週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

分析!~堅碁の23ゴール~

2013年12月24日 | アルビレックス新潟

先日購入した「プレビュー総集編」に掲載されていた戸塚啓さん(スポーツライター)のコラム「世界へ羽ばたくのはいつ」に、「堅碁の得点は下位チームから奪ったものが多い」「残り15分以降の得点が少ない」という傾向が指摘され、そのことが「ザッケローニ監督が代表に柿谷と大迫を選ぶ理由」であるという論が展開されていました。

「なるほどねぇ~、さすがプロのスポーツライターだわい。」と、ボクは感心してそのコラムを読んだのですが、きちんと自分でも確かめてみようと思い、堅碁の23ゴールを最終順位順に並び替えたチームごとにグラフにしてみました。それが上のグラフです。

確かに指摘の通り、1位~8位までの7チームからあげた堅碁のゴールはわずかに2得点(横浜と川崎の1点ずつ)でありました。13位の仙台と14位の大宮からの得点はないものの、中位から下位のチーム相手のゲームでは、しっかりゴールを決めていることが分かります。

これを、17チームを「上位(6チーム)」「中位(5チーム)」「下位(6チーム)」の3つ順位群に分けてグラフ化すると、さらにわかりやすくなります。

はい。ご覧の通りです。来季の堅碁の課題の1つは明らかになりましたね。「上位チームから点を取ること」です。当然、本人もスタッフも十分分かっていることでしょう。広島、セレッソ、鹿島、浦和、FC東京、これらのチームから来季はがっちり得点を稼ぎたいですね。

次に、堅碁の得点を、15分刻みの時間帯別にグラフにしてみました。それがこのグラフです。

圧倒的に「後半開始から30分までの時間帯の得点」が多いことが分かります。特に、61~75分の9ゴールは突出しています。相手チームが走り疲れてきた時間帯に、堅碁が効果的なゴールをあげていることが分かります。しかし、76分以降はアディショナルタイムも含めてゴールはわずかに1点のみ。確かにゲーム終了間際に「あ~堅碁、疲れてるよ」っていうシーンを何度か見た記憶があります。ボクらにできることは、最後の15分間に堅碁がエネルギーを振り絞って闘う後押しをするべく、必死に声援を送ることでしょうかね。

ただ、堅碁のゴールがチームの勝利にとって大きな意味を持つことは、次のグラフからも明らかです。

堅碁が得点をあげた16試合は、12勝3分1敗。まさに「堅碁が得点を取れば勝つ」っていう勝利の方程式が成り立つのです。まさに「エースの証明」ですね。本当に、今季の堅碁はすばらしかったと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする