アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「上げる」だとばかり思っていました…

2014年12月13日 | Weblog
昨日の新聞記事…
 「…全国学力・学習状況調査結果を全○○○市町教委が公表し、各学校も99%が公表したというのに、各学校の教育が果たして効果を挙げているか、挙げられなかったなら何が問題か、どう改善すべきかなど…」
 この記事の、「効果を挙げているか、挙げられなかったなら」の漢字表記に釈然としないモノを感じました。「効果を挙げる」ではなく、「効果を上げる」ではないのか?だけど、新聞がそんな簡単な漢字を間違えるだろうか?

 手元にある「ものの本」はほとんどが、「効果を上げる」。だよねー…と、思いましたが、新聞が間違うかなあ?で、ほとんどがと書きましたが、実は、「効果を挙げる」も「あるよ」としている用語ハンドブックもあったのです!
 「『効果・成果が上がる(アップする)』と、『効果・成果・好成績を挙げる(残す)』で使い分ける」…なるほど!この説でいくと、学校の教育の効果は、「挙げる」を使うのが正しいことになります。

 いくつになっても分からないことが次々と…。