~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

第二次反省会

2006年07月10日 09時49分45秒 | ピアノ
昨日のソロは、すでに福岡で通過済ということもあり、
弾きなれた場所ということもあり、
福岡でのコメントに「もう少し強弱の幅を」とあったこともあり、
思い切ってやりたい放題に弾いてみました。
すると・・・・きました、きました・・ずばりのコメント(爆)。
いちおうことわっておきますが、点数自体は福岡よりずっとずっと良かったのです。

福岡では時間が相当制限されていて曲そのものは5分ちょっとしか弾けなかったのですが、
昨日は7分たっぷりかかる曲を最後まで(実はまだ弾けてないところまで・・爆)弾かされたので、コメントを書くにも余裕があったのか、
それはもうびっしり書いていただきました。
審査員は同じく5人。


ほめていただいたところは省略して・・

<フレーズについて>
○ ・・ところによっては、なめらかな大きなフレーズをもって音楽を表現する場所があると、より立体感がでるでしょう。
○ ・・途中やや乱暴に聴こえてしまったのですが、一度、スローテンポでフレーズを大事に弾く練習をしてみたらいかがですか。
○ ・・フレーズの終わりが時々切れたように聴こえましたので、最後までていねいに。

<音色ならびにそれにともなうテクニックについて>
○ ・・よく伝えたい主張の時、音の硬さを感じてしまい、その後の弱い流れにより、音色の変化(やわらかさ)を表現できましたら、流れの濃淡が一層鮮明に伝わってくると思いました。
○ 常に上から弾くのではなく下からのタッチも使ってみてください。
○ 音の出し方、fの時、体全体を使って深い音になるように。そばではたいている感じ。・・・体をもう少し起こして弾くときがあってもいいと思います。

<ハーモニーの作りかた、シューマンの音楽について>
○ もう少し、複旋律に気を配って、特に左手に気をつけてください。
○ 和音のバランスもよく自分で聴いてみてください。
○ 難しい曲ですから歌をみつけて思い切り歌わないとシューマンは人前で弾くの大変ですね。テクニックと歌の整理と思います。

<とどめとして・・>
ガムシャラに弾くことも集中力につながりますが、まず音楽としての美しさあった上での事です


本来の自分を取り戻したような気がいたしました。