アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

容姿を笑うのは卑怯

2016年04月13日 | Weblog
 私は、「自分は温厚である」と、思っているのですが…ルックスのことをあしざまに言われると…少しは気色ばみます。私も修業が足りないケツの青いガキってことでしょうかねぇ。何があったのかって?
 今年度も週に2~3日、小学校へ行って子どもたちをからかっているのですがね。新小1の女児が私を観て、「なにあれ!?黄色いめがねをかけた顔がでかいオジサン…」と。…聞こえているって!腹が立ちましたよ。一瞬、泣かしてやろうかと思いました。だけど、62歳も年下の女児を泣かせても…。おさえておさえて思いとどまりました。容姿を嘲笑するのは卑怯者の所業。子どもだからって許されるものではない。この子に対しては機会をみてきっちりと言ってやります。
 「私のめがねは黄色ではない。18Kの縁なし!顔はでかいが、市会議員の柴○さんよりは小さい(←ローカルだぁ!)!オジサンだぁ?まあ、オバサンじゃないけどね。あなたは、鼻の穴に指を入れたでしょう!鼻毛を抜くと、化膿することがあるから注意してね」このように指導助言してあげるつもりです。

 田舎史上最強の女児も入学してきました。入学式当日からなのだそうですが、落ち着きがないなんてもんじゃない。
 授業が始まってからも、学校中を逃げ回る。私の役目じゃないが、「学校内で行方不明になったり、怪我をされては大変」なので、追跡します。今年度に入って、3日ほど、追跡。本来は学力支援業務なのですが、さながら追跡業務。追跡しているうちに、妙な連帯感が生まれて…女児が、「おじいちゃん、どうして頭が白いの?」と、話しかけてくるように…!
 「おじいちゃんだぁ?オマエのような孫を持った覚えはない!」と、言ったところで通じない。
 頭が白い…これは、白髪のことではなく、「薄毛で白い頭皮が露出している」という意味。彼女が安全に逃げられるように追跡してあげている私に対し、「おじいちゃん」とか、「頭が白い」とか…。全く怖いモノがない。知能ですか?むしろ高いのです。私の診断では、カナー症候群とアスペルガーを足して2で割ったような…。就学時検診では、「知能に問題ない」ということで、通ってきたのかなぁ。

 容姿を嘲笑する…学校の職員室で行われていましたねえ。先生方がそういう体質なら、子どもたちは当然マネしますよ。
 川崎市の中学校で非常勤の教諭として働いていた薄毛の40代の男性(うーん!連帯意識芽生えるなあ!)に対し、同僚の教諭が「ハゲてねぇし」とプリントされたTシャツを贈ったんだとぉ。
 教員の職場でこのようなことが起こっている。冗談じゃないですよ!これは、容姿の嘲笑ですから卑怯この上ない。完全ないじめです!

 男性は、3月末で任用期間が終わり再任されなかった。で、川崎市教委へ訴え出た…
 「在職中に容姿などについてバカにされたり(ハゲてねぇしの)Tシャツを作られて着るように言われた」
 さて、どうしたもんじゃろうのう?「いじめとして認知ウンヌン」という問題じゃないですしねえ。教委としては、いじめ側の教職員たちへの注意しかないかな。
 問題は、「教職員がおもしろがっていじめをする実態がある」ってことですね。「容姿への嘲笑は卑怯」これ、徹底ほしい。特に頭髪に関しては!

 さーて、ミノキシジル入りの育毛剤を買いに行かなくちゃ!最強女児に、「おじいちゃんの頭は黒くなったぞ」と、言える日が来るように…。いつまであの子を追いかけなければならないのかなあ…。

