昨日は 屋根張り職人さんたちは朝の8時に到着。
優秀 優秀!!
一日 どっかんどっかん工事して、夕方までに何とか外屋根と内屋根を張り替えました。
夕方4時過ぎ「月曜日に仕上げに来ます。」と言って、彼らが帰って行ったすぐ後...
ポツ ポツ...
張り替えたばかりの新しい屋根に 大粒の雨が落ちて来た。
雨脚はかなり強いですが、一日工事に付き合ったペケママとペケパパ。
夕ご飯の頃にはぐったりと疲れ切っていました。
実際に仕事をしていたのは職人さんなのですが、家の中が工事でガサガサしているのって、なんだかすごーく疲れるんです。
夕ご飯を終えると、片付けもできずに眠ってしまいました。
目を覚ましたのは夜11時。
かなり強く雨が降っています。
一応張り替えた屋根が雨漏りしていないかチェック チェック!
一滴も雨漏りしていないぞ!
日本の人にとっては当たり前でしょうが、ここはブラジル、屋根を張り替えて一滴も雨漏りがないのは本当に素晴らしいことなのよ。
* * * * *
さて、昨夜の雨は 私が思っていたよりもかなり激しい雨だったようで、マナウス市内全域でひどい水害が起こりました。
意外に土地のアップダウンがあるマナウス、水は急な流れとなって道路を流れます。
流れはアスファルトをはぎ取り 道路に大きな穴をあけ、家々の塀を倒し...
ガソリンスタンドの屋根を支える柱まで なぎ倒しました。
被害が大きかった地域は、いわゆる「インバゾン(不法占拠)」から発生した地域が多く、都市計画の整備が整う前に人々が家を建てて住み始めた地域がほとんどです。
そのため、排水設備が整備されていなかったり、家の建設も基礎をしっかり作っていない家がほとんどなので、こういう時にすぐに被害が出ます。
また、無計画に木を切られて裸になった赤土の土地は、雨が降ると表面の土が簡単に流れだし 雨水とともに家々に流れ込みます。
この土は粘土質で 濡れているとべったりとへばりついて簡単に落とすことはできず、乾くとカチカチになってしまうというやっかいなものです。
そういった地域も現在ではきちんとした「バイホ」(行政地区)として登録されたところがほとんどですが、街の整備よりも先に人家ができてしまった地域は 立ち退きをさせて下水などを通すこともできずに水があふれ、また人々の環境への意識も低く ゴミをそのあたり どこでも捨ててしまう人も多く、結果として今回のようなことが起こるのです。
そんな中で 下水の流れ込む きったない水路で水遊びを楽しむ人たちも...
に
下痢をするとか 熱を出すぐらいならいいけど、これで肝炎などにかかる人も多いんですってよ。
色々な意味で 環境に関するきちんとした知識を教えるような「場」が必要だと思います。
雨の日にお散歩するのは こういうヒトぐらいにしてほしいわね。
でかいんですけど~。
道路の横断中ですか?
あなたたちは 交通事故に くれぐれも気を付けてね。