さて、運命のキックオフ。
スタートから飛ばす太陽。
しかし、チャンスは出来ても得点にならない。
10点を目安にすれば、前半で5点を取りたい。
25分ハーフだから5分に1点が必要となる。
しばらく点が入らず、やきもきしていたころ、
ペナルティエリア外から、ユウキがミドルシュート。
これが決まり1-0。
その後、相変わらずの膠着状態から、
再びユウキがビデオの再現のようにミドルシュート。
これで2-0。
その後、ずっと攻め続けるがなかなか点が入らない。
シュートは外れるし、相手も必死。
時間だけが過ぎていく。
そして残り数分。
相手のクリアを拾ってミツヒコがミドルシュート。
これで3-0。
そしてもう残り時間僅か。
これでは県大会は難しい?
そう思ったところで再びユウキがミドルシュート。
これで4-0。
しかし、前半はこれで終了。
暗雲が立ち込める。
シズナンはツートップがしっかりしてて、足も速く、決定力もある。
こんな点数ではすぐに逆転されてしまう。
ここで、コーチの激も飛んだらしい。
どうなる後半。
つづく・・・・
さて、後半。
コーチの激が効いたのか?
次第に太陽の動きがT&Tを上回り、得点の匂いが。
そんな中、始まって数分、再びユウキがミドルシュート。
これが決まり、5-0。
これが後半の怒涛の攻撃のスタートだった。
その後、コーナーキックでタツタがドンピシャのヘディング。
6-0。(タツタ1点目)
その後、ゴール前の混戦からカイセイにボールが渡り、
ただ押し込むだけのゴッツァンゴール。
これで、7-0。
太陽の動きが良くなり、T&Tの動きがみるみる後手後手になる。
続いてカツヤが、グラウンダーの素晴らしいシュート。
これで8-0。
二桁が見えてきた。
その後、相手のクリアを拾って攻撃が続く。
セイヤのミドルシュートも決まる。
これで9-0。
次に再びコーナーキック。
これをタツタが今度は足で押し込む。
これで10-0。
そして、ユウキがドリブルで突破。
そのままシュートを決めこれで11-0。
残り時間はどんどん少なくなる。
その後、ゴール前の混戦からカイセイが拾って反転シュート。
これで、12-0。
そして、もう残りがほとんどない頃、
ボールがタツタに渡り、ドリブルからシュート。
キーパーがはじくも後ろにそれる。
入ったかに見えたが、まだゴール前でバウンド。
キーパー相手ディフェンスと競りながら、
カイセイが押し込む。
これで13-0。
このままタイムアップ。
ノルマを超えて、予想外の13点。
得失点差を考えると、安心はできないが、
あとは天に祈るのみ。
残り2試合について、運を天に任せることとなった。