マナウスで野良犬を保護すると もれなくついてくるのが 皮膚病「SARNA サルナ」。
日本語で言うと「疥癬」?
我が家のワンコ達も もちろんくっついてきました。
初代黒犬「かりんちゃん」
あら スマート!
黒々と立派な毛並みですが、家にきた時から ずっとサルナで大変でした。
家に来たばかりのかりんちゃん
最初に見てくださった獣医さんが 薬用石鹸で洗うこと治療していきましょう という方針だったので、季節の変わり目や体調が悪い時などはすぐに毛が抜けて 体中かゆがって かわいそうでした。
二代目黒犬「三女のチコちゃん」!
見て!!この美しい毛並!!(伝助はおまけ)
今でこそこんな美しい毛並のチコちゃんですが、拾われてきた当時は…
見て 全身サルナ!!
我が家では水玉犬って呼ばれてたのよ。
全身円形脱毛症状態。
臭かったし!
チコちゃんはあまりにもひどい状態だったので、最初に診察してくれた獣医のシャラッコ先生が「内臓まで侵されているかもしれない。注射治療した方がいい。」ということで、一週間に一度 一か月間注射に通いました。
おかげで それ以来 かゆみもなく抜け毛もなく、極めて健康です!!
意外にも12年間野良生活を送って来た「プレッタばあさん」
ばあさんは 今日も元気!!
白髪だらけで歯もないけど、この子は知り合ってこのかた 皮膚トラブルで困ったことはないの。
車にぶつかったこととか、どこかで怪我して3本足で歩いていたこととかあるけど、ハゲができて困ったとか かゆいかゆいができたとかいうこと 一度もないのよ。
若かりし頃のプレッタ
ホント スーパー野良犬だったわね。
* * * * *
サルナ(疥癬)は ごく小型のダニが原因となって起こる病気です。
かゆみが強く、人に移る場合があります。
幸い わが家ではそういうこともなく サルナを持った子も無事に治療をして育ててくることができましたが、野良犬猫を触るとき、野生の動物を触るときは要注意です。