が貴重で高価だった頃に、人が集まったりハレの席に出したりする時はふんだんに砂糖を使って甘く仕上げた食習慣が今に残っていると考えられる。

 食習の機会や時季
 昔から冠婚葬祭などのおもてなしによく出される料理。地域の運動会や花見、神楽がおこなわれる際などのお弁当にも入る。ごはんにくるみを混ぜることもある。片手で食べやすいため、屋外の集まりに重宝された。津軽地方の人にとって「いなりずし」とは赤くて甘い食べ物である。

 飲食方法
 昔の家庭では前日に、袋状にした油揚げを醤油と砂糖で煮付け、一晩おいておく。当日、もち米を水を多めにゆるく炊き、刻んだ紅しょうがとたっぷりの砂糖を加えて味をつけ、油揚げに詰める。地域外の人にとっては驚きの甘さだが、甘辛い油揚げと紅しょうが入りの甘い酢飯が意外にマッチする。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 津軽地方の人にとっては今も「いなりずし」は赤くて甘く、スーパーマーケットのお惣菜コーナーや道の駅などで手に入る。家庭で親から子へ伝えられる他、津軽地方で郷土料理の伝承活動をしているグループがある。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/inari_zushi_aomori.html より

 

 赤くて甘い津軽のいなりずし。花見や運動会には欠かせない重箱の主役。

*https://www.umai-aomori.jp/202303/25773.html より

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<おせち> 秋田 ハタハタずし、ハタハタ漬 

2023-12-17 08:20:52 | おせち

 「ハタハタ寿し」

 主な伝承地域 沿岸中心に県内全域

 主な使用食材 ハタハタ、米、麹、にんじん、ふのり

 歴史・由来・関連行事
 ハタハタは元来深海に住む魚で、海が荒れて雷鳴がとどろくような時に、産卵期の一時期のみ大群で近海に現れることから、雷光の古語である「霹靂神(はたはたがみ)」の名をとってこう呼ばれるようになった。別名カミナリウオともいう。ハタハタは民謡「秋田音頭」にも唄われ、「ハタハタなしでは正月を迎えられない」と言われるほど、県民生活に深く根づいている魚。昔は年間1万トンを超える漁獲量を誇っていたが、乱獲や日本海の水温の変化などが原因で漁獲量が減った現在では、高級魚として扱われている。米どころ秋田らしく、米飯と麹をふんだんに使って作られるハタハタ寿しは、ハタハタ料理の中でも秋田の食文化には欠かせない。地域によって作り方に少し違いがあり、ハタハタをすぐに塩漬けする方法は昔から伝わる作り方。水にしばらく漬けてぬめりと血を除いてから処理する方法は麹の甘みがほどよくのって臭みのないすっきりとした味のハタハタ寿しになる。その風土に合った作り方が今日まで受け継がれている。

 食習の機会や時季
 ハタハタの頭、えら、内臓を取りのぞいて漬けた一匹ずしは大みそかや正月のお供え用として、一口サイズの切り身にして漬けた切りずしは正月料理に欠かせない一品。

 飲食方法
 洗って一口大サイズに切ったハタハタを、調味料を加えた酢水に3日間漬け込む。 桶に笹、麴ご飯、ハタハタ、にんじん、ふのり、ゆず、の順に重ね冷蔵室で発酵させる。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 ハタハタ漁は八森の岩館海岸も有名だが、にほか市の平沢漁港も盛ん。現在は昔ながらの純手作り製法で作っているのは、明治時代からハタハタ卸専門店として受け継がれている「三浦米太郎商店」と「永田商店」の2軒のみ。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_2_akita.html より

 「三浦米太郎商店 鰰寿し」

ハタハタを米麹で漬込んだ秋田の伝統食です。厳選された材料を用いて無添加製法にて約一ヶ月熟成させています。明治より続く伝統の味です。お酒のお供にピッタリです。お好みでワサビ醤油もよく合います。

  有限会社 三浦米太郎商店 秋田県にかほ市平沢字上町49

 

 「永田商店 ハタハタすし」

ハタハタは秋田県産オスの切り身となります。
みちのく秋田、由利海岸地方に江戸時代の古きより、冬の保存食として考案され、今日まで伝承された熟鮨(なれずし)です。
昔ながらの純手造りの方法で、丁寧に層にして漬け込みました。
米は地場産ササニシキ、食材は全て国産にこだわっております。

