行ってヨカッタ!セレッソ大阪戦!長時間のバス移動もなんのその!あの感動&感激の場面に立ち会い、選手と共にバンザイをし、周りのサポーター達と抱き合って喜ぶ幸福感。これぞサッカー観戦の醍醐味、アウェイ観戦の「蜜の味」であります。桜満開の長居のキンチョウスタジアムで見事な桜を咲かせたのは、桜のピンクを身にまとうセレッソ大阪ではなく、わがアルビレックスの戦士達でありました。
今季初スタメンのミシェウとロペスの2トップ。サイドハーフは右がアトムで左がアランミネイロ。勲とミカがボランチで、サイドバックは右が村上で左が今季のアルビのキーパーソンとボクが勝手に思っている金珍洙。センターバックは大輔と石川でGKは東口。この先発メンバーは、黒崎監督が「今のアルビの状態でこれがベスト」と判断して送り出したイレブンです。あれ貴章は?菊地はなぜ?…などという疑問は愚問です。監督が決めたメンバーがベストメンバー。これが正解!
前半はセレッソペースのゲームでした。アルビのシュートはわずかに2本。ボール保持率は圧倒的にセレッソでした。しかし、大輔&石川のセンターバックコンビがセレッソの攻撃をことごとく跳ね返し、前半は0-0。でもアルビの攻撃も、ミシェウが入ったことによって単調ではなくなったように思えました。やっぱり「アルビの魔法使い」の存在感は大きいです。
後半は圧倒的にアルビペースになりました。ロペスが、ミシェウが、三門が、相手ゴールに迫ります。タラレバになっちゃいますが、「あそこでどれか1本でも決まっていたらなぁ…」とやっぱり思います。逆にあれが決まるようになってきたら、アルビは手がつけられなくなるかもですね。
勝負を決めたのは、アランミネイロに代わってピッチに入ったばかりの矢野貴章でした。貴章の帰国後初ゴールは、チームを初勝利に導く貴重なゴールとなりました。もちろんキンチョウスタジアムのアルビゴール裏は狂喜乱舞、周りのみんなとハイタッチ&抱擁の嵐です。残りは5分(+ロスタイム5分)は、「何としても勝利につなげるぞ!」という気迫がピッチの選手もボクらサポーターも一緒になって、まさに「共に闘っている!」っていうムードでした。テレビでご覧の皆さん、ごめんなさいね。あの場所にいたボクらは、本当に最高の気分を味わわせてもらいました。これぞアウェイ勝利の醍醐味です。この蜜の味を知ってしまうと、またこの感動を味わいたくてアウェイに足を運んでしまうのですよね。あぁまたしてもボクらは、この味を味わってしまったのだ!ワッハッハ!
それにしても、サッカー専用スタジアムであるキンチョウスタジアムは、ピッチが本当に近くていいですね。目の前に来た選手達と一緒に、勝利のバンザイです。気分は最高!選手達も本当に嬉しそうです。もちろん、ボクたちも最高の気分でした。サポーターの中には涙ぐんでいる人たちもいました。
みんながバンザイをしている最中にスカパーのインタビューを受けていた貴章は、他の選手よりも遅れてボクらサポーターの所に挨拶に来てくれました。それも電光掲示板の前のボクらに目の前までね。それが冒頭の画像です。さらにもう1枚どうぞ!
いやぁ~本当に嬉しい!貴章よかったね、待望のゴールですからね。これで貴章は勢いづいて得点を重ね、さらに貴章に触発された平井も目覚め、相手チームが2人に警戒を強めてくる中で、ロペスがミシェウがアランミネイロがゴールを量産…なんてことになったらどうしましょう。まぁ「捕らぬ狸のなんとやら…」ではありますが、そんな妄想をしてしまうほど、この貴章のゴールは価値あるゴールだと思います。なんたって、今は守備陣が絶好調のアルビですからね。攻撃陣に灯が点いたらまさに「蹴っちらせ」でありますよ。
そんな貴章の姿に、キリンゲーフラを持って最前列まで身を乗り出した八百政夫妻でありました。
そうしたら、どうやらスカパーのカメラがそのシーンをとらえたようですね。ゲーフラは女房が持っていたので、ボクはデジカメで貴章の姿を撮影していたのでありますが、その姿がお茶の間の皆さんに見られたようであります。
実は今朝、町内の「春の屋外大清掃」が7時からあったのですが、同じ町内のアルビサポYさんに、「八百政さん、セレッソ戦に行ってたんですね。スカパーに映ってましたよ。今日の町内清掃は欠席かと思っていました!」と声をかけられました。くれよんバスから降車し、自宅に着いたのが5時半。それから一眠りする間もなく、町内清掃に精を出した八百政でありました。アルビの勝利で、元気溌剌であります。さぁ、明日からの仕事も頑張るぞ!