「アウェイで勝てない」なんていうボクらの不安を払拭するような、3-0の勝利でした。U21代表選出のプライドを見せた三戸ちゃんの華麗な先制点に、弟たち(小見くん&三戸ちゃん)の活躍に刺激を受けた至恩兄ちゃんの2発。昨シーズンのアウェイ戦で0-4の惨敗を喫した水戸を相手に、わがアルビレックスは鮮やかな勝利をあげました。いやぁ~!ヨカッタ!仕事の疲れが吹っ飛びましたよ!(それにしても「三戸」と「水戸」の変換が紛らわしいなぁ!まったく!)
先発メンバーはこんな感じ。珍しくほぼ「新潟日報の予想通り」でした。
谷口
小見 涼太郎 三戸
高 星
堀米 千葉 史哉 奏哉
小島
前節との違いは、CBの史哉だけでした。2列目の両ウィングは、前節に大活躍した19歳のコミトコンビです。
前半は三戸の、いや水戸のプレッシャーに苦しむ展開でした。三戸ちゃんや海斗の惜しいシーンもありましたが、水戸の逆襲に遭いピンチを招く場面もありました。しかもボランチのヤンが負傷交代。ピッチに入ったのは3試合連続出場となった陣平君です。ピッチに高卒ルーキー1年目と2年目が3人揃いましたよ。ヤングアルビ!って感じです。その陣平君ですが、急な交代だったにもかかわらず落ち着いた安定のプレーでした。この高卒ルーキー、とんでもない強心臓の持ち主ですぜ。飄々とした表情で臆せずプレーする姿は、たいしたもんです。
スコアレスで折り返した両チームですが、松橋監督は後半の頭から小見くんに代えて至恩を投入します。結果としてこの交代が大正解。交代で入った至恩が2得点をあげることになるわけですからね。松橋采配、今節も大当たりです。さすがですわ。
先制点は後半8分でした。自陣で相手のパスをカットした三戸ちゃんが、そのままドリブルで持ち込みます。左サイドの海斗にパスをする選択もありましたが、そのまま自身で右足を振り抜きました。三戸ちゃんの嬉しい2試合連続ゴールです。U21代表の意地を見せました。
弟・三戸ちゃんのゴールで、メラメラと心に火が点いたのが至恩兄ちゃんです。後半22分にコーナーキックの涼太郎のクロスにファーで合わせてゴール!まるで牛若丸のような軽やかな動きでのビューティフルゴールでした。八艘跳びゴール!
さらに後半40分。至恩は三戸ちゃんとのワンツーから、3点目を水戸ゴールに突き刺します。後半からの途中出場の兄・至恩が2得点。弟・三戸ちゃんは1ゴール1アシストの大活躍。
いやぁ~ステキすぎるわ。「ホーム、強いっすねぇ~!」のアルビが、「アウェイも強いっすねぇ~!」になっちゃったよ。なんかもう、DAZNを見ながらわが家のリビングは狂喜乱舞の夫婦の舞いです。
DAZNのヒーローインタビューは、兄ちゃんの意地を見せた至恩です。ちょっと複雑な表情を浮かべているのは、このインタビューの直前に2点目のシュートが孝司さんに当たっているってことで、「鈴木孝司のゴール」と公式発表されたんですね。「チームのゴールですから」とは言いながら、ちょっと悔しそうでした。この後、「やっぱり至恩のゴール」って訂正されたみたいですけどね。まぁボクらは見ていて「間違いなく至恩のゴール」だって思ってましたけど。
楽しみにしていた水戸の秋葉監督のインタビューです。なんとまぁ秋葉さん、「アウェイ新潟戦(ビッグスワン)では4-0で勝ちます」と豪語していましたよ。まったくもう、負けず嫌いなんだから。そんなとこ、好きですけどね。もちろん、返り討ちにしてくれるわ!(笑)
はい。18節終了時点での順位表です。首位の仙台が岡山と引き分けたので、アルビは首位・仙台に肉薄。勝ち点差は僅かに1となりました。まぁ松橋監督の言うとおり「目の前の敵が最大の敵」ですから、順位など気にせず(気になるけど)次の相手(山形)を倒すことだけを考えましょうかね??