 永田屋-永田 巖 秋田県にかほ市平沢中町43番地

 

 「ハタハタ漬」

 麹漬けなどにしたものや醤油漬けなど、ハタハタを日持ちよくさせるために加工したもの。

 

 

 秋田名物ハタハタ不漁、スーパー店長「ほとんどが県外産」…主婦は「売っていても高級魚に」2023年12月16日(土)21時22分 読売新聞

 ハタハタフェアが始まったが、売り場に用意された商品数は少ないという(7日、秋田県男鹿市のスーパーで)
 ハタハタの漁獲が低調だ。「季節ハタハタ」は初漁の予測日(2日)から5日が過ぎても確認されず、先行する沖合底引き網漁での漁獲量も10トン(7日時点)と過去10年で最低となっている。専門家は「資源量の減少が深刻だ」と指摘する。

 7日昼下がりの秋田県男鹿市のスーパー「スーパーセンターアマノ」。鮮魚コーナーには、北海道産のハタハタが1匹並ぶだけ。この日、地元の商工会が「ハタハタフェア」をスタートさせたばかりだが、佐藤天論店長は「入荷したハタハタはほとんどが県外産。入荷量も昨年の3分の1に落ち込んだ」と話した。

 買い物に訪れた同市船越の主婦(40)は「昔はよく食べたのに見かけることが減った。売っていても値段が高く、高級魚になった」とこぼした。

 漁獲量低迷の要因の一つは海水温と言われている。資源調査を行う県水産振興センターの藤原剛研究員は「海水温の上昇などが産卵に悪い影響をもたらしている可能性がある」と指摘。ハタハタの親魚は水温が下がると沿岸で産卵するが、本県近海の12月の水温は上昇傾向にあるため、親魚は水深が深い沖で産卵してしまい、稚魚の生存率を下げている可能性があるという。

 県内で水揚げされるハタハタは、富山県から青森県にかけての海域を回遊する日本海北部系群に区分され、その全体の漁獲量も減少している。2022年の合計漁獲量(速報値)は前年より4割減の434トンだった。

 ハタハタは1980〜90年代にも漁獲量が激減したが、資源量回復のため92年から3年間、全面禁漁を実施した経緯がある。藤原研究員は「今年の漁獲量は禁漁が明けた95年以降で最低となるかもしれない」と語った。

*https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231208-OYT1T50089/ より

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イッピンNHK 「ふるさとで学び 新しい“世界”へ~滋賀 焼きもの~」

2023-12-17 08:12:38 | イッピンNHK

 第238回 2019年11月19日 「ふるさとで学び 新しい“世界”へ~滋賀 焼きもの~」リサーチャー: 福地桃子

 番組内容
 焼き物のふるさと、滋賀県甲賀市信楽。ここの窯業技術試験場は、陶芸家志望の人たちを受け入れ、その基本を教えてきた。そこを巣立った3人に焦点を当てる。一人目は、洋風のティーポット。陶器としては珍しいほど薄く仕上げる。そのため、粘土に工夫が。二人目は土鍋。底を平らにして火の通りをよくし、ハンバーグもよく焼ける。3人目は、表と裏、両方使える皿を開発。一方には溝がつけられ、揚げ物などの油を切ってくれる。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201911191930001301000 より

 

 信楽焼は「日本六古窯」のひとつで、土の味わいや温もりを生かした風合いが愛され、花器や食器、置物やタイルまで、
幅広く住宅やインテリアに使われています。

 <参考:信楽窯業技術試験制度>
 信楽窯業技術試験場の研修制度は、昭和48(1973)年に県内窯業の後継者を養成する目的で開始された制度です。
 研修期間は1年。
 大物ロクロ成形科、小物ロクロ成形科、素地釉薬科、デザイン科が設置されています。
 これまでに研修を修了した研修生は500名を超え、活躍しています。
 
 令和5年度の募集は、「秋試験」(試験日時:令和4年11月9日[水])は、10月11日[火]から10月31日[月]まで受け付けています。
 「冬試験」(試験日時:令和4年2月 8日[水] )は、令和4年1月10日[火]から 1月31日[火]まで受け付けています。
 Let's チャレンジ!

 

 1. 竹口要さん
 
 竹口要さんのうつわは、持ちやすさ・軽さ・口当たりの良さが特徴です。
​ 信楽でつくられる土をギュッと焼き締まるよう独自に調合しており、見た目の印象以上に欠けにくいことも特長です。

 竹内さんは、近所の人に勧められたことがきっかけで、滋賀県立信楽窯業試験場で3年間、焼き物を学びました。
 平成4(1992)年には「素地焼成科」、翌年には「釉薬科」、更にその翌年には「小物ロクロ科」を修了され、平成16(2004)年独立。
 そして平成26(2014)年からは工房を滋賀県東近江市にある「ことうヘムスロイド村」に増設しました。
 
 滋賀県の南東部にある東近江市は、1市6町が合併した琵琶湖から鈴鹿山脈まで広がる自然豊かな地域です。
 その東近江市の誕生前の旧湖東町に、「ことうヘムスロイド村」があります。

 旧湖東町は、梵鐘をつくる鋳物師や宮大工が多く、匠の郷として知られてきた場所です。
 伝統を守りつつ、現代のものづくり推進を目的に、平成5(1993)年3月に「ことうヘムスロイド村」を作りました。

 その際モデルにしたのが、スウェーデンのレトビック市。
 「スウェーデン人の心の故郷」と言われるこのエリアでは、手づくり・ものづくりが盛んなことから、スウェーデン語で「手工芸」を意味する「ヘムスロイド」を村の名前にしました。

 村が完成して間もなく、レトビック市と湖東町は、ともに手工芸が盛んであることや、地理的に湖の東に位置することなどから姉妹都市提携を結び、現在も交流が続いています。

 現在この村の中では、6組の工芸作家が活動し、素敵な作品を作っています。
 ガラス  :東ユキヤス
 木 工  :田中智章
 鍛 鉄  :石倉創、石倉康夫
 陶 芸  :竹口要
 日本画  :西川礼華
 cafe&ヨガ :ウエノ チシン・ナル

 毎年5月第4日曜日とその前日土曜日には、「ヘムスロイドの杜まつり」が開催され、県内外から100名以上の工芸作家が参加し、陶器やガラス工芸作品の展示や販売が行われます。
 住所:滋賀県東近江市平柳町568

 独り立ちした時には、多くのライバルに囲まれていたため、独自の焼き物を生み出そうと試行錯誤した結果、白くて軽い洋風のティーセットが誕生したそうです。

 明日から「作り手と結ぶ庭」に参加致します。
 画像は春らしいティータイム…ではなく、今回出品する「ボタ」というカップの画像がなく無理矢理持って来たのです。右手に写るカップです…。ホワイトデーにも良いかと思います!

 白いピッチャーの軽さの秘密は3㎜という薄さ。
 陶器でその薄さでは欠けやすくなってしまうため、竹内さんは、粘土を工夫することでその難問を解決しました。
 白い粘土は風合いが良いが強度は強くないため、固く焼締まる黒い粘土を混ぜて、強度を上げました。
 また、素焼きした時の淡いクリーム色の風合いを残すため、釉薬にも工夫をし、ガラス質なのに光沢を抑えた象牙色のピッチャーが出来上がりました。
 この釉薬は、象牙色の表面に揺らめく水のような模様が生まれるという、更に予想もしなかった効果を生みました。
 
 竹口要

 

 2.「ロール土鍋」(陶夢工房・杉本寿樹さん)

 杉本寿樹さんは、滋賀県甲賀市の毛枚(もびら)の工房「陶夢工房」(とうむこうぼう) で作陶をしていらっしゃいます。

 杉本さんは、信楽の高校を卒業後、高校から坂を下ったところにあった滋賀県立信楽窯業試験場で2年間修業されました。
 その後、京都の「陶芸 高木岩華」(とうげい たかぎがんか)で9年、三重県伊賀の「土楽窯」(どらくがま)で7年修行した後、独立されました。

 「普段の食卓で、つい使ってしまう器を作りたい」とおっしゃる杉本さん。

 普通、土鍋と言えば型で作った底が丸いものです。
 それに対して杉本さんの土鍋はろくろで成形した、底が火が通りやすいように平らなったものになっています。
 底が平らだと、料理がしやすい。ひたひた煮も作りやすい。
 煮魚も、普通の土鍋のように煮汁からしっぽ飛び出たり、はみ出すこともない。
 角は丸くしながら、でも底はフラットになっています。
 
 火がよく通り、熱で割れない厚みは6㎜。
 杉本さんはこれをガイド線などを使わずに、叩いて厚みを測って削っていきます。
 厚さ6㎜にした鍋を素焼きし、オリジナルの釉薬をかけて窯焼きすれば完成です。

 

 3.「リバーシブル皿」(文五郎窯・奥田章さん)

 「文五郎窯」の創業は文久2(1862)年。
 初代・奥田文五郎氏が開窯以来、信楽焼の窯元として、代々伝統を守り続けてきました。
 現在は、伝統工芸士である兄の5代目・文悟さんは、陶製浴槽や大型プランター、手洗い鉢など大物ロクロ師の匠として活動しています。

 一方、弟の章さんは、スタイリッシュなデザインと使いやすさをコンセプトに、和洋どちらにも合う白と黒を基調としたシンプルモダンな食器を創作しています。

 章さんは窯元の次男として生まれ、かつては不動産のサラリーマンでした。
 24歳で会社を辞めて、焼き物へ世界に入りました。
 その際、父に親の仕事と同じものを作るなと言われたことから、滋賀県立信楽窯業試験場に通ったのだそうです。
 
 父に認められたい章さんは、信楽焼だが信楽焼らしくないものを作ろうと考え、「文五郎窯」では代々、火鉢などの大物を作成していましたが、食器を作る道へと進みました。

 「リバーシブル皿」は、表と裏の両面を使うことが出来るお皿です。
 台皿になったり、ひっくり返すと深さのある盛り皿になったりと1度で2度オイシイお皿です。
 裏面と表面がそれぞれ色が違うので、くるりと裏返せば、料理の種類や気分に合わせて、「食」の楽しみを一層広げてくれる器です。

 今や、「リバーシブル皿」は奥田さんの代名詞。
 20年程前にリバーシブルのフリースが大流行した時に、それに目をつけ、お皿にしたらどうか?と考え、出来上がったのだそうです。
 章さんの生み出した「リバーシブル皿」は、その類まれな創造性が賞賛されて、平成16(2004)年、信楽焼新総合展「食卓の部」で見事に優秀賞を受賞しました。
 
 人気は、溝のある四角い皿です。
 この溝は揚げ物などを載せた時に油が溝に落ちて、衣がカリッとしたままにになります。
 
 その作り方は、まず粘土をピアノ線を板状にして切って、更に四角にカットして溝を作っていきます。
 その溝は、「しのぎ」という技で、同じ深さで彫っていくのだそうです。
 そして、どっちの面にも同じ釉薬を使って統一感を出しつつ、釉薬の濃度の違いにより色が異なるようにしています。
 
 「十草(トクサ)」シリーズも有名です

 文五郎窯 滋賀県甲賀市信楽町長野1087

*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin/Shiga/yakimono より

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<異名-人物> JFK

2023-12-17 07:54:56 | 異名

 「JFK ジョン・F・ケネディ」

 (1917〜1963)アメリカ

 アメリカ史上最年少で大統領になった。社会保障の充実、人種差別の撤廃、宇宙開発にも意欲的だったが、未完の仕事が多い状態で暗殺されることになる。私生活は荒れていたようで、愛人にはマリリンモンローがいたそうだ。

*https://www.chickennoneta.com/entry/%E7%95%B0%E5%90%8D%E3%81%A8%E8%8B%B1%E9%9B%84#JFK%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3F%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3 より

 ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(英語:John Fitzgerald Kennedy、1917年5月29日 - 1963年11月22日)は、アメリカ合衆国の政治家。同国第35代大統領(在任: 1961年1月20日 - 1963年11月22日)。名前のイニシャルをとってJFKないし通称であるジャック(Jack)と呼ばれることも多い。在任中の1963年11月22日にテキサス州ダラスで暗殺された(ケネディ大統領暗殺事件)。

*Wikipedia より

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<料理用語-和食> 温泉卵

2023-12-17 07:47:33 | 料理用語

 「温泉卵」

 鶏卵の凝固温度は白身と黄身で異なる。
 卵黄の方が低く、茹でると早く固まる。
 この性質を利用した茹で卵が温泉卵である。
 熱めの温泉湯で茹でた卵の形状からの名前。