恵まれていることに気づけない…

2016年04月12日 | Weblog
「ジョン万次郎」「エルトゥールル」「30mの箱根駅伝~27歳の給水係~」「杉原千畝」「世界の果ての通学路」「あなたも一人の地球人」「当たり前の日常が貴重」・・・。
 なんだそれらはって?私が作成した人権教室用の教材の一部なんですがね。全て、パワーポイントで作成。おもしろいですよーっ!自分で作成しながら、おもしろくて笑っています。
 パワーポイントですから、画像をふんだんに使っています。著作権法違反」とか「肖像権の侵害」は、ないのかって?あくまで、「個人的な使用の範囲」ですから、罪に問われることはないでしょう。ただ、私の作品が、DVDになって全国的に配布されることになると、問題は出てくるでしょう。その時は、法務省が私を弁護してくれるでしょう…。なにしろ、「人権教室」の教材ですよってにぃ、私利私欲の補角ですから。

 で、その私利私欲じゃなくてぇ、話のマクラは解ったが何を言いたいんだって?
 私の人権教室用自作パワーポイント教材の、「世界の果ての通学路」「あなたも一人の地球人」「当たり前の日常が貴重」のテーマとそっくりなことを主張している人がいることが分かったのです。
 なぬぅ?私がその人の主張をパクッタんじゃないかって?もしそうだとしたら、ここで白日の下に晒すようなことはしませんよ。ご安心を。

 その人ってのは、「今でしょう!」の林修先生なんですがね。林先生は・・・
 「世界中には家が貧しいから勉強したくても働かなくてはならない子たちがたくさんいる。にも関わらず、僕の前にくる生徒は、ちゃんと両親が面倒を見てくれて、学校に行かせてくれるだけではなく、高い授業料まで払ってくれるまで恵まれた環境にいるんです。それなのに、やる気にならないという人は、自分がいかに恵まれているかも分からない人。そんな人は勉強したって意味がない。お辞めなさい」

 私は、小学校、中学校で話をするので、「お辞めなさい」とは言いませんがね。それ以外は、私が説くことと全く同じです。
 だったら凄い人気だろうって?一度でも授業を観た教師はファンになってくれるのですね。授業を観たことがない教員は、政府(法務省)がらみと知ると、「思想、宗教、主義主張」を警戒するのです。私は軍国主義者でもないし、イスラム原理主義でもない。主義は、「晩酌主義」。主張は、「順法精神!日本の心をしっかりもとうよ!」。それなのに…。

 「人権教室をやらせてくださいよ」
 「・・・・・・・・・・・(無視)」
 これだもんねぇ…。私にとって、なんの利害もないんですがね。

空手家ではない神の手の持ち主

2016年04月11日 | Weblog
「ねつぞう」漢字で書けるか?「捏造」と書くのですがね。よく見ると簡単な漢字ですが、「書け」と言われると一瞬つまります。手偏に、日と土…非日常ですから。そうなんです。捏造は、非日常が当たり前。

 アクアウオーキング中に、「日本の捏造者のベスト4」を考えましたので発表します。ずいぶん暇なんだなって?プールの中を歩くだけですから。ただ…ベスト4はおかしいかな。ワースト4のほうが正しいか?どうせ遊び半分なので、ベスト4としておきます。

 捏造第4位・・・ホラッチョさん。えっ?「ホラッチョさんは、捏造というより、詐称でしょ」って?事実でないことを事実のようにこしらえたのですから、捏造でいいと思いますがね。華麗なる学歴が、法螺(ホラ)だった…。そもそも、「法螺」は、「人を楽しませるもの」のはずです。捏造は、「嘘(ウソ)」ですから、「人を騙すもの」です。ですから、ショーンKなる人物の高校時代の渾名が、「ホラッチョ」だったというのは私としては非常に不本意。「ウソッチョ」にしてほしかった。

 捏造第3位・・・全聾の天才作曲家さん。事件発覚からしばらくは大騒ぎしたけど…日本人はすぐに飽きるわけで…名前さえ忘れられてしまう。「佐村河内守」を、「サムラカワチノカミ」と読む人もおりまして…。

 捏造第2位・・・STAP現象さん。真相はどうだったんでしょう?STAP現象さんって、本当に大嘘つきなのか?今になって、「STAP現象はあったんじゃないか」という話も浮上しておりますが…。ただ、200回も成功したというSTAP現象が、捏造の話が出てからは一度も成功していないわけでぇ…本当だと言うのなら成功させてくれよ。

