週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

マリーシア

2007年03月08日 | アルビレックス新潟

今日の画像は最新号の「Week」誌の「アルビレックスニュース」に掲載されていた写真です。「可能性を示した勝点1」という見出しとともに、噂の黒いアンダーパンツをはいた貴章の素敵な写真がページを飾っています。なかなかいい絵です。(あっ、ちょこっとアルビストラップとアルビカードケースも写っていますね

さて、今日のエントリー「マリーシア」は、画像とは全く関係のない話題です。悪しからず。今日はサッカーについてまじめに語ります。(…の予定です

皆さんは「マリーシア」というサッカー用語を知っていますか?「狡賢(ずるがしこ)さ」とかといったそういう意味の言葉らしいのですが、初めてこの言葉を知ったのは2年ほど前に丸山良明選手(ベガルタ仙台)のHPでした。確か丸山選手が「もう少しマリーシアも身につけなければ」といった内容をダイアリーに書き込んでいたのを見た時です。

ずっと心の中に引っかかっていた言葉なんですが、ちょっとGoogleで検索して調べてみました。便利なHPってあるものですね。サッカー通の用語集というすばらしいHPを発見しました。

マリーシア: ポルトガル語
・サッカーにおいてもっとも重要な要素の一つ。「狡猾さ、ずる賢さ」と訳されるが、単純なものではない。サッカーにおけるマリーシアには幾つもの種類がある。セラ=時間稼ぎ。カチンバ=セットプレーでの虚。ジラース=軸足の後ろで蹴りタイミングを外す。ダイブ=ワザと倒れる。などなど多数。
・南米では、弱い立場の人間が、金持ちや役人などの強い立場の人間に対して、頭を使って対処したり懲らしめるという、生き様や価値観からその考え方が来ている。

具体的見ていくと、「ダイブ」以外はまぁしょうがないかなぁ…っていう気はします。でも、いずれにしても「僕は嫌いだなぁ…フェアプレーの精神に反するよ」「ファビーニョを見ろ!絶対そんな卑怯なプレーはしなかったぞ」などと思っていたら、さらに僕の神経を逆なでするような記述がありました。

マリーシア・・・これほどお人好しの平和ボケした日本人に理解し難いものはない。
・「プロにとってフェアプレー賞を貰うのは恥ずかしいこと」という意味が分かるだろうか。そこにはサポーターが行うマリーシアとして効果的なヤジ・罵声・恫喝・威圧まであり、我々には受け入れ難い深みも存在する。
・マリーシアに日本語で一番近い言葉は「兵法」とみていいだろう。それは情報戦、心理戦であり、常識外れであり、相手を惑わし煙に巻くことに通ずる。不利な状況でこそ発揮される頭脳戦である。


う~ん、そうなのか。僕は平和ぼけした日本人なのかなぁ…と思いつつ、Jリーグバブルの頃、スポーツ少年団の指導者の関係(僕は別の種目の指導者でした)でサッカーのゲームを見た時に、やけにサッカー少年たちが「わざと大げさに転んでるんじゃないか?と思えるプレー」をしたりしているのを見て違和感を覚えたことがありました。あれは「ダイブ」ってやつだったのですか?そう言えば、現役Jリーガーの中にも、「そういう行為」が得意な選手もいるなぁ…と思ったしだいです。さらに……

重要マリーシアではマランダラージまで落ちることはしない。マリーシアにも相手の選手生命を気遣うなど人道の道義は存在する。同じイエローカードを貰っても内容は全然違う。

などという記述があるのです。マランダラージ、なんだそりゃ?ってことで、これもまた調べてみました。

マランダラージポルトガル語
マリーシアが反則行為(法)を犯さない「ずる賢さ」なのに対し「マランダラージ」は、いわゆる「汚い行為」。ブラジル人でも怒る尊敬されないプレーではある。
審判に見えないところで見えないように相手を突いたり、体を抱え込んだり、わき腹を殴ったり、肘を当てたり、ボールに行くふりをしてくるぶしやかかとにスパイクを入れてタックしたり・・・。また、セットプレーの時に相手選手の足を踏んだり、GKの顔の前に手を入れたり・・・。
※マランダラージとマリーシアは似て非なるもの。

なるほど、サッカー界では「マリーシア」は大切な兵法で、「マランダラージ」は卑怯な戦法っていうことですか?なかなか勉強になりますね。

だがしかぁ~し、ファビーニョは「マランダラージ」はもちろん、「マリーシア」だってしなかったぞ(きっと)!ボクは「お人好しの平和ぼけした日本人で新潟県人」です。なので、アルビの選手には「マランダラージ」はもちろん、「マリーシア」も必要最小限にとどめて欲しいなぁ…と願望しているのであります。

だって、スポーツは青少年に夢と希望を与えて欲しいですよね。

 

コメント (3)
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