アマゾンわんわん日記 2018

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ネグロ河 ほぼ満水 2

2013年06月01日 | アマゾン河
ネグロ河の満水と関連しているのが、市内を流れる「イガラッペー」と呼ばれる川(水路)。
ここの水位が上がるため、市内各地で下水の水が流れにくくなります。
そのため、マンホールから水があふれ、あちらこちらの道路が冠水することとなるのです。

同時に、普段下水路に住むねずみや害虫も行き場を失って地上に姿を現します。
市民市場では、現在ねずみの数が増え、ねずみの排泄物を媒介として起こる病気が増えているということです。
衛生局から「果物、野菜などは、念入りによく洗ってから食べるように」という注意も出ていました。

さてさて、そんな市内を流れる水路の一つ。
娘の予備校のすぐ横を流れる水路があります。

お世辞にも「きれい」とはいえない水路。
娘を待つために車を停め、車から降りるとすごい臭いが漂ってきます。
川の中からはメタンガスがぼこんぼこんと発生しているし。

それでも夕方には、水路の両側に整備された公園を歩く人たちなどでにぎわいます。
私達がマナウスに来た10年前には、両側には「パラフィッタ」と呼ばれる高床式の木造の家が立ち並ぶ「ファベーラ」地区でした。



これは昨年2012年3月末の写真。
これでも普段よりも少し水量が多いです。
普段は、本当に下のほうにちょろちょろと水が流れている感じ。



これが昨日2013年5月31日の写真。
先週に見たときよりもぐっと水量が増えていてびっくりしました。



ちなみにこれが昨年の5月末、ほぼ満水時。

こうしてみると、今年はまだ去年よりも水量が少ないのがわかります。
昨年は、公園まで水があふれるのでは?と心配しました。

マナウス近郊の町などでは、町中まで水があふれてきているところもあるそうです。
そんな町のある家出の話。

最初に飼っていた鶏がいなくなった。
次にかわいがっていた猫が姿を消した。
最後に番犬がいなくなった。
おかしいと思って調べてみると...
家の床下すぐのところに、「スクリー(水大蛇)」がいたんだって!
これ、先週ラジオのニュースで言っていた話です。

コメント (3)
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