週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

えなり!アトム!興奮をありがとう!

2007年03月11日 | アルビレックス新潟

第2節:ホーム開幕の浦和戦に行ってきました。キックオフ2時間以上前にビッグスワンに到着したのですが、Nゲート前は長蛇の列です。橋の向こうのトイレのあたりまで行って最後尾に並びました。さすがホーム開幕戦であります。G裏一層には既に空席はなく、2層での観戦となりました。

時おり冷たい風が吹き雪も舞う天候でしたが、ゲームは全体として面白い展開でした。前半に1点、後半に1点と浦和に得点はされましたが、ボールの奪い合いは見応えがあり、アルビも鈴木監督のめざす「ボールも人も動くサッカー」が具現化しつつあるように感じました。

実際、でっかいワシントンがいて、小野がいて、闘莉王がいて、阿部がいて、啓太がいる浦和はタレント揃いです。ですがアルビ選手のプレーだってちっとも浦和に遜色なく、互角以上の闘いをしていたと思います。

ただ、チャンスをきっちりと得点に結びつける浦和。なかなか最後の詰めに至らない新潟。「確かにいいゲームはしてるけど、こういうゲームでもきっちり勝ち点を稼ぐ浦和はやっぱり強いんだな」などと心の中で思いつつ、弱気にも「せめて1点を返して溜飲を下げたい」って思っていた軟弱サポはこのボクです。すいません。

後半、松下に代わって新外国人のリシャルデス投入。いい選手ですね。「ゲームデビューは4月だろう」という大方の予想を覆し、早くも登場です。鋭い動きをしていました。しかし、その後カウンターでワシントンに2点目を決められます。「いいゲームをしてはいるけど、やはり浦和には厳しいんだなぁ」 さらに残り10分を切ったところで慎吾に代わって亜土夢投入。さらに時計は残り3分。ここで深井に代わって河原投入です。淳監督、浦和が1枚もカードを切らないのに対して、3枚のカードを今日は切りました。「あと3分か、この時間で出されても河原は結果を出すのは難しいよな」と思いながらも、「せめて1点を」と祈る八百妻&八百政。

ここから奇跡が起きます。

88分、河原のヘッドが炸裂。「やったー!」一矢報いました。「浦和に1点返したことはでかいぞ」「次節につながるゲームになるぞ」「寒かったけど、この1点で報われるよね」そんな軟弱な気持になっていたサポを許して!なんと興奮も冷めやらない1分後の89分、亜土夢の美しいボレーシュートがゴールネットを揺らしました。もうスタジアム全体が興奮の坩堝(るつぼ)です。

ヒルマン監督風に言えば「シンジラレナーイ!」であります。

U-20の代表コンビ、えなりと亜土夢が与えられた少ない時間内で、きっちりと仕事をしました。まさに「ヤングアルビが王者からもぎとった貴重な勝ち点1」であります。この浦和相手の勝ち点1は大きいですよね。ぼくらサポも「今年のアルビは何が起こるかわからない」っていう期待感を毎試合持つことになりますからね。

逆に浦和に与えたダメージは大きいでしょうね。同じ勝ち点1ですが、今日は「屈辱」を感じているはずであります。

ゲーム後のビッグスワンから駐車場への帰り道。天候は猛吹雪に変わりました。昔見た映画「八甲田山死の彷徨」を思い出しました。真っ白の雪まみれになりながら、「2-0で負けていたらつらいよね、この吹雪」「追いついて引き分けたゲームだからまだ許せるよね」「浦和のサポはこの吹雪つらいだろうね」などと女房と話しながら駐車場に向かいました。

帰りのサービスエリアで食事をしたのですが、「赤い皆さん」も数人いらっしゃいました。心なしか強ばった表情をしていらっしゃいましたね。気持をお察しいたします。Jリーグは長いです。次節以降、またACLでの活躍をお祈りいたします。

ホント、サッカーって最後まで何が起こるかわかりませんね。サッカーの奥の深さを、今日は再認識させていただきました。これから「やべっっちFC」を見るのが楽しみです。

さてさて、今日の画像は、ゲーム前にオーロラビジョンに流れたアルビ選手のアニメーションです。シル、エジ、慎吾、亜土夢、貴章の可愛いキャラクターが3Dっぽく画面上を動き回ります。あれいいですね。ぜひ、いろんなところで公開してください。

コメント (11)
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