アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

不気味な放置自転車…どうする?

2013年09月16日 | Weblog
午後8時、ジムから帰ってきたら我が家の前の道路に自転車が倒れてました。
 恐る恐る近づいて、繁みに人が倒れていないかを確かめました。自転車で通りかかって、心臓か、脳の発作で倒れ込んでいるのではないかと思ったからです。
 現場検証の結果、人は倒れていませんでした。つまり、放置自転車?
 さて、善良な小市民としては、この自転車をどうすべきか?

 考えられる善後策その1:110番する・・・110番した場合、「なにい!自転車が放置されているだってぇ!この番号は、110番だぞ!死ぬか生きるかの緊急通報用だ!自転車が放置されているぐらいのことで110番するなっ!このボケ!」と、叱られるんじゃないか?緊急性は、ほぼゼロですからねえ。

 考えられる善後策その2:市役所の「暮らし支援課へ連絡する」・・・午後8時を過ぎていますから、電話しても夜警員の部屋に繋がってダミ声で、「もう誰もいないよ」と、言われるでしょう。

 それで結局どうしたか?放置しておきました。放置自転車を放置するとは我ながら情けないが、下手に自転車を助け起こして指紋が付いたりしては面倒なことになるかも知れませんし。「自転車泥棒の汚名」を着せられるかも知れません。ルックスが、ベテラン自転車泥棒風なもので…。

 で、翌朝になりました。家人が、「自転車、ないわ!」と叫んでおりまして…
 「マ、マ、マジスカ?」確かに自転車は影も形もなくなっておりました。ホットとしました。手を汚すことなく放置自転車を片付けることができましたから。

 そして、見なくても良いものを見てしまいました…。我が家から、10メートルほど先の路上に、昨夜懐中電灯で照らした自転車が放置されておりました。

 状況をまとめると次のようになります。
 犯人Aが(何となく心当たりがあります)、自転車を盗んで乗ってきたのですが、我が家の前でパンク。Aは、自転車を乗り捨てて帰宅した。
 そして、深夜、犯人Bが通りかかって自転車を発見。「こりゃいいや」と、乗って帰ろうとしたが、パンクしていた。それで、10メートルほど走って放置。
 と、まあ、こんな状況だったと思われます。

 夕刻、ミニパトカーで現れた警官が、放置自転車を検証しておりました。近所の住人が通報したらしいです。警察車両のワンボックスカーも来て、放置自転車を撤収。
 なーんだ!警察に通報すればよかったんだぁ…!