徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

カウンターの世界

2007-02-19 06:10:09 | 本・映画・音楽
先日ある小冊子を読んだ。
内容は色々な新刊本の紹介。
その中で伊藤洋一著の「カウンターから日本が見える」
と言う本が紹介されていた。
本の中ではこのカウンターで食事等をする文化は、
日本独自のものだと述べられているらしい。
お客様に見られながら、会話しながら料理をするのは日本だけということ。
理由として、
1.新鮮な食材があり、保存の制約がない。
2.階級制度がなく、隣席に誰が座っても問題が生じない。
3.食べ物や料理方法に宗教等の制約がない。
4.職人を尊ぶ伝統がある。
5.安全な社会のため、目の前に包丁があっても危険性が少ない。
ということらしい。
ただ、カウンターではないかもしれないけれど、
屋台はこれに近いものがあり、
職人技と言う概念は屋台にはないかもしれないけれど、
本の少し似ているかも。
ただ、すし屋にしても飲み屋にしてもあるいは洋食屋でも、
カウンターの中で料理を作る姿を、熱心に見た記憶は小さい頃からあり、
確かにその姿を見ることは好きだった。
電車でもバスでも、東京なら都電なんか、
運転手の様子を見ることが楽しみの一つだった。
そういう土壌は子どもはみんな盛っていると思う。
多分それは世界共通だと思う。
だから、それを見せるかどうかが文化なのかも知れない。
コメント
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