2024年12月2日 13:06 河内長野市神ガ丘 薬樹山 延命寺
延命寺は真言宗 御室派の寺院。平安時代の弘仁年間(810~824)弘法大師が石仏を刻んで本尊としたのが始まりとされています。
江戸前期の寛永16年(1639)に、この地に生まれた浄厳大和尚(じょうごんだいわじょう)が伽羅山延命寺に寺号を改め中興しました。延宝5年(1677)、薬樹山延命寺に寺号を改め、本尊も如意輪観音に改められました。
苔むした緑と白い外壁、色付いたもみじが美しい。
昨年も夏の猛暑の後暑い日が続いたので、平年よりかなり紅葉が遅れました。そして、今年は最も遅い紅葉ではないかと思われます。
南河内の紅葉の名所のひとつ、延命寺は紅葉が早く、きれいなところです。
地蔵寺、天野山金剛寺、延命寺、観心寺、楠妣庵観音寺と順番に紅葉が進みます。
しかし、ことしは9月・10月が暑く、紅葉が軒並み遅れていました。
そこで充分に遅らせておうかがいしましたが、まだ少し早いくらいでした。
おそらく平年より2週間以上も遅れているようです。
黄葉の早い大イチョウの木は落下さかんで、風吹くたびに山のように葉っぱを落としていました。
境内のもみじがまっ赤に色付く頃にはこの木は丸裸になり、黄色いじゅうたんが敷き詰められます。
蓮池まわりの紅葉。午後には逆光になり、晴れている日にはシルエットで紅葉が楽しめます。
大イチョウの木と蓮池まわりの紅葉。
夕照もみじ 府天然記念物
樹齢千年とも云われるこのもみじ、この古木は苔むして倒れそうになりながらも、他のもみじとと同様赤く染まります。
12:00 まだお昼というのに、境内はすでに山影になりました。鐘楼と日が射す色付いたもみじ。
蓮池から奥の奥河内もみじ公園(延命寺地区)に登ります。
かなり急な階段を10分ほど登り詰めると日が射し、映えるもみじ。
ここは大きなもみじたくさんあります。
ここまで登ってこられる方は少ないのですが、ここの紅葉もきれいです。
枝を伸ばしてもみじはこんなに大きくなるのかと驚きます。
そしてまっ赤な紅葉。
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写真撮影:2024年12月2日
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