 捏造堂々の第1位・・・・総進不動坂遺跡事件の人(以下:しんちゃん)。しんちゃんは、ローム層から石器を次々に掘り出した。日本列島に「前・中期旧石器」があったことを立証したわけ。なぜかって?だから、古ーい地層であるローム層から石器が見つかったわけですから。小躍りして喜んだのは、「前・中期旧石器」があるのではと唱えていた研究者たち。ガックリ肩を落としたのは、「そのような古い時代の石器は日本にはないだろう」と批判していた研究者たち。

 ところが、「しんちゃんの動きがどーもおかしい?あらかじめ石器を埋めておいて、それを見つけるという自作自演じゃないか?」と、疑う人たちが現れた。毎日新聞北海道支社なのですがね。
 さてさて、北海道空知管内新十津川町の「総進不動坂遺跡」での発掘調査に、しんちゃんを招待した。毎日新聞北海道支社のチームは、発掘の現場に張り込みを行った。そして、しんちゃんが、あらかじめ石器を遺跡に埋めている様子の写真・ビデオ撮影に成功した!そして、しんちゃんの石器発見の殆どが、捏造であったことがバレちゃった。

 日本の前・中期旧石器研究は全て瓦解!日本史の教科書の石器に関する記述も抹消された。罪深いことです。さらに、中国、韓国、北朝鮮は、歴史教科書問題で日本を責めている訳ですが、しんちゃんの事件に力を得て、「日本人が歴史を歪曲しているのが証明された」「しんちゃんだけの問題ではなく、日本人の歴史認識そのものに原因がある」と…ホント腹が立ちます。

 「発掘ってものは掘るのであって、埋めるものではない(←これウマイでしょう!)」
 以上、アンティークマンの「捏造ベスト4」でした。

饂飩…ヨメマスカ?

2016年04月10日 | Weblog
 小学校の英語の授業で、ALTが黒板に、「饂飩」と書いて、「ヨメマスカァ?」と。「ヨメマスカァ?」の前に、よくもまあ「饂飩」という漢字を練習したものです。「うどん」を読める人は多いでしょうが、漢字を書けるかなあ?日本人の大人でも、8割は書けないんじゃないか。かく言う私も、食偏はよしとして、旁のほうは「口の中に人」は書きませんねえ。「日」にしてしまいます。ALTは、どんな参考書で漢字の練習をしているのかなあ?大正時代発行じゃないのかぁ?

 ついつい、「YOUはどんな本で漢字の練習してるの?饂飩なんて古いんだよ。そんな漢字を書く日本人はいないって!」と、口が滑ってしまいました。ALTの目に、落胆の色が…。そして、復讐に燃えるような目に変わった。嫌ーな予感が!
 予感は的中しました。翌日…私をやっつけようということか、ALTが難読漢字を書いてきて、私に、「ヨメマスカァ?(ウヒヒ)」。

 難読漢字…鰊(にしん)、桜桃(サクランボ)、鰈(かれい)、烏賊(イカ)、海月(くらげ)、雲丹(うに)、蒲鉾(かまぼこ)、檸檬(レモン)、天麩羅(てんぷら)…この程度ならなんなく読めました。ただ、日本に来てちょうど1年の米国人が、手書きで「檸檬」とかを書くところが凄い。呆れるほどの勉強家。

 1週間ほど後、また紙切れを持って、「ヨメマスカァ?(ウッヒッヒ)」。
 ワンランク上がっておりまして、牛蒡、浅蜊、鮟鱇など・・・解説してやりましたよ!
 牛蒡(ごぼう)…ごぼうと「牛」にどんな関係があるか分かる?牛は、大きな草木のこと。ゴボウの葉は大きいですよぉ。
 浅蜊(あさり)…浅い海で漁(あさ)る。「蜊」この字一字でも「あさり」と読むんだよ。日本語って難しいでしょ。  
 鮟鱇(あんこう)…じっとしていてエサが寄って来るのを待つところから、仏教用語の「安居」をあてたんだよ。魚偏に「安」としたわけ。「鱇」は、流れで使ったんじゃないかな。ね。難しいでしょ。

