~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ほんとに無料サイト?

2006年07月28日 21時41分53秒 | ピアノ
これまでも時々遊びにいっていた、海外在住の方のブログ(一つ前の記事にコメント書いてくださった方のものです)をたまたまのぞいたら、大変なことになっていた(笑)。

公開講座や公開レッスンの記事がドドっと書かれていたのだった。
しかもクリスチャン・ツィメルマンや、国際的に有名な指導者による貴重なもの。
ど、どうしよう・・・
どのみち今日は子供がピアノ弾かせてくれそうにないし・・・
と楽譜まで詳細にUPされている日記をむさぼり読んだ。

すごい・・・
ツィメルマンの公開レッスンは「バラ4」と「幻ポロ」。
あのツィメルマンが、椅子の高さのキメ方とかを懇切丁寧に指導しておられる。
しかも、床にすわりこんで「鍵盤をつかむとはこういうことです」と鍵盤ぶら下がり(?)実演までされている。
うお~~~~~こんなん、ただで読んじゃっていいんですか?(嬉泣)

別の公開レッスンには、私もいまやっている(曲は違うけど)シューマンが含まれていて、
曲自体は私もよ~く聴き込んでいるものなので、指摘されている点はすぐにわかる。
わかります、わかります・・繋留音の弾きかた、ハーモニーの複雑さ、音跳びのむちゃくちゃさ、そしてオクターブの弾き方、肩の力の抜き方、などなど。
わあ~~~~~ほんとにただで読んじゃっていいんですか?(感涙)

それにしても、すごいたとえされる先生っていらっしゃるもんですね!
「空手チョップ」に「わさび」に「トロ~」ですか。
国は違っても、やはり指導には言語表現の豊かさやさまざまな動作が必須なんだなあ、とあらためて感じた。

今日はほとんど練習できなかったけれど、
実に楽しく有意義な時間が過ごせた。
行き詰っていたところに関してのアイディアも湧いてきたし。
Pさん、ありがとうございました

今日も本の話

2006年07月28日 01時18分10秒 | 交響曲・管弦楽曲等
楽器店に売っていた本、
「知ってるようで知らない 指揮者おもしろ雑学事典」を買ってぱらぱらと読んでみた。

若手指揮者の下野竜也氏のインタビュー記事がおもしろかったので、ちょっと抜き書きを。

大フィルの朝比奈氏にレッスンをしていただいた時の話。
下野氏がモーツァルトの「交響曲40番」他を2台のピアノを相手に指揮をし、
朝比奈氏がそれについていろいろ言われたとのこと。

<・・・・面白かったのは、とにかく「振りすぎだ、振りすぎだ」って言われたこと。「左手いらないからポケットに突っ込んどけ」と言われて、右手だけで振ると、また「振りすぎだ!」。
そう言われて、暴れるような動作が少なくなってくると耳がどんどん開いてくるから、ピアノの演奏が聴こえてくるんです。それをおっしゃりたかったんじゃないかな、と思うんです。
オーケストラが聴こえてないと指揮は出来ないんだ、風景が見えないと運転出来ないのと同じことなんだと。>


コンサートについての聴衆の評価について。
<・・・僕の経験で言うと、わりと冷静に大脳が動いて指揮しているとき、本能の方が勝ちそうになってくることがあるんです。「暴れろよ、おまえ」みたいに。
でも「暴れないで、このままいくぞ」っていったときのほうが、お客さんが喜んでくれることが多いかなあ。
逆に、感覚的にワーッてやって、「いい汗かきました」みたいなときに限って、意外にシーンとしてたりして(笑)、わかんないですよ。
音を出している人たち、演奏家が「ウオーッ!」ってなるのはいいと思うんですが、リヒャルト・シュトラウスが言ったように、指揮者は「お前が汗をかくな」って感じですかね。そこの兼ね合いというのはまだ分かんないです、正直いって。
知と情のバランスを演奏会で作っていくのは非常に難しいですね。
練習というのは、わりと知の部分が多いと思いますけど、逆もあるかもしれない。すごく情熱的な練習をして、本番はクールにやって、すごい演奏になったりする人もいるでしょうし・・・。つまり、練習で焚きつきけておいて、旅に出るときの船長さんみたいに本番は冷静に見守ってるみたいな感じのほうがいいんじゃないですかね、最終責任は俺がとるみたいなボスのほうが。・・・・。>


「感覚的にワーッとやって、『いい汗かきました』」
↑どっきりしますねえ、これ(爆)。
ほんとに本番での知と情のバランスは難しいです・・・・