ナビスコ杯第2節。2週連続の鹿島アントラーズ戦であります。「スカパー」に加入していない八百政家では、今日は「J’s Goal」でのPC観戦となりました。結果は皆さんもうご存知のとおり、2-1で鹿島の勝利。エジの同点弾とか貴章の投入とか見どころもあり、敗戦ながら決して悲観するような内容ではないゲームだったとの印象を受けました。
鈴木監督が監督会見で述べています。「ゲームの内容としては、非常によかったと思います。立ち上がりのところで失点してしまって少しリズムを崩しましたが、その後持ちなおして、全体としては我々らしいサッカーができたと思います。」ほほぅ、敗戦ながら、そんなに下を向くゲーム内容ではなかったようですね。まずはこれで一安心です。
今日の画像に本間勲選手の画像(アワードの時のもの)を使いました。さらに今日のエントリー題名は「いーくん頑張れ」であります。前節のナビスコ杯1節に引き続き、シルビとダブルボランチを組む本間勲選手、今日も非常にいい働きをしたようです。鈴木監督談「本間は今日の試合だけでなく、前回の対戦のときも自分の役割をしっかりとまっとうしてくれたと思います。守備の貢献度が非常に高かったと思いますが、攻撃のときもサイドチェンジやシルビーニョにしっかりとボールをつなぐなどして、非常にいい出来だったと思います。」なんか嬉しいですね。寺川のサブ的役割だった今季の勲が、チャンスをきちんとモノにして認められる。これは今季のアルビの層の厚さを証明していると同時に、洋司、光、ノザ、松下、デビ純、千葉などの選手に大きなモチベーションを与えると思います。
2点を取った鹿島の柳沢。結局この2点にやられたわけだから、やっぱりさすがだなと思います。ただ前節のナビスコ杯1節の時に思ったんだけど、鹿島の個人チャントって「柳沢しかいないんですか?」って感じ。選手紹介の時も、浦和戦なんか「わっ、こいつにもブーイング」「ここにもA代表」って感じだけど、鹿島戦の時は「柳沢オンリー」。今までだったら「鹿島かぁ…もしかして勝てたらいいなぁ…」程度の感覚だったわけですけど、「よし、いけるぞ鹿島戦。勝ちに行こう!」ってボクのサポ心もまったく今までとは違います。「新潟のJ1における地位の上昇」を再認識しています。内田選手の談話は「完全に勝ち試合だった。非常にもったいないことをしたと思う。」ですよ。もはや鹿島も特別な存在ではない…ってことですよね。
それにしてもナビスコ杯同じDグループの甲府、強いですね。リーグ戦首位の名古屋に2連勝であります。甲府と新潟、昨年のリーグ戦14位と15位のチームです。そして今季未だリーグ戦未勝利のチームです。しかし、Jリーグ発足当時からの鹿島や名古屋に互角以上の戦いを演じているこの事実。正直嬉しいです。これからも地方チームのパイオニア同士、ライバルとして切磋琢磨して高め合いたいですね。もちろん、甲府とはこれからナビスコ杯とリーグ戦で4回対戦しますが、全部勝つつもりで行きたいです。
3月はタイトな日程ですね。次は1週間後の3/31:リーグ戦4節、ホームで川崎フロンターレ戦です。さらに次のホームは4/14:第6節のガンバ大阪戦。ホームでの対戦相手を開幕から順に追うと、浦和(昨年1位)→鹿島(狙え10冠)→川崎(昨年2位)→ガンバ(昨年3位&一昨年1位)ですから、ホントに厳しい闘いが続きます(ナビスコ甲府戦がはさまりますがね)。しかし逆説的に考えるなら、ここを互角以上に戦い抜いたならば、今年のアルビは目標達成に大きく近づいていきます。僕等サポも気合いを入れていきたいですね。
今日の勲の画像を見ながら、昨年の「アワード2006」のことを思い出していました。スペシャルゲストで登場した船越組の3人。船越は言うまでもなく今季ベルディで大爆発です。フッキとのコンビで好調ベルディを牽引しています。そして、ナビスコ杯での勲の活躍。そうです。これからの注目株は「光」です。ディフェンスラインの一角に、光が登場する日が必ず来ます。その日が来るのも楽しみですね。
おっとすごいニュースが飛び込んできました。ポルトガル遠征中のU-20の代表チーム。国際親善大会:カボベルデ代表戦で、なんとロスタイムに河原がゴールを決めて、2-1で勝利したそうです。河原選手って、なんか生まれながらの強運(もしくはゴール嗅覚)を持っているような気がしませんか?昨季の甲府戦での交代後すぐのゴールにしても、今季の浦和戦のゴールにしても、今回のゲームにしても、「おいしいゴールを河原が決める」っていうパターンがとても多いです。もしかしたら、今季のアルビを変える男になる可能性を感じますね。頑張れ!
ナビスコ杯:鹿島戦の敗戦のニュースも、ちっともネガティブにならずに受け入れることのできた八百政でありました。