 黄身が半熟状に固まり、白身はゼリー状のフルフルに仕上がる。
 65~70度の温度で30~35分茹でるのが一般的手法。
 薄味のだしをかけて食べる。

*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/4_E/049.html より

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<伝統野菜> 徳島 ごうしゅいも -追記あり-

2023-12-17 07:42:48 | 伝統野菜

 「ごうしゅいも-祖谷いも」

 徳島県西部の三好郡東祖谷山村に万延元年(1860)頃から栽培され、先祖代々受け継がれてきた品種であるといわれています。ほとんどが自家消費されていましたが、1990年頃から地域の活性化のため商品化が検討されはじめ、平成9年度(1997)から「地域特産作物発掘導入促進事業」において、東祖谷山村、西祖谷山村、一宇村で商品化への取り組みを開始し、「源平いも」の名で商品化されています。「白いも」と「赤いも」に大きく分かれ、さらにいくつかの系統が混在しています。
 土地の人の話では、「男爵薯」に比べると小粒で、収量も5割程度しかなく、病気にも弱いそうです。標高がある急勾配のやせた畑に適しており、普通の畑に植え付けるとサクサクした歯ごたえのないいもになってしまうそうです。
 味は濃く、煮くずれしないので、おでん・カレー等の煮物に最適で、“でこまわし”と呼ばれる田楽(じゃがいも・石豆腐・こんにゃくを串に刺し、ゆずみそを付けて火であぶったもの)にも使われています。

 ごうしゅいもと呼ばれるだけでなく、ごうしゅういも、ごうしも、にどいも、おくいも、いやふど、ほどいも、源平いもとも呼ばれるという。

*https://www.jrt.gr.jp/var/goushu.html より

 「ごうしいも」

 ごうしいもは徳島県三好市祖谷地域で栽培されている小芋。祖谷以外の地域で栽培すると大きく育つと言われる。ごうしも、おくいも、ほどいも、ごうしゅいもとも呼ばれる。

 概要
 ジャガイモの在来種の一種であり、大きさは平均して鶏卵並みであり、小さなものはムカゴくらいである。

 小ぶりで身がしまっていて煮崩れしにくい。塊茎の皮の色によって、赤いも、白いもとがある。また、赤いもは紫色の花、白いもは白色の花を咲かす。

 JA阿波みよしでは、赤いもを平家、白いもを源氏に見立てて「源平いも」の名称でブランド化を行うと共に販売を行っている。JA阿波みよしでは2001年に「源平(げんぺー)」の商標登録を行っている(登録番号第4491570号)。

 栽培
 段々畑のように傾斜地に水平面を設けず、傾斜地のまま農耕を行う傾斜地農耕の代表的な作物の1つである。

 3月から4月に種芋を植付け、5月下旬から6月上旬に開花し、8月から9月が収穫期となる。

 JA阿波みよしのデータでは、1998年度には管内で21トンが生産されていたが、生産者の高齢化、そうか病などの病害虫のため生産量は減少し、2014年度は3.7トンとなっている。

 名称について
 「ごうしいも」の名称自体は馬鈴薯を指す語として、北海道、秋田、長野などでも用いられている。

*Wikipedia より

 

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<慣用句・諺> 正正の旗堂堂の陣 など

2023-12-17 07:39:07 | 慣用句・諺

 「正正の旗堂堂の陣」 

 《「孫子」軍争から》整然と旗がならび、意気盛んな軍隊を形容する言葉。→正正堂堂

 

 「清濁併せ呑む」

 心が広く、善でも悪でも分け隔てなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ。

 

 「井底の蛙」

 知識や考えが狭くて、他にもっと広い世界のあることを知らない者をあざけっていう語。井蛙 (せいあ) 。井の中の蛙 (かわず) 。

 

 「急いては事を仕損ずる」

 あまりあせるとかえって失敗しやすく、急いでしたことが無駄になる。

 

 「青天の霹靂」

 《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。

 

*goo辞書 より

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<難読漢字-魚へん> 鱉

2023-12-17 07:27:42 | 難読漢字

 「鱉 すっぽん」

 スッポン(鼈・龞・鱉、丸魚、Pelodiscus sinensis)は、爬虫綱カメ目スッポン科スッポン属に分類されるカメ。「キョクトウスッポン」「アジアスッポン」「ヒガシアジアスッポン」「シナスッポン」「チュウゴクスッポン」「ニホンスッポン」の名で呼ばれることもある(ニホンスッポンとチュウゴクスッポンに亜種を分ける説もある)。

*Wikipedia より

 

 「スッポン」の由来

 スッポンが現在のような呼び名となったのは江戸時代以降だと言います。
 それ以前の名は「ドロガメ」。これはなんとなく聞いたことがある気がします。
 「スッポン」の名については四つほどその説があるそう。
 一つは、スッポンが川に飛び込んだ時の音からを表した擬音説。

