富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

ふるさとの彼岸花 2024~別井の彼岸花 

2024年10月03日 | 草花

2024年9月28日 6:56 富田林市別井(べっつい)一丁目(北別井) 畑田井路の彼岸花

 

別井四丁目(南別井) 向こうの茂みは河岸段丘の崖の竹藪です。

 

河岸段丘面を畑田井路と寅ケ池が潤します。向こうに見えるは金剛山(右)と大和葛城山。右側の堤防のようなものは寅ケ池の堤。まだ若い花が多いです。

 

 

南西に嶽山が小さく見えます。ここから3.7km。

 

ことしの彼岸花は例年より1週間ほど遅れているようです。夏の猛暑のせいでしょうか?現在もニョキニョキと出てきています。

 

河岸段丘の下の千早川の氾濫原。南別井の墓地の近く。

ここは標高65m。先ほどの河岸段丘面が80m。なんと河岸段丘の崖が15mもあります。

 

お地蔵さまと彼岸花

 

今年の彼岸花は遅れているようです。暑さが続きまだ「彼岸」と思っていないのかもしれませんんね。

 

ことしも豊作のようです。

 

南別井の町中に禅宗の黄檗宗 慈眼寺(じげんじ)

現在は無住ですが、楠木正成直筆と伝えられる兵法書「軍壇目鏡(ぐんだんめがね)」を所持されていました。ほか、お宝として...

 

でっかい楠木 大楠公さんにちなむものかな?

富田林市保存樹第12号 クスノキ  幹周 3.4m  高さ 12.0m 

 

でっかいお地蔵さん

 

「別井」の名前の由来となった井戸。今も水を湛えています。

弘仁年中(810~823年)弘法大師が掘ったと称する古井。

 

凝灰岩の層塔

形状からしておそらく鎌倉末期のものではないかと思われます。

楠公さんの故郷周辺にたくさんありますね。鴨習太神社や不本見神社、中佐備墓地、寛弘寺神山墓地など。


河南町神山(こやま) 鴨習太神社の凝灰岩層塔

 

河南町寛弘寺 寛弘寺神山墓地の凝灰岩層塔

 


山門の入口に楠公さんの菊水(男紋)。

 

山門の出口に楠公さんの菊水(女紋)。川の流れが逆になっています。

 

隣りの別井神社跡は明治40年(1907)の神社合祀令で千早赤阪村の建水分(たけみくまり)神社に合祀され(北・南別井の地車が建水分神社に宮入りするのはこのため)、今は南別井の集会所と地車庫になっていますが、慈眼寺は今も健在、地域の「お宝」大切に。

 

関連記事:


別井・南大伴地区散策 2015.11.3


ふるさとの彼岸花 2023~別井の彼岸花 2023.10.4 撮影:9月21日

ふるさとの彼岸花 2021~別井の彼岸花 2021.10.1 撮影:9月21日

ふるさとの彼岸花 2019~白木・別井の田んぼ 2019.10.4.撮影:9月27日

写真撮影:2024年9月28日

 2024年10月3日 アブラコウモリH

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« くすのきまち歩き2024年度第... | トップ | 今年の彼岸花は猛暑で一週間... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

草花」カテゴリの最新記事