「岩国 こんにゃく」
こんにゃく芋が大変身
こんにゃくは、こんにゃく芋を原料として作られる加工品の一つです。こんにゃく芋の栽培が始まった正確な時期は不明ですが、江戸時代後期には錦町で栽培されていたことが記録に残っています。しかし、錦町の各村でこんにゃく芋の栽培が盛んになったのは明治時代です。
傾斜地が多く、水はけの良い土地と気候が栽培に適していたため、優良品種を導入し、大量に植え込んでいきました。それから次第に加工品としてこんにゃく製造が始まり、広がっていきます。
初めは、そば殻から灰汁をとり、それでこんにゃくを固めていました。しかし、大量の生産にはそば殻では間に合わず、試行錯誤の末、炭酸ナトリウムを使う現在の製法にたどり着きました。
おばあちゃんの味
こんにゃくは、家庭でも作られるようになりました。こんにゃくの97%は水分だといわれるほど、多くの水を使って作られます。そのため、錦川の清らかな水で作られたこんにゃくは、美味しいと評価されています。
こんにゃくは、マンナン(※1)が豊富で、包丁に吸い付いて、切りにくいくらいの粘り気が特徴です。
刺身で食べてよし、煮しめてもよし。てんぷらなんて変わった食べ方もオススメです。
※1 こんにゃく芋に多く含まれる多糖類。こんにゃくの粘り気の素となる。
*https://iwakunimade.jp/konnyaku/ より
【生産地】岩国市
【特徴】「こんにゃく」は、蒟蒻芋(こんにゃくいも)を原料として作られる加工品の一つ。
【食味】錦川の清らかな水で作られている。包丁に吸い付いて、切りにくいくらいの粘り気が特徴。
【料理】刺身、煮しめ、田楽、おでん、天ぷら等
【来歴】蒟蒻芋の栽培が始まった正確な時期は不明だが、江戸時代後期には錦町(にしきまち)で栽培されていたことが記録に残っている。だが、錦町の各村で蒟蒻芋の栽培が盛んになったのは明治時代になってからである。同地は、傾斜地が多く、水はけの良い土地と気候が栽培に適していたため、優良品種を導入し、大量に植え込んでいった。
その後、次第に加工品としての「こんにゃく」製造が始まり、広がっていく。初めは、そば殻から灰汁(あく)をとって、こんにゃくを固めていたが、大量の生産には間に合わず、試行錯誤の末、炭酸ナトリウムを使う現在の製法にたどり着いた。
【時期】通年
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D35-%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C/#i-14 より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます