おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

循環

2014-12-27 17:39:45 | おやつ堂 のあ
確かに自然は循環。
水を追うとよくわかりますね。
循環することで浄化も促します。
自然に反しているものは、やがて私たちの身に降りかかる。。。ですね。
循環を基本とした社会作りの大切さ、いったいどれだけの人が目を向けるのでしょうか???


るいさんのねっとより

“市場拡大は絶対→エネルギーの大量消費”を前提としていることが本質問題。 ⇒自然の摂理に則した「循環」という判断基準


紹介する記事の、福島原発災害を受けて私たちが問われているのは、
>大量にエネルギーを消費する社会システムや、私たちの生活そのものだと思うからです。原発はその象徴に過ぎません。>、
>だから本当は原発が危険なのではなく、大量にエネルギーを消費する社会そのものが危険なんです。>、そして
>その基準として私は「自然界との間で循環が可能かどうか」ということで判断しています。>
という内容は共感できる。

『森へ行こう(心とからだと子育てと) 2011.04.18「私が原発を否定するわけ」(“循環”という判断基準)リンク』 より転載

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反対や対立や戦いという方法では、本質的なことは何も変わりません。
対立する両者は写真のネガとポジの関係になってしまうからです。
ですから、もし弱者が戦いによって強者に勝ったとしても、立場が入れ変わったら、その弱者が、また以前の強者と同じ状態になってしまうのです。
歴史はその繰り返しです。
だから、マハトマ・ガンジーはその方法を使わなかったのです。
そして、その方法を使ったカダフィーは横暴な支配者になったのです。
確かに、緊急を要する場合は戦いという手段も必要になります。
でも、その戦いは一時的な危機回避のためには役に立ちますが、本質的な問題を解決するためには役に立ちません。
つまり「自分たちを守る方法」としては効果があっても、「相手を変える方法」としては役に立たないということです。

「ダムを造ろう」という計画に対して、反対し、戦い、その計画を止めさせることは可能です。
でも、「ダムをいっぱい造る」ことを目的としている人達の心を変えることは出来ません。
そして、今のこの原発の問題は単に「放射能から自分たちを守る」という考え方だけでは何にも解決しないのです。
戦いによって、部分的には原発を廃止出来たとしても、原発に依存しようとする行政や、経済界や、社会全体が変わらなければ、反対運動が起きない場所に原発は作られ続けてしまうのです。
また私は、原発を廃止して代替えエネルギーによってエネルギーを得ようとする考え方にもあまり共感出来ません。

今問われているのは大量にエネルギーを消費する社会システムや、私たちの生活そのものだと思うからです。
原発はその象徴に過ぎません。

全てのエネルギーを全くクリーンに自然から取り出せるようになったとしても、あまりに多くのエネルギーを消費する人間社会は、それだけで地球や自然にとっては非常に迷惑な存在なのです。
私たちは大量のエネルギーを、便利なものを大量に作り、大量に使い、大量に廃棄するために使っています。
人間が便利で快適な生活をするために、大量のエネルギーが必要なのです。
そして、それ以外で大量のエネルギーを必要とする理由は見つかりません。
実際、「江戸」はあの世界一の大都市を電気なしに維持することが出来ていたのですから。
非常に短絡的な表現をすれば、人間は大量のエネルギーを地球を破壊するために使っているのです。
ですから、それがどんなにクリーンなエネルギーであっても、大量にエネルギーを消費すれば、それだけ大量に地球が壊れるのです。

だから本当は原発が危険なのではなく、大量にエネルギーを消費する社会そのものが危険なんです。

そして、私たちがいくら原発を否定しても、大量にエネルギーを消費する社会を肯定している限り、原発推進者は決して消えないのです。
ただし、私は「電気を全てやめろ」とか、「江戸時代に戻れ」とか、そういうことを言いたいわけではありません。
それはそれでナンセンスです。
そうではなく、「もうこれで充分」という位置を見つけるべきだということです。

その基準として私は「自然界との間で循環が可能かどうか」ということで判断しています。

水力発電でも、火力発電でも、また自然エネルギーでも、そのトータルの物質やエネルギーの流れにおいて、自然界と循環が可能かどうかということが非常に重要なポイントになるのです。
私は「原発反対運動」はしませんが、原発には反対です。
それは原発は循環しないからです。
大量にエネルギーを取り出した後の廃棄物が自然界との間で全く循環していません。
円運動ではなく、直線運動なのです。それではいつか必ず行き止まりに追いつめられてしまいます。
一体、あのたまり続ける廃棄物をどうする気なのでしょうか。
考えるだけでも恐ろしいです。
原子炉を解体する方法も、廃棄物を処理する方法も知らずに、原発を作り続ける人の思考回路が全く理解出来ません。
私は100%安全に原子炉を解体し、100%安全に廃棄物を処理し、また100%安全に自然界に戻すことが出来る技術が出来てからなら、原子力発電そのものには反対しません。
でも、それは無理だと思いますけど。

私は原子力発電だけでなく、色々なことの是非を考える時に、この「循環しているかどうか」という物差しを判断基準に使っています。

今の子育て状況や教育状況がおかしいと思うのも、循環していないからです。
人と人のつながりや、知識や技術が社会全体や自然などとの間で循環していないのです。
試験のためだけの勉強はただの無駄な消費です。
自分のためだけに生きる生き方も、自分の人生を無駄に消費しているだけです。
そして、循環しないで消費するだけの社会はやがて衰退していきます。
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転載終わり

今年最後の出店です

2014-12-27 16:47:59 | お知らせ&出没予定
明日28日(日)は今年最後の出店となります。
なないろ朝市(朝日町・なないろKAN)です。
なないろ朝市は月1くらいでしか出店しておりませんが、最後はなないろ朝市です。
お正月用品もあると思いますので、良かったから遊びに来てください。
8時30分~9時30分です。
お天気は良好のようですね!


ちなみに来年の最初は、青空のみの市(富山市・護国神社)となります。
毎月第一日曜の青空のみの市ですが、来月は第二日曜の1月11日(日)となりますので、お間違えのないようによろしくお願いします。