「エンジェルトランペット」、見事な花を咲かせます。我が家にもありました。
晩夏に害虫が異常発生したことがあり、通常は虫の害が無い「青じそ」や「パセリ」まで、葉脈だけを残して食い荒らされました。
しかし、エンジェルトランペットは無傷。虫にも、病気にも強い花です。
勝手に生えてきた草花がありまして…ドンドン大きくなって、白い見事な花を咲かせました。花は、エンジェルトランペットにそっくり。幹も葉も、良く似ています。散歩の人も足を止めるほどの花で、自分が植えたわけではなかったのですが、内心自慢しておりました。
花が終わると、実をつけました。実は、「バフンウニ」と形状がそっくり。「チョウセンアサガオ」という名前だという。
宇江佐真理の随筆に次のようにありました(時代小説家ですが、随筆も書く)。
(前略)町内の人が道路沿いにパンジーやベゴニアの植木鉢を並べて通り過ぎる人の目を楽しませているが、その中にチョウセンアサガオがあって驚いたことがある。チョウセンアサガオは、かの華岡清州が日本で初めて麻酔を使った手術を成功させたとき、麻酔薬の元となった植物である。別名を曼荼羅華(まんだらげ)。全草に猛毒がある。(後略)
「ゲェー!こりゃ大変だ」
チョウセンアサガオは、全体が猛毒なのだと!
間違って食べてしまった場合(?)の症状は…
妄幻聴、頭痛、めまい、意識喪失、呼吸停止、興奮、錯乱、炎症、悪夢…苦しんで暴れまわるさまから、「きちがいなすび」とも呼ばれているのだそうで…幼児の、致死量は4~5g。樹液が目に入ると、失明の恐れがある。
エンジェルトランペットは、チョウセンアサガオの一種で、観賞用として広く栽培されるようになったが、毒草として扱われている…。似てるはずです。
さあ、勝手に生えてきた、チョウセンアサガオ。どう処分するか?
切り倒すにしても、触らなければならないし、切ったときに樹液が体にかかったり、目に入ったり・・・。切り倒したとしてもその後の処理をどうする?
宇江佐真理を読まなければ、何事もなく、「笑って、愚痴言って、ホラ吹いて、自分でボケて自分でツッコミを入れて」平和に過ごせていたはずなのに。
「未必の故意」で逮捕されるかも知れない状況になってしまっていたわけで…。
トリカブト、キョウチクトウ、アジサイ、スイセン、スズラン、彼岸花を植えている人も、「未必の故意 予備軍」となります。
私の場合、数十人の幼児を死に至らしめる量の猛毒草を持つオヤジとなってしまっていたわけで。どうも、パトカーが我が家の周囲を警邏し始めたような…。
ちなみにチョウセンアサガオの花言葉は、「偽りの魅力」。言い得て妙です。エンジェルトランペットも同じ。なるほど、「偽りはぁ…毒」納得。
晩夏に害虫が異常発生したことがあり、通常は虫の害が無い「青じそ」や「パセリ」まで、葉脈だけを残して食い荒らされました。
しかし、エンジェルトランペットは無傷。虫にも、病気にも強い花です。
勝手に生えてきた草花がありまして…ドンドン大きくなって、白い見事な花を咲かせました。花は、エンジェルトランペットにそっくり。幹も葉も、良く似ています。散歩の人も足を止めるほどの花で、自分が植えたわけではなかったのですが、内心自慢しておりました。
花が終わると、実をつけました。実は、「バフンウニ」と形状がそっくり。「チョウセンアサガオ」という名前だという。
宇江佐真理の随筆に次のようにありました(時代小説家ですが、随筆も書く)。
(前略)町内の人が道路沿いにパンジーやベゴニアの植木鉢を並べて通り過ぎる人の目を楽しませているが、その中にチョウセンアサガオがあって驚いたことがある。チョウセンアサガオは、かの華岡清州が日本で初めて麻酔を使った手術を成功させたとき、麻酔薬の元となった植物である。別名を曼荼羅華(まんだらげ)。全草に猛毒がある。(後略)
「ゲェー!こりゃ大変だ」
チョウセンアサガオは、全体が猛毒なのだと!
間違って食べてしまった場合(?)の症状は…
妄幻聴、頭痛、めまい、意識喪失、呼吸停止、興奮、錯乱、炎症、悪夢…苦しんで暴れまわるさまから、「きちがいなすび」とも呼ばれているのだそうで…幼児の、致死量は4~5g。樹液が目に入ると、失明の恐れがある。
エンジェルトランペットは、チョウセンアサガオの一種で、観賞用として広く栽培されるようになったが、毒草として扱われている…。似てるはずです。
さあ、勝手に生えてきた、チョウセンアサガオ。どう処分するか?
切り倒すにしても、触らなければならないし、切ったときに樹液が体にかかったり、目に入ったり・・・。切り倒したとしてもその後の処理をどうする?
宇江佐真理を読まなければ、何事もなく、「笑って、愚痴言って、ホラ吹いて、自分でボケて自分でツッコミを入れて」平和に過ごせていたはずなのに。
「未必の故意」で逮捕されるかも知れない状況になってしまっていたわけで…。
トリカブト、キョウチクトウ、アジサイ、スイセン、スズラン、彼岸花を植えている人も、「未必の故意 予備軍」となります。
私の場合、数十人の幼児を死に至らしめる量の猛毒草を持つオヤジとなってしまっていたわけで。どうも、パトカーが我が家の周囲を警邏し始めたような…。
ちなみにチョウセンアサガオの花言葉は、「偽りの魅力」。言い得て妙です。エンジェルトランペットも同じ。なるほど、「偽りはぁ…毒」納得。