「忍野八海」
忍野八海(おしのはっかい)は、山梨県南都留郡忍野村にある8か所の湧泉群。富士山の伏流水及び杓子山から石割山にかけての山麓からの伏流水を水源とし、新富士火山の透水層の地下水及び古富士山の不透水層部より下方の透水層のうち水圧の高い地下水が湧きだしたものとされている。忍野八海からの湧水は新名庄川に流れて、山中湖を水源とする桂川へと合流する。
国指定の天然記念物、名水百選、県の新富嶽百景にも選定されている。2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録された。
*Wikipedia より
忍野八海の湧水は富士山麓に降った雪や雨が富士山内で伏流し、やがて清冽な水となって湧き出た八つの湧水池であり、古くより国の天然記念物に指定されている。忍野八海にちなんで、毎年8月8日に忍野八海祭りが開催されている。
水質・水量
忍野八海の湧水は富士山の地下水が比較的水を通しにくい溶岩と溶岩の間を何十年もの歳月をかけ伏流し湧き出ているため、水質はすばらしい。
由来・歴史
忍野八海の湧水は、富士山に降った雪や雨が富士山内で数十年も伏流し、やがて清冽な水となって湧き出たもので、富士の御手洗ともよばれている。富士講の開祖長谷川角行の富士八湖修業になぞらえ、八海巡拝が大正末期まで盛んに行われていた。市川大門の大我講開祖友右衛門は、江戸末期にすたれゆく信仰をなげき、八海に八大竜王を祭り、それぞれの八つの湖に竜王名と歌を刻んだ銘石碑を建立、その再興を図ったと伝えられている。
水質保全活動
地元住民やボランティア団体等による定期的な清掃活動や、忍野村教育委員会による保全活動を積極的に行っている。
おすすめの時期-通年
周辺の自然環境-忍野八海は霊峰富士の四季折々を見事に映し込む美しい泉と清流。周辺には昔懐かしい農村風景や清流が流れており、春には忍草浅間神社前のお宮橋は、満開のソメイヨシノを前景に白雪残る美しい富士を望むことができる。
利用状況-忍野八海の中の湧池から出る水流を利用して、水車小屋の水車が回っている。
イベント情報-忍野八海にちなんで、毎年8月8日に忍野八海祭りが開催される。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=39 より
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国の天然記念物であり、環境庁(現・環境省)選定の全国名水百選にも認定されている、 忍野八海と同じ水源が源水。富士山に降った雪や雨が山肌にしみ込み、数十年の月日を かけて富士胎内のさまざまな地層を通るうちに美しく磨き上げられた、富士山の伏流水です。
特に世界遺産の一部にもなった忍野八海を含む富士山北麓の湧水は、貴重な天然バナジウムを はじめとしたミネラル分が、バランス良く含まれていることで知られています。
現在、忍野村では、水質や水量を守るために新たなミネラルウォーターの製造工場は認められていません。
バナジウムを含む忍野の湧水は希少性の高いミネラルウォーターに なりました。
また放射能物質に対する検査も定期的に実施。安全・安心に自信を持って 美味しい水をお届けしてます。
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