アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

年中マスク法案

2016年01月24日 | Weblog
 一年中マスク着用の子(小学5年生の女子)がいる。理由は感染防止のため。本人が特定されてしまいますからスポーツの競技名は出せませんが、某競技の「ナショナルチームの一員」なのです。その競技で同年代の日本一になったことが何度もある子。しかし、人柄が良いというかぁ生意気でない。神様は不公平…その子は、競技で日本一のほか、頭がすこぶる良い。スタイルが良くて、顔がいい…もう、太刀打ちできません。それなのに…私を見つけると、「払い腰やって!」「大腰やって!」とせがんでくる。どーゆーことかって?「払い腰で投げ飛ばしてちょーだい!」「大腰で投げ飛ばしてちょーだい!」というわけ。投げられる瞬間の天地が逆になる恐怖が楽しいんだと!その感覚が、競技に役立っている…はずないかぁ?

 せがまれて、私はどうするかって?もちろん、「おう!投げてやるぞ!泣くなよ!」と言って、何度も投げてあげます。彼女は大喜びでまた列の後ろに並びます。つまり、私に投げられる体験をしたい子たちが列を作っているのです。そんなことをして、一年中マスクをしてまで感染を防いでいる日本の宝のような子に怪我でもさせたらどうするんだって?
 「ナショナルチームの選手に怪我をさせたら大変だよぉ?」
 「怪我をしたら、私の責任だから安心して下さい!」
 毎度こんな会話が行われております。子どもとはいえ、日本のナショナルチーム…凄いと思う。胆が座っている。

 感染といえば、安美錦がインフルエンザで2日間休場。大相撲の力士が、インフルエンザ…どーもしゅっくりこない。誰ならしゅっくり来るかって?ス、ス、スマップがインフルって事なら「それもありかねえ」と、納得するのですがね。笑うところではないが笑えたのは、安美錦が、「気付かずに出場し悪かった」と頭を下げたところ。つまり、力士たちに感染させたかな…ってこと。インフル流行時期は、力士はマスク着用で土俵に上がらなければなりません。
 今日は千秋楽。琴奨菊…何とか優勝してもらいたいが…日本中が密かに応援しているんじゃないかなあ。

 日本のマスク生産量(輸入を含む)は、年間約40億枚。夏には、消費者物価指数の算出品目にも加わるという。
 感染予防、花粉症予防はもちろん、かの国から飛んで来る微小粒子状物質(PM2.5)対策にもなる。こうなったら、「国民総マスク法」を成立させた方がいいんじゃないか?ナショナルチームが年中マスク着用なんですから、庶民だって年中マスクの気分を味わいたい。
 私はもっぱら、「暖房」のためにマスクを着用していますがね。マスクをすると、顔が温かいんですよ。