一昨日の16日(月)に、UXの夕方の情報番組「Jにいがた」の中の「ガッツリート」のコーナーで、前日の町田戦の結果を伝えた後に、「監督と選手に聞く!好調の原因は?」というアルビ特集を組んでいました。本当は町田に勝利した3連勝の状況でこの特集を放送したかったんでしょうけどね。町田に負けちゃって「敗戦の後で『好調の原因は?』ってどうなの?」って少し感じましたけど、これはまぁしょうがない。
番組の中で松橋監督と堀米キャプテンのインタビュー映像が何回かに渡って流れたのですが、この内容がなかなかボクらの心に響くものでした。少しだけ内容を紹介しますね。
まずは松橋監督のコメントから。
●自分たちのスタイルができているときもあればそうじゃないときもある。
●そういう中でしぶとく戦うことが今のポイントになっている。
●(毎試合の選手起用は)サプライズとまでは言わないが、そういう要素はもちろん考えている。起用する上では難しいが、様々な要素の中で選手をスタートラインに並べているのが現実だ。
●伊藤に関して言えば、パスで回避するところをドリブルで回避することがある。パスパスとなるとすべてが足元なので、実は相手にとって対応しやすかったりするが、伊藤のドリブルがはまるとわれわれにとっては大きなアドバンテージになる。
●1節1節、その対戦相手が最強の相手だと考える。その結果が最後につながる。
松橋監督って、まるで哲学者のようですよね。絶対にブレない信念に基づいている生きているって感じ。勝っても奢らず、負けても狼狽えない。すばらしいです。続いては、堀米キャプテンのコメントです。
●評価基準が勝ち負けではないところ。勝っても悔しい試合があるし、もっといいゲームを次の試合でしたいという意欲。そこが好調の要因だと思う。
●毎週週明けにどういうメンバーで行くのか全く分からない状態で、とにかく日々アピールしないと試合に絡めない緊張感があるので、ヒリヒリした日常を送っているが、それはいいことだと思う。
●対策される前に、より速い成長スピードで自分たちが改善していく。とにかく順位を気にせずに目の前の試合に向かうことが大事だと思う。
いやぁ~。堀米って前から頭のいい選手だとは思っていたけど、コメントの中に「評価基準」なんて言葉が出てきたときにはビックリしましたよ。「相手に対策される前により速いスピードで成長する」とか「(メンバーが固定されないことの)緊張感でヒリヒリした日常を送っている」とか、選手の意識を知ることができて実にヨカッタです。
あと、詠太郎くんのインタビュー映像も少し流れたんですが、「誰が出ても同じクオリティーでプレーできることがこのチームの強み」「みんなが合わせてくれるので、のびのびやれて持ち味を発揮できている」と、チームの雰囲気のよさを感じさせるコメントをしていました。
町田戦は敗戦だったわけですが、こうして翌日の放送で試合結果だけに限らない視点でアルビ情報を届けてくれるのは、ボクらサポーターにとってとてもありがたいことです。前々日(14日)の「まるどりっ!UP!」に南部ディレクターを登場させたことも含め、今節はUXの健闘が光りましたね。UX!あっぱれ!