先週末のガンバ大阪戦。ゲーム前のアルビチアのパフォーマンスを見て、ボクは感慨深い思いがいたしました。もちろん、今回に限らずアルビチアのパフォーマンスには大きな拍手を送るボクですが、今回のダンス曲「ジュピター」のイントロが流れると、もうダメでした。あの曲には思いがありすぎて、まるでパブロフの犬のように、胸に熱いものがこみ上げてきます。
そうなんです。ボクら中越地区、特に長岡地域に居住するものにとって、「ジュピター」は特別な曲です。この曲は平成16年に発生した中越大震災での被災経験、そしてそこから復興に向かう心の応援歌なのです。さらに、その復興の象徴である長岡花火「フェニックス」のBGM曲として、毎年涙を流す曲なのです。
おそらく、今回アルビチアの皆さんがパフォーマンスの楽曲に「ジュピター」を選んだのは、熊本地方をおそった大震災の復興を願ってのものだと推察しています。その気持ちは、ボク達の心にしっかりと伝わりました。
このたびの大震災で被災し、尊い命を失った皆様のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様や未だに避難所生活を送る皆様の一日も早い生活の安定を、心からお祈りいたします。