アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

聖フランシスコの日

2013年10月05日 | ブラジル雑記
昨日、10月4日は「聖サンフランシスコ」のお祭りの日でした。

さまざまな奇行と取られるような経歴を経た末に出家した聖フランシスコは、動物に対しても説教をしたり語りかけたりしたという伝説が多く残されています。
そのようなことから、ここブラジルでは「聖フランシスコ」は動物の守り神として知られています。

昨日も、ブラジル各地の教会で「動物のためのミサ」が行われました。

サンパウロの「アパレッシーダ聖堂」でもミサが行われ、犬、猫はもちろん、馬、あひる、豚、魚...
ありとあらゆる動物が集まったそうです。

サンパウロの内陸部から160kmの道のりを駆けつけた男性。
2ヶ月になる飼い犬をケージに入れ、バイクでやってきたそうです。
バイクって言っても、かっこいいスポーツバイクじゃなくて、てけてけ走る日用のバイクよ。
わんこと二人で、てけてけやってきたそうです。
彼曰く「動物はかわいがれば家族の一員になる。家族の一員が教会で祝福を受けることは、家族全員が祝福を受けることになると思いつれてきた。」とのこと。
ご苦労様でした!
聖堂のある街の隣町で暮らす80匹の猫と暮らすおばさんは、その中から目のない猫を選んでつれてきました。
「みんな連れてきたかったけれど、それはかなわないので、一番幸の薄いこの子を連れてきた」とのこと。
注目を浴びたのは、この子達。



2羽のアヒル。
この聖堂に隣接するホテルのマスコットだそうです。

そのほかにも多くの街で「動物のためのミサ」が開かれたそうで、ある街では「うちの水牛(ブッファロー)にも祝福を受けさせたい」と、トラックに乗せて運んできたところ、途中でトラックが壊れてしまい、飼い主さんと水牛君はてくてく歩いてミサのある教会までたどり着いたそうです。
帰りはどうしたんだ?!

ミナス州のサンジョアン デル ヘイ市では、街の広場でミサがありました。
家庭の飼い犬たちのほかに、「働くわん 警察犬」たちも祝福を受けました。





何が始まるのかしら...どきどき
後ろは聖フランシスコの像



手前のわんたちがかわいい...

ミサの行われた後は、動物の譲渡会が行われたり、動物の飼い主たちが作ったケーキなどが売られたりしました。
これらのお金は動物愛護団体の活動費に回されるそうです。

道路の野良ちゃんたち、森の中の野生の動物達にも等しく祝福がいきわたりますように!

さてさて、我が家のわんにゃん姉妹、ミサには参加できませんでしたが、きっと聖フランシスコの祝福は届いているはず...
だって...









こんなですもんね!


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする