リサイクル用の廃品…「いい物」を出さねば

　地域子供会で、「古新聞や古雑誌の回収」を行っているところがあるのですが…そのことで保護者から苦情が！
　どんな苦情か？
　「うちの子、回収した古雑誌の中から成人向けの週刊誌を取り出して、家へ持ち帰るのです。古雑誌の回収を子どもにさせるのは、良くないと思います」　
　週刊誌のほか、マンガも持ち帰るのだという。スラムダンクの全巻が古雑誌の回収用に出されたこともあるのだそう。
　保護者の御心配も解るが…それは、家庭で判断解決していただきたいもの。私に相談されてもねー…。

　町内会のリサイクル物品回収は、私もお手伝いするのですが、週刊誌やマンガ本を横に避けておいて家に持ち帰るなんて暇がない。トラックに積むのですが、さながら戦場のような忙しさ。汗だくになります。
　そんな中、「ここの家は、日本酒の飲み過ぎ！」「ここは、安酒飲んでる」「ここは、ワイン専門なんだよねーっ」。リサイクルに出されたビン類を見て、飲酒傾向の評論が為される。お手伝いのおばさま方の会話なのですがね。確かに、出される「モノ」で、その家の暮らしぶりがわかるわけで…。

　「○○さんの家では、成人週刊誌を欠かさず買っている」
　「□□さんの家では、４リットルの焼酎を買っている」
　「だからなんなんだ！？」という内容。しかし、これらを喧伝されてはたまらない。「４リットル」などという渾名（あだな）がついてしまいます。
　これを、ネットで公開したら…そうゆう暇人はいないって？この時代、「ありえないは、ありえない」。
　ネットを介し、「悪ふざけ、愚行の画像を投稿してウケを狙う」バカ者達。自分たちに火の粉が降りかかるならいいのですが、週刊誌購入者、４リットルの焼酎購入者が笑いの種にされるのは良くない。

　リサイクルお手伝いのおばさま連中の会話…悪気がないからいいという話ではない。ネットを使わないというだけで、十分悪意がある。町内会の行事（リサイクル活動）に協力する姿は評価できますがね。
　これからリサイクルに出すモノは、「話題性が低い物」にします。…こんなことに気を遣う時代になるとは。