 そして鮟鱇などから1週間経って・・・
 紙切れに、陸蓮根、和蘭芹、鹿尾菜と書いて、「ヨメマスカァ?(ウヒャウヒャ)」。
こんな漢字読めるわけないでしょう!でも悔しいので、苦し紛れに、「陸蓮根→りくれんこん」「和蘭芹→おらんだせり」「鹿尾菜→もみじな」と読みました。全部外れでした。
 陸蓮根は、「オクラ」、または、「おかれんこん」。和蘭芹は、「パセリ」。鹿尾菜は、「ひじき」なのだそう。読めてたまるかっ!一体どこからこのような漢字を引っぱり出してくるんだぁ、この米国人は!

10年間に30人の犠牲者

2016年04月09日 | Weblog
この10年で30人だという。楽しいキャンパスライフが始まるはずが、大学での「イッキ飲み」などの大量飲酒による急性アルコール中毒の死者数です。こうゆう事故って、一度起きたら二度と起きないかと思ったのですが…起こるのです。
 状況は様々なのでしょうけど、「いじめに遭って、自殺する」…これと、同じではないかと思います。「イッキ、イッキ」と、はやし立てた人たち…いじめて快感を得ていますね。事故が起こった時…飲んだ人は、経緯はどうあれ「自分の意思で飲んだ」わけで…。

 私など、晩酌は一人だけなものですから(家内はDDに近いSDなので、すぐに酔うので晩酌の相手にはなりません)、当然手酌。つまり、自分の意思で飲むわけで…。 
 その昔は、手酌は、マナーとしてタブーでした。今でも、宴席で私が手酌で飲んでいると、「失礼失礼といいながら慌てて注ぎに来てくれる人も。そういう人は、「手酒はタブー」の意識が残っている人ですね。化石にしてしまいたい意識です。
 40年前なら、「オレの酒が飲めねえのか!さっ!飲め!」としつこく食い下がる人もおりました。あきらかにいじめでしたね。仕方なく飲みましたが、急性アルコール中毒にならずに済んでホントよかったです。

 コップにビールが残っているうちに注ごうとすると、気分を害する人もおります。飲み干してから注いでほしいらしい。そんなこと、どうでいいだろうと思うのですが、まあ、本人が気分よく飲めるようにしてあげるのも周囲の配慮。宴席もなかなか難しいものです。

 それから、瓶に直接口をつけるラッパ飲み。これは、下品の極みでした。今は、マラソンや駅伝の給水、サッカーの試合中の選手・・・ペットボトルの液体をラッパ飲みする姿はむしろ普通。

 大学生の飲酒事故、「断る勇気を持て」と言うのは簡単ですが、そんな簡単なものではありません。これ以上飲まされたらまずいなあと感じているうち、つまり思考回路が潰されないうちに…「嘘も方便、芸は身を助く」で、酔いつぶれた演技をすると良い。と、いうか、是非演技していただきたい。少々汚いが、「ゲロを吐くような演技」も有効(そのために、あらかじめ、ゲロ用の袋をポケットに入れておくとよい。演劇に小道具はつきもの)。
 
 今春は、急性アルコール中毒の犠牲者が出ないことを祈ります。

パナマ文書に載っている日本在住者

2016年04月08日 | Weblog
「パナマ文書?パナマ運河の間違いじゃないのかぁ?」あちこちで、このような言葉がささやかれたぁ…なんてことはないね。「ワシントン文書」とか「モスクワ文書」という名前であれば、なにやら秘密めいた印象なのですがね。パナマぁ…あの田舎の文書ぉ?どうせたいしたことなさそう…。
 ところが、480万件を超えるEメールや200万件以上のPDFファイルで構成されているという。世界各国の元首級の人物や閣僚たちなど、50か国以上の政界の有力者たちの資産隠しや税金逃れが並んでいるんだと。
現在までのところ明らかになっているのは、税金逃れの21万社以上の存在と、株主やオーナーたちの数万名分の名前…田舎の文書などと言ってゴメンナサイ。

 パナマ文書により、アイスランドの首相は辞任に追い込まれる羽目になりました。 そして、日本にもパナマ文書に名前が載っている人がいた。その人の名は、還暦の歌手、アグネス・チャン。日本ユニセフ協会の大使でもあるアグネス・チャン。マサカ脱税?マサカ資産隠し?

