アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

マスク入手はスプリント勝負

2020年03月13日 | Weblog
  我が家のマスク事情が危うくなってまいりまして。カミサンが少ない人脈に聞き込みを続けて、「火・木・土曜日にツルハ(ドラッグストアのチェーン店)にマスクが入荷する」という情報を入手。
 さて、火曜日。ツルハの開店は午前9時。カミサンは、8時20分にツルハの駐車場に到着。車は一台もなかった。つまり、一番乗り。2台目の車と3台目の車は、同じ会社の社員で、それぞれ社長命令でマスク購入に。カミサンとしては、「自分が一番乗りだということを、アピールしなければならない」と考え、車を降りて、2人の雑談に加わった。その後、話題もないので再び車内で待機。10台ほどの車が並んだところで、車内待機の人たちが車から降り出した。
 カミサンは考えた、「ここだっ!ここで後れをとったら、開店40分前に来た甲斐がない」。カミサンは店舗入り口へ向かって走った。人生で最も速く走ったぁらしい。5~6人の集団がトップグループを形成していたが、カミサンが抜け出した!みごと、トップでまだ開いていない店舗入り口に。凄い根性です。アンテークマンは走らなかったのかって?その時私は、JRで移動中、スプリント勝負の様子は、カミサンから聴取したものです。
 開店5分前、店員さんが本日販売分のマスクについて説明。
 「本日は、30枚入りマスク3箱、7枚入りマスク10袋の入荷です。お一人様1点限りとさせていただきます。まもなく開店しますが、お走りになりませんようお願いいたします。先日、お走りになったお客様が、滑って後頭部を強打しバカになってしまいましたから(←先日以下は、私の創作です)」
 つまり、マスクを手に出来るのは13人。14番目以降の人は、肩を落として帰っていきました。

 というわけで、苦労の末マスクを入手することが出来ました。自分は何もしていないだろうって?こ、心の中で応援していました。

 その夜、息子たちから、「マスクある?無ければ送るよ」と、立て続けに電話が。カミサンがスプリント勝負を制して30枚入手したくだりを説明。息子達、大爆笑。
 翌日は、二男のお嫁さんの実家から、50枚入りのマスク1箱と、手指消毒用のアルコールが送られてきました。心遣いが嬉しい。我が家のマスク事情、急激に豊になっています。