2013.12.11. 12:09 羽曳野市軽里 芦ヶ池
羽曳野市軽里、峰塚古墳近くの芦ヶ池では、1年を通して水鳥が見られます。そして寒くなるに従い、その数が増えてきました。
どなたか餌を与えておられるのでしょうか、馴れていて池の周りを歩いていると飛んできます!
よく見るといろんな水鳥が来ているようですね。
そういえば、この池から伝日本武尊の白鳥陵がよく見えます。
記紀によれば、「日本武尊は遠征の帰り道、伊勢の能褒野(のぼの)で亡くなり白鳥となって大和琴弾原(ことひきはら)を経由して古市に飛来し、また埴生野の空を向かって羽を曳くように飛び去った」ということでありました。
伝応神天皇陵や津堂城山古墳においては、水鳥の形象埴輪も出土しておりますので、当時の大王家(後の天皇家)と水鳥は深いつながりがあったのではないでしょうか。
きっと古市古墳群が築造された5~6世紀にも、たくさんの水鳥が飛来したことでしょう。
( 2013.12.14. アブラコウモリH )
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