オシムは貴章の活躍を待っている！

24日のペール戦に向けて、19日にオシム監督から代表招集選手の発表がありました。ところが、ＦＷで招集されたのは海外組の高原１人。なんでも「21日のナビスコ杯を見てからでも遅くはない」ということらしいです。

これって「オシムは貴章の活躍を待っている！」っていうことじゃないですか？だって今までの実績や流れから「高原と巻と我那覇」とか「高原と寿人と播土」とかって発表したって、日本国民の誰もが納得しますよ。ところがオシムはそうはしなかった。「ナビスコ杯の活躍を見て判断したい」と決定を延ばしたのであります。

この知将オシムの行動の背景には、いったいどんな思惑があるのでしょう。それは「オシムから貴章への強烈なラブコール」とボクは判断しています。オシムは貴章がスキなんです。貴章のプレースタイル、滅私奉公で走り回る守備もできるＦＷが大好きなのです。それは去年ＦＷながら全然シュートが決まらないで、僕らアルビサポでさえ「キショー、もうちっとなんとかせいやぁ～」と思っていた頃に、スポーツ新聞に「矢野貴章、オシムの隠し球」とか「巻より高い矢野貴章」とかってスクープされた頃から、一貫したオシムの「貴章びいき」なのだとボクは理解しています。

オシムは明日のナビスコ鹿島戦で、貴章の活躍を待っています。少しでも貴章に光るプレーがあって全国的にも報道されれば、その時は堂々と「ＦＷ：矢野貴章」を発表するつもりなのです。「国民の納得を得た上での貴章招集」それがオシムの明日のナビスコ杯にかける思惑なのです。

さぁ、貴章。オシムの期待に応えるチャンスだぞ！そしてペールー戦で高原との２トップで大活躍し、日本のエースストライカーの座をモノにするのだ！

明日の鹿島戦、そんな願望を持ちながらワクワクしている八百政でありました。

※今日の画像はグアム帰りの「貴章inバス」です。常連のひろさんがお友達からもらったのをさらにボクがいただいたモノです。