駆除用に捕獲したザリガニを盗む…!
環境省が、サミットが行われた洞爺湖で、特定外来生物「ウチダザリガニ」の駆除を行った。ウチダザリガニは、北米原産。食用として移入された(1920年から)もので、北海道、福島県、長野県、滋賀県、に帰化・定着している。繁殖力が強く、在来種や生態系を脅かすおそれがあるということで、環境省が駆除に乗り出している。
カニかごによる駆除なのですが、いつも捕獲量の多い水域でも、ほとんど捕獲できないことが相次いでいる。環境省は、「販売目的で、かごから盗まれた可能性がある」としています。
日本のザリガニは、ニホンザリガニとアメリカザリガニだけかと思っていたら、巨大ザリガニのニュースが。1975年に、中央水産試験場の職員が摩周湖で巨大ウチダザリガニを発見したという新聞記事。ウチダザリガニなどという奴がいたとは!あまりに大きいので、自動車のタイヤの上に乗せてみたら(メジャーは持って行かなかったのか?)、ハサミの先と尻尾の先がタイヤの径からはみ出て、地面についてしまったというのです。そのサイズなら、1m以上と言うことになりますかねえ。その後同じ人が、やはり摩周湖で、体長50cmのウチダザリガニを確認しています(友人が捕獲)。
私の子ども時分は、食べ物がなかったので、(また、ひもじかった頃の回顧談かってかぁ?これは、還暦のおじさんだからこそ書けることです)ザリガニを捕ってきて、ストーブの上で焼いて食べたものです。焼けると真っ赤になって…「南部の赤ベコ」の、あの朱に近い明るい赤です。非常に美味しいものでした。殻ごとバリバリ食べましたね。ニホンザリガニだから、せいぜい体調5~6cm程度。肉の部分などありゃしない。今、ザリガニを捕って焼いて食べる子どもって…日本中を探してもせいぜい100人もいないんじゃないかなあ。その前に、ザリガニを探せないね!
捕獲かごからウチダザリガニを盗んでどうする?「販売目的」ということは売れるのか?売れるんですよ。希少価値も加わって、高値で取引されているそう。築地に入るのはほとんどがアメリカザリガニとのこと、ウチダザリガニは貴重なのですねえ。フランス料理の代表的な料理材料で、フランス語では、「エクルビス」といいます。還暦近くなってから、「フランス料理」が、いいなあと思うようになってきました。三国シェフの店へも行きます(四谷と札幌)。私が、高級フレンチはいいなと思う理由は・・・
1 たっぷり時間をかけて食べるという贅沢
2 吟味した食材と、芸術とも言える調理
3 給仕人がホスピタリティに徹し、品がある
但し、「高級」でなければ、上記には該当しませんよ。「フレンチ」を謳っている店でいい加減なのも少なくないですから。はとバスのコースに入っている、高級ホテルのレストランでもかなりいい加減ですから。ワインのコルクを折ってしまって別なコルクをもってきた、とんでもないレストランもありました。
退職してから、昼食は一人寂しくいただいております。豪華なランチなのですが、食事時間は10分程度。夫婦揃っての夕食も、急ぐ必要などないのに、一生懸命食べてしまうのです。人生で、あと何回夕食を食べますかねえ。たまには、ゆったりフレンチをいただくのもいいです。
トリュフを、おろし金のようなものでかけに来てくれるとき、私には少なくかける。公平にお願いしたい。気のせいだあ?ひがみ根性です。フォアグラやキャビアは、正直言ってあえて食べたいものではないです。養殖ですから、すでに三大珍味と言われた時代は過ぎました。キャビアなど、しょっぱいだけ。イクラの方が美味しいですよ。好みですけど。「カラスミ」…結構なお値段です。ソウルへ行くと、「カラスミを買わない奴は人間じゃない」という勢いで売ってます。味は、やはりタラコの方が上です。トリュフは…味ってあるのかないのか?ミーハーだからありがたがるけど。トリュフは養殖不能と言う意味でもありがたい。松の根っこに住みついた菌が繁殖して出来たもので、真っ黒で、グロテスクな形。土中にあるため、豚を使って探す。豚は必ずメス豚に限るそうで…。トリュフの香りは、フェロモンの一種。このフェロモンにメス豚がまいってしまうという…?
ワゴンに、10種ほどのチーズを乗せて、「いかがですか?」と回って来るレストランもある。「ぜ、ぜ、全部!」と言った。黒服の給仕さん、ほほえみをたたえて、全ての種類を少しずつ取り分けてくれた。内心は分からないが、「このおやじ、タダなものだから全部食うという。ほいと(漢字にすると、倍堂、乞児、乞食)だなあ」などという表情をみじんも見せない。プロだなあと感心させられた。還暦パパは、そのような場合、相手の顔の筋肉の動きひとつも見逃さないのです。さげすみ(蔑み)の表情が見えたら、「文句あるのか!」と…まあ、言えませんけど…。デザートのワゴンが来たとき、家内が、「ぜ、ぜ、全部いただきたい!」って言って照れてました。直後、3種類に下方修正しましたが…食べ過ぎだって!
ザリガニは淡水です。海水に住んでいるザリガニの仲間が、ロブスター。フランス語では、オマール。ドイツ語では、フンメル。どちらも、「ハンマー」の意味。ハサミがハンマーのように見えるから。アメリカンロブスターは、大きいものは味が落ちるからなのか安価。体長25cmぐらいのものが人気があります。体長150cmのロブスターが捕獲されたニュースが、写真入りで新聞に出ていましたが、通常は、大きいもので50cmぐらいです。
ニュー・ヘブリデス(現バヌアツ)で食べたロブスターは、胴の身の部分の直径が7cm!それだけで満腹。頭もハサミも取ってありましたが、体長は、40~50cmぐらいでしょうか。おそらく巨大なものは、2mを超えるでしょう。見つけても、捕獲を諦めて逃げます。ロブスターには食べられたくない。
漁師さん以外でこのことを知っているのは、私だけだと思っているのですが。ロブスターのハサミにかかわってです。では三択クイズ、正解はどれ?
1 左右とも使うことがない。餌を採るのは口元の小さな顎脚。
2 左右とも使うが、同じ用途。
3 片方はハンマーの役目、もう片方は鋏の役目と、左右で役目が違う。
正解は、「3」です。下等な生き物だと思っていたロブスター。左右のハサミに分業させている。これは凄いです。人間だって左右同じ用途なのに・・・。
環境省が、サミットが行われた洞爺湖で、特定外来生物「ウチダザリガニ」の駆除を行った。ウチダザリガニは、北米原産。食用として移入された(1920年から)もので、北海道、福島県、長野県、滋賀県、に帰化・定着している。繁殖力が強く、在来種や生態系を脅かすおそれがあるということで、環境省が駆除に乗り出している。
カニかごによる駆除なのですが、いつも捕獲量の多い水域でも、ほとんど捕獲できないことが相次いでいる。環境省は、「販売目的で、かごから盗まれた可能性がある」としています。
日本のザリガニは、ニホンザリガニとアメリカザリガニだけかと思っていたら、巨大ザリガニのニュースが。1975年に、中央水産試験場の職員が摩周湖で巨大ウチダザリガニを発見したという新聞記事。ウチダザリガニなどという奴がいたとは!あまりに大きいので、自動車のタイヤの上に乗せてみたら(メジャーは持って行かなかったのか?)、ハサミの先と尻尾の先がタイヤの径からはみ出て、地面についてしまったというのです。そのサイズなら、1m以上と言うことになりますかねえ。その後同じ人が、やはり摩周湖で、体長50cmのウチダザリガニを確認しています(友人が捕獲)。
私の子ども時分は、食べ物がなかったので、(また、ひもじかった頃の回顧談かってかぁ?これは、還暦のおじさんだからこそ書けることです)ザリガニを捕ってきて、ストーブの上で焼いて食べたものです。焼けると真っ赤になって…「南部の赤ベコ」の、あの朱に近い明るい赤です。非常に美味しいものでした。殻ごとバリバリ食べましたね。ニホンザリガニだから、せいぜい体調5~6cm程度。肉の部分などありゃしない。今、ザリガニを捕って焼いて食べる子どもって…日本中を探してもせいぜい100人もいないんじゃないかなあ。その前に、ザリガニを探せないね!
捕獲かごからウチダザリガニを盗んでどうする?「販売目的」ということは売れるのか?売れるんですよ。希少価値も加わって、高値で取引されているそう。築地に入るのはほとんどがアメリカザリガニとのこと、ウチダザリガニは貴重なのですねえ。フランス料理の代表的な料理材料で、フランス語では、「エクルビス」といいます。還暦近くなってから、「フランス料理」が、いいなあと思うようになってきました。三国シェフの店へも行きます(四谷と札幌)。私が、高級フレンチはいいなと思う理由は・・・
1 たっぷり時間をかけて食べるという贅沢
2 吟味した食材と、芸術とも言える調理
3 給仕人がホスピタリティに徹し、品がある
但し、「高級」でなければ、上記には該当しませんよ。「フレンチ」を謳っている店でいい加減なのも少なくないですから。はとバスのコースに入っている、高級ホテルのレストランでもかなりいい加減ですから。ワインのコルクを折ってしまって別なコルクをもってきた、とんでもないレストランもありました。
退職してから、昼食は一人寂しくいただいております。豪華なランチなのですが、食事時間は10分程度。夫婦揃っての夕食も、急ぐ必要などないのに、一生懸命食べてしまうのです。人生で、あと何回夕食を食べますかねえ。たまには、ゆったりフレンチをいただくのもいいです。
トリュフを、おろし金のようなものでかけに来てくれるとき、私には少なくかける。公平にお願いしたい。気のせいだあ?ひがみ根性です。フォアグラやキャビアは、正直言ってあえて食べたいものではないです。養殖ですから、すでに三大珍味と言われた時代は過ぎました。キャビアなど、しょっぱいだけ。イクラの方が美味しいですよ。好みですけど。「カラスミ」…結構なお値段です。ソウルへ行くと、「カラスミを買わない奴は人間じゃない」という勢いで売ってます。味は、やはりタラコの方が上です。トリュフは…味ってあるのかないのか?ミーハーだからありがたがるけど。トリュフは養殖不能と言う意味でもありがたい。松の根っこに住みついた菌が繁殖して出来たもので、真っ黒で、グロテスクな形。土中にあるため、豚を使って探す。豚は必ずメス豚に限るそうで…。トリュフの香りは、フェロモンの一種。このフェロモンにメス豚がまいってしまうという…?
ワゴンに、10種ほどのチーズを乗せて、「いかがですか?」と回って来るレストランもある。「ぜ、ぜ、全部!」と言った。黒服の給仕さん、ほほえみをたたえて、全ての種類を少しずつ取り分けてくれた。内心は分からないが、「このおやじ、タダなものだから全部食うという。ほいと(漢字にすると、倍堂、乞児、乞食)だなあ」などという表情をみじんも見せない。プロだなあと感心させられた。還暦パパは、そのような場合、相手の顔の筋肉の動きひとつも見逃さないのです。さげすみ(蔑み)の表情が見えたら、「文句あるのか!」と…まあ、言えませんけど…。デザートのワゴンが来たとき、家内が、「ぜ、ぜ、全部いただきたい!」って言って照れてました。直後、3種類に下方修正しましたが…食べ過ぎだって!
ザリガニは淡水です。海水に住んでいるザリガニの仲間が、ロブスター。フランス語では、オマール。ドイツ語では、フンメル。どちらも、「ハンマー」の意味。ハサミがハンマーのように見えるから。アメリカンロブスターは、大きいものは味が落ちるからなのか安価。体長25cmぐらいのものが人気があります。体長150cmのロブスターが捕獲されたニュースが、写真入りで新聞に出ていましたが、通常は、大きいもので50cmぐらいです。
ニュー・ヘブリデス(現バヌアツ)で食べたロブスターは、胴の身の部分の直径が7cm!それだけで満腹。頭もハサミも取ってありましたが、体長は、40~50cmぐらいでしょうか。おそらく巨大なものは、2mを超えるでしょう。見つけても、捕獲を諦めて逃げます。ロブスターには食べられたくない。
漁師さん以外でこのことを知っているのは、私だけだと思っているのですが。ロブスターのハサミにかかわってです。では三択クイズ、正解はどれ?
1 左右とも使うことがない。餌を採るのは口元の小さな顎脚。
2 左右とも使うが、同じ用途。
3 片方はハンマーの役目、もう片方は鋏の役目と、左右で役目が違う。
正解は、「3」です。下等な生き物だと思っていたロブスター。左右のハサミに分業させている。これは凄いです。人間だって左右同じ用途なのに・・・。
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