アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

給食に「ふりかけ」持参…学校にふりかけを?

2014年12月20日 | Weblog
 これだから世の中はおもしろい。
 学校の遠足は、「おやつ代」が決められていることが多い。その際、質問が出る。
 「先生!ジュースは、おやつ代に含まれるんですか?」
 「はい、ジュースは、おやつに含まれます」
 「では先生!水筒にジュースを入れた場合、それもおやつ代となるんですか?」
 「そ、そ、それはぁ・・・水筒には、む、麦茶を入れたらぁ?」
 「それでは先生、お店で買った麦茶を水筒に入れたら、おやつ代にはならないのですね?と、いうことは、ジュースも同じですね!」
 「・・・・・」…先生、タジタジ。

 大阪市の場合、学校給食の米飯を食べるために、「ふりかけ持参」の子が少なからずいるらしい。学校側としては、「米飯食べ残し解消」の見地からか、「ふりかけ黙認」の立場だったらしい。…この話も、すこぶるおもしろいですよ!カバンの中身が、「教科書、ノート、筆箱and ふりかけ!」おもしろい!さすが大阪市。

 市教委はさすがに、「ふりかけ反対」。なぜなら、「給食の塩分量は国の基準にのっとっているとして、ふりかけは塩分過多になるため好ましくない」から。これもおもしろいです。大阪、好きですねえ!子どもの給食に、塩分過多もへったくれもあったもんじゃない。なんでそこに、「国の基準」なんだ?

 で、橋本徹大阪市長は、「ふりかけぐらい学校現場に委ねられなければ中央集権そのものだ」と。さらに、「多様性のある教育という観点から(市教委の一律対応の姿勢を問題視し)各学校が権限と責任を持つことを大原則にしなければならない」と。
 やれやれ、ふりかけが騒動になっている。

 私の意見は、「ふりかけ反対」です。理由は、塩分など関係ない。「学校に不要なモノを持ってこない」という校則に違反するからです。なぬぅ?ふりかけは不要なモノじゃないって?十分「不要なもの」です!ふりかけが許されるなら、アメ、ガム、チョコレート、グミ、プリン、白い恋人、面白い恋人…御飯にかけられるものなら何でも許される!