19日の藍の生葉染め前日に今夏お初染めしました。
見本用にです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/08/b9c635310b10939394f1633c6504dcfd.jpg)
絞りです。反対側はグラデーションになっています。
なにはともあれ藍が元気になってくれたことが一番うれしい。
お盆前に涼しくなって、藍も命拾いしたのですが
暑さは復活し毎日本当に暑いです。ね。
藍の生葉染は今回で3回目です。
前回体験してくださった方に声をかけてみると、知らなかったりして
私もほとんど、藍の生育のことがあったので積極的にお知らせしなかったのですが
そんな中、夏の空を移し取ってくださった皆様に感謝です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e1/dbbec6d55d760d5519bfe00566867f5a.jpg)
「これが藍ですか?」と聞かれることも多いのですが
藍というのはインディゴを含む植物の総称です。
蓼藍・インド藍・琉球藍etc
ちなみに我が家の藍は丸葉藍。たぶん。
私の染めは、今はこの藍の生葉染しかやっていません。
藍の生葉染は色素を定着させる媒洗剤を使わないからです。
草木染は自然の色を移し取るわけですが、時間とともに色あせていきます。
はかない色です。柔らかくて優しい色です。
その色をなるべく定着させるために媒洗剤を使います。
一般的なものは鉄であったりアルカリであったりしますが
本来の色がそのまま残るわけではありません。
本来の色に、鉄なら黒っぽい色に、アルカリなら明るい色に仕上がります。
鉄は錆びたクギとか、アルカリは灰から昔は取っていたようです。
それでも色合いはまだ柔らかいです。
今はいろんな媒洗剤がありまして、酢酸系とか硫酸系とかになると
鮮やかで発色が美しくなります。眼も心も奪われてしまうかもしれません。
本来の色がよくわからないほどです。
ですが廃液の処理のことを考えると、どうかな、と個人的には思ってしまいます。
ただ染色に従事している方や表現の一つとして用いるのなら、それもありなのかとも思います。
余談ですが、陶器に施される色彩も、亜鉛が含まれていると鮮やかできれいです。
最近は亜鉛フリーでもきれいな色があり、大丈夫だといわれているそうですが
「どうかな」という声もききます。
そのもの自体もそうですが、安易に水道に流したりお片付けのことにも注意を払ってほしいですね。
なんでもそうですが、携わることに関してのすべての工程に関しての責任というかマナーですか。
そういうことがいろんな世界で、誰でも簡単に出来るという元、おざなりになっているような気がします。
わたしも知らないこと多いですから。
色って金属なんですねよ。金属の種類で色が変わります。
含有量でも変わります。
だから草木染は毎回微妙に色の違いがあります。
同じ種類の草木でも自生していた場所によって季節によって微妙に変わります。
今だから出せた色、その時だから出せた色
そんな色の楽しみ方を味わえるのが草木染なのかな。
そういえば「冬にトマトを買うような人は草木染に向かない」っていう記述(笑)思い出しました。
いつでもどこでも、それが豊かだと勘違いしている間は
自然の理を感じ取れない間は、自然の美しさも感じ取れないかもしれませんね。
教えは大自然の中にある か
気が向いたらまたほかの草木でも染めてみたいです。
見本用にです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/08/b9c635310b10939394f1633c6504dcfd.jpg)
絞りです。反対側はグラデーションになっています。
なにはともあれ藍が元気になってくれたことが一番うれしい。
お盆前に涼しくなって、藍も命拾いしたのですが
暑さは復活し毎日本当に暑いです。ね。
藍の生葉染は今回で3回目です。
前回体験してくださった方に声をかけてみると、知らなかったりして
私もほとんど、藍の生育のことがあったので積極的にお知らせしなかったのですが
そんな中、夏の空を移し取ってくださった皆様に感謝です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e1/dbbec6d55d760d5519bfe00566867f5a.jpg)
「これが藍ですか?」と聞かれることも多いのですが
藍というのはインディゴを含む植物の総称です。
蓼藍・インド藍・琉球藍etc
ちなみに我が家の藍は丸葉藍。たぶん。
私の染めは、今はこの藍の生葉染しかやっていません。
藍の生葉染は色素を定着させる媒洗剤を使わないからです。
草木染は自然の色を移し取るわけですが、時間とともに色あせていきます。
はかない色です。柔らかくて優しい色です。
その色をなるべく定着させるために媒洗剤を使います。
一般的なものは鉄であったりアルカリであったりしますが
本来の色がそのまま残るわけではありません。
本来の色に、鉄なら黒っぽい色に、アルカリなら明るい色に仕上がります。
鉄は錆びたクギとか、アルカリは灰から昔は取っていたようです。
それでも色合いはまだ柔らかいです。
今はいろんな媒洗剤がありまして、酢酸系とか硫酸系とかになると
鮮やかで発色が美しくなります。眼も心も奪われてしまうかもしれません。
本来の色がよくわからないほどです。
ですが廃液の処理のことを考えると、どうかな、と個人的には思ってしまいます。
ただ染色に従事している方や表現の一つとして用いるのなら、それもありなのかとも思います。
余談ですが、陶器に施される色彩も、亜鉛が含まれていると鮮やかできれいです。
最近は亜鉛フリーでもきれいな色があり、大丈夫だといわれているそうですが
「どうかな」という声もききます。
そのもの自体もそうですが、安易に水道に流したりお片付けのことにも注意を払ってほしいですね。
なんでもそうですが、携わることに関してのすべての工程に関しての責任というかマナーですか。
そういうことがいろんな世界で、誰でも簡単に出来るという元、おざなりになっているような気がします。
わたしも知らないこと多いですから。
色って金属なんですねよ。金属の種類で色が変わります。
含有量でも変わります。
だから草木染は毎回微妙に色の違いがあります。
同じ種類の草木でも自生していた場所によって季節によって微妙に変わります。
今だから出せた色、その時だから出せた色
そんな色の楽しみ方を味わえるのが草木染なのかな。
そういえば「冬にトマトを買うような人は草木染に向かない」っていう記述(笑)思い出しました。
いつでもどこでも、それが豊かだと勘違いしている間は
自然の理を感じ取れない間は、自然の美しさも感じ取れないかもしれませんね。
教えは大自然の中にある か
気が向いたらまたほかの草木でも染めてみたいです。