 ところが…アグネス・チャンさんご本人は、「安心して下さい。同姓同名の人です。私じゃない。私以外私じゃないの(注:本人談に多少脚色しています。しかし、安心して下さい。言っている内容は正しいです)」。

 つまり、「♪丘の上ひなげしの花…」の、アグネス・チャンとは別のアグネス・チャンが、脱税したり資産を隠したりしているらしい。

 アグネスという名前多いわ!アグネス・ラム、アグネスワールド、アグネスデジタル、アグネスフライト、アグネスタキオン、アグネスゴールド、アグネスウイング、アグネスジェダイ・・・
 えっ?アグネス・ラム以外は、全て競走馬の名前だろうって?そ、そうなんですがね。アグネス・チャンもたーくさんおられるってことで。

入学式たけなわですが…

2016年04月06日 | Weblog
 入学式たけなわですが…国歌斉唱はどうなっていますかねえ。
 国歌については、「肯定と否定」という両極端の意見が今なおあるわけで。ただ、否定の皆さんには申し訳ないが、日本には、「国旗国歌法」があるんです。法律を否定してどーすんの!内心は自由ですし、歌うか歌わないか、はたまた口パクかは…これも自由かな。

 小学校の音楽の教科書に「国歌」が載っているのですが、指導している授業に遭遇しません。たまたまなんでしょうけどね。当然、儀式的な行事で、「国歌斉唱」などできるはずがない。会場内に国歌(CD)が流されて、国歌斉唱が終わり。
 指導されないで何が困るか…。大人になっても、国歌の歌詞も歌詞の意味も分からないということ。もっとも、国歌の歌詞の意味は「よくわからん」でいいのかもしれませんがね。
 諸外国の国歌の歌詞は、「そりゃない」と思うものもあります。「血と肉をもってきずかん」「戦いののろしの旗」「たて、たて」「銃と剣」…歌詞が、血みどろの戦いですよ。それらに比べると、我が国の国歌は、「平和で、国民を讃え、永遠の繁栄を願っている」大変な違いです。

 X新聞社が国歌について調査したら…
 国歌は良い歌・・・・・・・・・・・・85%
 国歌は今のままで良い・・・・・・・・81%(国歌を新しくすることに反対は、79%)
 
 日本人は国歌肯定の人が圧倒的に多いということが分かりました。賛否拮抗かと思っていたものですから、意外でした。X新聞社、どちらかと言えば赤いので、国歌にかかわる調査の数字を控えめに発表するんじゃないかと、心配でした(ゲスの勘ぐり)が、さすが大新聞、そのようなせこいことはしなかったような。

 歌詞の意味は…
「国家が長く栄えるように」との歌・・・・22%
「天皇をたたえる」歌・・・・・・・・・・15%
「天皇と国家、国民をたたえる」歌・・・・ 8%
よくわからないという回答が過半数だったという。歌詞の意味が、どうにでも受け止められる…これは、日本の国歌の強みなのかも知れませんね。

 3月27日に、民進党の結党大会がありました。大会では、国旗は掲揚した。しかし、国歌斉唱がなかったという。
 日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長が、言ってくれました。
 「(結党大会で国歌を斉唱しない)こんな政党が日本の政治を担えるのかと率直に思う。『国旗国歌法』という厳然たる法律があるのだから。民進党、間違っているよ。間違っている」…こういう気骨のある政治家がいるのは国民として嬉しいです。

