今日4月5日は、貴章とアルビ君の誕生日であります。2人とも、お誕生日おめでとうございます!(しかし貴章はともかく、アルビ君の誕生日はどうやって決めたんでしょうね?)
さて、今日は発売中の「サッカーダイジェスト」の記事について書きます。今回の「サカダイ」は、「地方クラブ奮戦記」というのが大きなテーマになっておりました。「プロヴィンチャ」というイタリア語も、ボクは今回初めて知りました。「地方都市、田舎」っていう意味らしいです。「Jリーグにおける"プロヴィンチャ"の存在意義」っていうのが特集記事の副題です。
ヴァンフォーレ甲府の城福監督と松本山雅の反町監督の対談「プロヴィンチャの可能性」、「仙台に熱狂を」というベガルタの関口と太田の対談、「この街のために魅せて勝ちたい」という札幌の二選手の対談、他にも「松本山雅の密着レポート」や「九州のサッカークラブ」や「サガン鳥栖の特集記事」など、読み応えのある特集記事でありました。
その中でも輝いていたのが、わがアルビレックスに関する記事です。冒頭の画像は「決意のリスタート」という見出しのついた、矢野貴章のインタビュー2ページです。「実際に試合をやって感じるのは『人が変わったな』ということ」とか、「2009シーズンにペドロが途中退団した時、ヤバイなっていう気持ちは少なくとも僕にはまったくなかった」とか、「移籍が決まった時の神田強化部長の言葉は、嬉しいというより気持ちを楽にしてくれる言葉でした」とか、貴章の心象風景を描く言葉がたくさんあり、とても内容の濃いインタビュー記事でした。
しかし、今回の「サカマガ」でもっとも嬉しかったのは、この貴章のインタビュー記事ではありませんでした。もちろん貴章のインタビューもよかったのですが、それを超えたのはこのページです。
「アルビレックス新潟:リカバリー力の秘密」、「新潟はなぜ主力流出に耐えてこられたのか?」などの見出しが躍り、マルシオ(浦和)、ヨンチョル(大宮)、北野(大宮)、高徳(シュツットガルト)、千葉(広島)の新旧ユニフォーム姿の写真が目を惹くこの2ページです。なぜか永田の写真はなかったですけどね。
決して潤沢とは言えない予算規模の新潟は
地方クラブの宿命で
毎年のように主力を奪われてきた。
しかし、それでもJ1に留まり続けてこれた理由とは…
記事の中で神田強化部長が語る次の言葉。この言葉に新潟のアイデンティティを感じ、ボクの心の中では「苦しい時もアルビを応援し続けるぞ!」っていう気持ちがますます大きく膨らみましたね。
選手が伸びて、他のクラブに引き抜かれれば、戦力ダウンだと周りには見られる。しかし、それが上位にいけない理由なのか?それ以上に選手が伸びていけばいいのではないか?そういう考えです。他クラブに移った選手と競争していた選手が、それを超えるパフォーマンスを見せればいいわけだし、新たに野望を持った選手も入ってくる。土台さえしっかり残っていれば、新たによい競争が始まるのです。
一部記事を引用しましたが、前の貴章のインタビューから続いてのこの特集記事は、読んでいて本当に「アルビサポでヨカッタなぁ…」「一生アルビレックスを応援していくぜ!」っていう気持ちになりましたね。そして、今回の「プロビンチャの存在意義」っていう「サカダイ」の特集テーマも、とてもヨカッタと思います。まぁ一言で言えば、パナソニックやトヨタ自動車よりも亀田製菓やDHCだってことですよ。
アルビレックス万歳!
地方クラブ万歳!
プロビンチャ万歳!
さぁ!快進撃はこれからだ!