 次に男性器にかかわるポルトガル語「スボ」からきたという説。見た目??
 どこの水辺でも出没するということで、「出没 シュツボツ」が訛って呼ばれるようになったという漢字説。
 最後にありえない話ですが、鳴き声が「スホン」と言う事から由来しているという説。(これはかなりあやしい気が・・)

 どれも確たる証拠はないそうです。

*https://www.yuraimemo.com/1529/ より

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<国産ワイナリー> DAISEN WINERY

2023-12-17 07:20:35 | 国産ワイナリー

 「農業法人大山ワイナリー(株)/DAISEN WINERY」

 1922年に日本で3番目の国立公園となった大山(だいせん)を一望できる自然豊かなこの伯耆(ほうき)町で2013年からワイン用葡萄の試験栽培をスタートしました。
 山葡萄をはじめ、ヨーロッパ品種の葡萄をすべて垣根栽培で育てています。
 2015年に初収穫し、2017年まで委託醸造してもらっていましたが、2019年より自社で醸造できるようになりました。この地で育った葡萄の個性を損なわないように試行錯誤しながら、ワイン造りを楽しんでいます。

 まだまだ小さく新しいワイナリーですが、大切な時間に喜びで満たされるようなワインが作れるように、色々なことにチャレンジ中です。

 農業法人大山ワイナリー(株)/DAISEN WINERY 鳥取県西伯郡伯耆町真野169-4

*https://www.winery.or.jp/winery-map/11205/ より

2015年 富士の夢

記念すべき大山ワイナリー収穫初年度の赤ワイン。
大山の恵みを浴びた濃厚な味わいが特徴的で「伯耆」と同じ富士の夢100%を使用しています。

外観 黒みを帯びた濃い色味
香り ベリー系の落ち着いた香り
味わい まろやかで豊か
評価 成熟度が高く豊か

2015年 シャルドネ

記念すべき大山ワイナリー収穫初年度のシャルドネ100%の白ワイン。
収穫数量が少なく、貴重なワインです。

外観 澄んだレモンイエロー
香り 若々しい白い花の香り
味わい まろやかで軽い
評価 フレッシュ感を楽しむ

 

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<大阪-観光> 成田山不動尊

2023-12-17 07:12:39 | 観光

 「 成田山不動尊」

 成田山大阪別院明王院(なりたさんおおさかべついんみょうおういん)は、大阪府寝屋川市成田西町にある真言宗智山派の寺院。山号は成田山。本尊は不動明王。千葉県成田市にある成田山新勝寺の別院である。成田山不動尊という通称で呼ばれている。創建は1934年(昭和9年)で、近畿三十六不動尊霊場の第28番札所となっている。鬼門よけや交通安全祈願のご利益があるとされる。

 当院を勧進した京阪電気鉄道は京阪鋼索線を除く全ての客車に成田山の御守を祀っている。京阪鋼索線のみは石清水八幡宮参拝のための路線であるので、例外的に同宮のお札となっている。
 節分祭の時、放送中のNHK連続テレビ小説の出演者が豆をまく。その際、「福は内、鬼は外」と言わず「福は内」のみを連呼する。成田山には鬼がいないため追い払う必要がないためである。
 皇紀2600年となる1940年(昭和15年)に建造のラジオ塔が、不動尊の正面の駐車場の入口にある自転車置場の横に現存している。
 ナリタブライアンなど、山路秀則の所有馬の冠名「ナリタ」は本寺に由来する。

*Wikipedia より

 基本情報
 不動尊信仰の総付として著名な成田山不動尊(なりたさんふどうそん)は、昭和9年、関西熱誠信徒の懇請により、香里園の眺望よき景勝の一角を聖地として選び建立されました。以来、商都大阪の表鬼門を浄め、仏都京都の裏鬼門を守り、現世祈祷の法域として、開運厄除、諸願成就の根本道場として法灯を伝え守り、今日では、年間200万人を超す参詣者をお迎えしています。中でも、お車交通安全祈願に関しては、日本ではじめて人(ドライバー)と車両とを一緒にご祈祷した寺院として知られ、本堂とは別に一度に100台の自動車をご祈念できる交通安全祈願専用の祈祷殿があり、年間20万台のご祈祷車が訪れる交通安全祈願の根本道場として威容を誇っています。

*https://osaka-info.jp/spot/naritasanfudoson/ より

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