アマゾンわんわん日記 2018

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ゴイアニアの殺人鬼

2014年08月07日 | ブラジル雑記
ブラジル中央部、ブラジリアのお隣の州の州都ゴイアニアで、連続女性殺害事件が起きているそうです。
2月以降、15件、13歳から29歳の女性がバイクに乗った男性に襲われ、うち13人がなくなったとか。
亡くなった女性たちは、みな髪が長く、一人でいるところを襲われた。
ということで、警察側は特別の捜査グループを作り、捜査に乗り出すことにしました。

このニュースはTVのニュース、またネット上などでブラジル全土に広がり、「ゴイアニアの殺人鬼」として若い女性たちを恐ろしがらせました。

それにしても、何かがおかしい?
警察が捜査を進めるうちに、おかしいことが次々に明らかになってきました。
たとえば、「路上で殺害された女性」。
調べてみたら、交通事故にあった女性でした。
「バス停でバス待ちをしているときに殺害された女性」。
殺害されたはずの女性が生きていました。

全部が全部ではないのですが、殺害された13人という数字はかなり眉唾物みたいです。
ただ、少なくても何人かの女性が同じような風体の犯人に殺害されていることは事実なので、警察は引き続き捜査を続けていくということです。

ゴイアニアはブラジリアから幹線道路一本でいける街(250Kmほど離れていますが)なので、娘のことが心配になりいろいろ調べてみました。
うちの娘も毎日「ぼ~」っとバス停でバス待ちしていますからね。
で、髪も長い!
この「髪が長い」って言うのが襲われたとされる女性たちの共通項だそうで…
「ゴイアニアの殺人鬼」事件が「噂話が大きくなったもの」だということがわかり、少し安心しました。
なんて、気を緩めてはいけないのですが。

今回、この話が大きく広がった一因として、GLOBOなどの報道機関が大々的に報道したこと、ネット上でも報道されたことがあるそうです。
(GLOBO、今日のお昼のニュースで、まだ「殺人鬼」でやってたけど…)

もっともらしく報道されるニュースでも、よくよく気をつけないと不必要に動揺してしまうものだなと思いました。

マスコミを通じて広がる「都市伝説」…
「口裂け女」のことを思い出してしまったペケママでした。
コメント
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