お金ではなく時間でものを買っている

2016年04月05日 | Weblog
「世界で最も貧しい大統領」だった、ホセ・ムヒカさん(80歳)。ホセ・ムヒカさんのエピソードで私が気に入っているのは…
 (およそ1年前までウルグアイの大統領でした)給与の大部分を財団に寄付し、月1000ドルほどで暮らしていたのだそうで。愛車は、1987年製フォルクスワーゲン・タイプ1(価値は、約32万円)。それを、アラブの富豪が、約1億1600万円で買い取りたいと申し出た。私なら、「大喜びで売った」かも知れませんが…。ホセ・ムヒカさんは、「友人たちからもらったものだから、売れば友人たちを傷つけることになる」と、申し出を断った。大金よりも、友の心が大切な人…いい人ですよねぇ。

 「世界でいちばん貧しい大統領からきみへ」(くさばよしみ編、汐文社)。15万部突破…ホセ・ムヒカ前大統領から、日本へのメッセージ。子どもというより、大人が読んだ方がいいかと…

 ○ お金を持っていても時間は容赦なく流れていく。物のために生きてはならない。よく考えてほしい。きみが何かを買うとき、お金で買っているんじゃないってことを。そのお金を得るために費やした時間で、買っているんだよ。過ぎた時間とは、きみの人生だ。過ぎ去ったら取り返しができない。だから、大切にしないといけないんだよ、人生という時間を。(このメッセージ、感動的です!)
 ○ 子ども時代はもっとも幸福な時期だ。大人は子どもをせかさないでほしい。子どもは、遊んで幸せにならないといけない。知識、情報を急いで与えないでほしい。子どもはゆっくり育つべきなんだ。(これは、大人向け)
 ○ 貧乏とは無限に多くを必要とし、もっと欲しがること。(と、いうことはぁ、私はやはり貧乏…。「お金持ちになりたい」と、思う人が貧乏人ってことですね)
 ○ 物は私たちを幸せにはしてくれない。幸せにしてくれるのは、生きているもの。「ひま」は無駄じゃない。人が話し合う時間は大切。時間はかかるけどそれが「生きている時間」。(ホセ・ムヒカさんが、どうして、「生きている」に拘るのかですが、反政府ゲリラとして4回も投獄されているのです。6発の銃弾を受けて死にかけたこともあるのだそう。解放されて、2010年に大統領になった…。その経験が、お金を持っていても、時間は容赦なく流れていく。物のために生きてはならない。いちばん大切なものは命。そのことをもっとも言いたいのだと思います)

 こういう本、読んでほしい人って読まないんだよねえ。もっとも読んだところで、生活化できないのでしょうけどね。えっ?私ですか?私は…
 ・・・何かを買うとき、お金で買っているんじゃない。お金を得るために費やした時間で、買っている。過ぎた時間とは、人生。過ぎ去ったら取り返しができない。だから、人生という時間を大切にしなければならない・・・
 このメッセージ、子どもたちに人権の話をするときに使わせていただきます。禅問答みたいで子どもには分かりにくいんじゃないかって?そこを分かりやすく話すのが私の卓越したテクニックです(自分で言うなってかぁ!)。
 あと、「お金が欲しい人、手を挙げて!」と言って、手を挙げた子どもたちに、「きみたちみんな貧乏人!」と言うのもおもしろいけど…これは止めておこう。

日本人は82歳になったかねえ

2016年04月04日 | Weblog
「マッカーサーが、日本人は12歳と言ったの知ってたぁ?」
 質問者である家内は、憤っている様子。70年も経ってから憤ってどーする!そもそも、戦争を始めて、…負けて、12歳と言われた。憤るのはお門違いってもの。

 マッカーサーは、もちろんダグラス・マッカーサー。大東亜戦争後、占領軍の最高司令官として日本に来ていた人。
 日本人に崇められていたマッカーサーが、「日本人は12歳」などと小馬鹿にした言い方をするはずがないだろうって?実際に言いましたねえ。
 マッカーサーは帰米して、米上院公聴会で証言したのですが、そのとき、日本人のことを「like a boy of twelve」と言ったのです。
 これはどういう意味なのか?その前に、占領軍の最高司令官がなぜ日本人に人気があったのかを考察しなければなりません。

 GHQの政策は、日本の将来的な弱体化でした。「二度と、戦争しようなどという気は起こさせない」「ソ連になびかないようにする」。とにかく日本には物資がなかった。
 「give me chocolate」の時代です。チョコレートを持っている占領軍のボスであったマッカーサーの人気はうなぎ昇り。日本人は急速に、「アメリカかぶれ」になっていった。そんなわけで、マッカーサーの帰国後、「マッカーサー神社を建てよう」「マッカーサー記念館を作ろう」「マッカーサーを永久国賓にしよう」という話まで出たのです。「日本人は12歳」と言ったのが伝わって、神社も記念館もちゃらになりましたがね。

 さて、「like a boy of twelve」の真意は?家人が憤っている通り、「差別意識からの証言」なのか?
 ただ、私としましては、「チョコレート撒きの親分」が、ただ単に、「日本人は、12歳のガキ」と、言ったとは思えない。米上院公聴会の公聴記録の抜粋が載っているものから、興味深い部分をとりあげてみると…
 
 「アメリカ人は45歳、ドイツ人も45歳、日本人は12歳の少年」・・・日本人は、成熟した人種ではないと…。
 「日本人は新しい規範とか新しい考え方を受け入れやすかった。日本人は、柔軟で、新しい考え方を受け入れることができるほどに、白紙の状態に近かった」・・・そうゆう意味での12歳なのか?
 「(第二次世界大戦にかかわり)ドイツは確信犯。国益のために戦争を始めた。日本は、まだ国際社会に出て間がなくて、道を踏み外してしまった。でも、私(マッカーサー)が占領統治をして良い国になったのだから、大丈夫だ。日本はまだ12歳の少年で、教育可能で、覚えが早くて優等生だ」・・・なーんだ!やはり、差別意識でしたねえ…。
 戦後70年、日本人は82歳になったかねえ?

前へ進む季節

2016年04月03日 | Weblog
 新入学・入社の季節…。貧乏な人も、お金が余って時々捨てている人も、新調の制服やスーツで新天地へ踏み出す。「前へ!」の季節です。本人もさることながら、保護者をはじめ少しでも関係がある人たちも晴れ晴れしい。

 私が住む田舎町が、偏差値「76」の高校への進学者を輩出しました。凄いですよ!この高校、日本の高校偏差値ランキングで12位です。その子とは、なんの関係もない私ですら、晴れ晴れしい!

 心配なのは、姉は女優志望、妹は歌手志望の姉妹が東京へ行ったこと。なんの関係もない私が、「やめなさい」という話でもないので、黙っているしかありませんでしたがね。姉妹でアパートを借りて、夢の実現を目指すという…悪いけど、無理。挫折して無事帰ってきてくれるといいが…二度と帰ってこられないかも知れませんね。世の中、志望すれば、女優になれたり歌手になれたりするもんじゃない。

 新生活のスタート…我が家の息子(二人のうちの一人)は、奥さんと子ども二人の4人家族。この度の人事異動で、はじめての単身赴任。テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、照明器具…単身赴任も物入りだなあと思っておりました。 ところが、乗用車で引っ越しは完了したという。
 「単身赴任のマンションは、平日の夜に寝るだけ(休日は、家族の元へ帰る)。布団があればOK。あと、ビールを冷やす小さな冷蔵庫は必需品だけどね」
 つまり、布団と小型冷蔵庫を運ぶだけ…それなら乗用車で引っ越しができる。一体、どんな会社に勤務しているんだって?それが…詳しくは言えませんが、会社に住み込んでいるような状態。早朝出勤で帰宅は深夜…会社には寝室がないので、とりあえずマンションを借りる必要があるわけでぇ…。

 新入学・入社の季節…。貧乏な人も、お金が余って時々捨てている人も、ビールがなければ暮らせない人も…この季節、皆さんに、「新しい物語」があります。「みんなぁ!前へ!」
 かく言う私は…前がどっちか分からないんだよねえ。…昨日、プールからあがって、水泳パンツとウオッシュタオルを脱水機に入れたまではよかったのですが…そのまま忘れて帰宅してしまいました…。情けない。今日も行くのですが…捨てられていないだろうねえ私の水泳パンツ…。今年度の目標は…とりあえず、パンツを忘れないようにする…。