アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ギョギョッ 屋上の水溜まりに魚が発生

2019年03月23日 | Weblog
 送別会シーズン。昨夜は、支局長さんの送別会に行ってきました。どこの支局長かって?政府の出先機関の支局長。キャリア組じゃないので、支局を2箇所回って定年退職というコース。
 この支局長、職員を、「オマエラなあ!・・・・・!」という乱暴な言葉遣いをされる。ところが、職員に人気がある。理由は、「おもしろいから」。
 さてさて、宴もたけなわで、支局長さんが私どものテーブルへやってきて、2年間の勤務での思い出話を始めた。

 第1話 小鳥が何しに支局へ?
 支局長:名前は分からないんだけど、支局の窓に小鳥がぶつかってきて激突死さ!あれ、どうゆうことだんたのかなあ?
 山下職員:トンビに追われていたんじゃないですかねえ。
 支局長:死骸を片付けたのは、オレだったんだぞ。
 アンティークマン:食べちゃったんじゃないんですか?

 第2話 カラス心中
 支局長:煙突の中でカラスが死んでいてね。それも、オレが片付けた。それでね、1羽引っぱり出したら、もう1羽の死骸が落ちてきたんだ。
 久保職員:あれは、不思議でしたねえ!
 支局長:どうして2羽のカラスが煙突の中で死んでたんだ?
 一同:・・・・・
 支局長:オレは、心中だと思う。
 アンティークマン:煙突に落ちた友だちを助けようとして、出られなくなったんじゃないか。これ、美談のネタになるなあ。
 一同:フムフム。
 支局長:情死じゃなかったのかぁ?!

 第3話 屋上の水溜まりに魚が発生
 支局長:支局ビルの屋上に水が溜まってね。水深50cm程の「25mプール」ができあがってね。誰も、水抜きに昇らないから、アレもオレが水抜きしたんだ。脚立を使って、壁にある垂直のハシゴに移って屋上へ上がったんだ。係長も一緒だったけどね。
 高嶋事務員:あのハシゴって、どうして建物の上半分なんでしょう?
 支局長:下からハシゴがあれば、誰でも昇ってしまうべ。まあ、泥棒よけみたいなもの。膝上までの水をジャブジャブ漕いで「水抜き」まで行って、詰まったモノを取り除いたら、「チューッ」と、音がして水が渦を巻いて流れたよ。驚いたことには、屋上のプールのようになった水溜まりに、「魚」が泳いでいたんだよ!
 一同:ええーっ!(支局のビルは、街の中、魚が屋上で繁殖するとは思えないのだが…) 
 アンテークマン:その魚って「トビウオ」でしたか?
 支局長:いえ、小さな、普通の魚でした。
 山下職員:鳥?魚卵を食べた鳥が、屋上で…。
 アンティークマン:寿司ネタに「トビッ子(トビウオの卵)」がありますよね。アレを、屋上のプールに撒いた人がいるんじゃないかぁ?イクラを撒いたら、屋上で「鮭」の養殖ができたりなんかして…。

 作り話とは思えません。どうして町中のビルの屋上の水溜まりで、魚が発生したのでしょうか?なお、樹木も生えていて、根を張っていたという。