ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Nightingale Gallery : Chapter 7 (2)とChapter 8 (1) 

2007-04-11 22:11:53 | Athelstan・Doherty
Athelstanは,Lady Isabellaという未亡人の美しさに息を飲んでおります。(笑)

2人はある彫刻師に会います。彫刻師が彫っているのは,○○(ミステリーネタなのでないしょ!)と男娼という事ですが,短い髪の毛はともかく,何故男娼に尻尾があるんでしょう????

今度の酒場は,Saracen's Headという名前です。Saracenとはアラブ人の事。。。ひぇ~~!いつもながら,大胆なネーミングですねぇ。。。今の時代だったら,爆弾投げ込まれますね。(汗) そしてこの日Cranston卿が食したのは,金曜なので肉ではなく,ヤツメウナギのパイだそうです。そう言えば,うなぎのパイって,前にも出てきましたね。当時はテムズ川でうなぎが取れたのでしょうか。(天然うなぎ!いいなあ!(笑))

Athelstan,論理学でこんな事を習ったと言っています。
If the problem exits there must be a solution, if there's no solution there's no problem.
思わず,なるほど,と頷く私。(笑) この辺りで,Athelstanは,犯人達に対し,まるでにわかに「怒りのランプ」でも点いたかのように,怒り出します。

2人はウェストミンスターまで行かなくてはならないのですが,ここでにわかにCranston卿は,尾行されていると言い出し,突然箒を買ってきて,Athelstanに持たせます。ええ?っと驚いているAthelstanを連れ,突然Inner Templeを抜けて,ボートに乗りますが,思いっきりAthelstanを引っ張ったので,彼は杖(箒)につまずき,すんでのところで川に落ちる所。(爆) 船頭も白鳥もびっくり。(笑) そしてSavoy PalaceYork HouseCharing CrossScotland Yard(えええ~?この時代にあったの?),等々をまわって,Westminsterへ。。。。(まるでロンドン市内観光ですね(笑))



6巻既読前提の Harry Potter and the Goblet of Fire (25)

2007-04-11 21:30:21 | ハリポタ4巻
Chapter 33: The Death Eaters
前回の記事はこちら

ヴォルデモートは,エイブリーというデス・イーターが何か罪を犯したと言って磔の呪いをかけていますが,6巻で,トム・リドルのお友達にもエイブリーという人がいましたね。という事はこれは息子? 友達の息子にそんな事しちゃうんですね。。。。

この章の多くの部分は,ヴォルデモートのセリフで占められているんですね。とても貴重な章だ。(笑) 彼はウソは言ってないだろうと思いますので,そのセリフは気を付けてチェックしなくてはなりません。

"in my service"で,3人亡くなったと言っていますが,ロジエール,クィレル先生,あと1人は誰の事を指しているのでしょう? 確かまだ複数のデス・イーターが亡くなっていたと思います。レグルス・ブラックは裏切り者なので,この数には入ってないかなあ。。。

戻ってない3人について,皆を裏切り怖くて戻って来れないのはカルカロフさんですね。忠実な部下というのは,クラウチ Jr.,自分から去ったのかな?と言っているのはスネイプ先生の事ですか。この辺りのヴォルデモートのセリフは,要注意かも,ですよ。

カルカロフさんについては「He will pay.」と言ってます。実際彼は,ディメンターの○○に遭ってしまいました。一方,スネイプ先生については「He will be killed.」と言っています。これは,怖いですよ; 6巻で,スネイプ先生はこの後ヴォルデモートの所に戻った事が確認できますね。しかも大きな仕事を成し遂げましたので,「He will be killed.」はすっかり忘れていましたが(そうやって忘れさせるのがウマイ),‥‥覚えている方もいらっしゃるでしょうか,ムーディ先生の「許されざる呪文がどんな物かは6年で。。。」こんな予言がされていました。実際その「実技」をしたのがスネイプ先生です。。。。いや~果たしてどうなのか,これ以上は言えません(汗)が,1つ救いは,3人のうち,カルカロフさんとクラウチ Jr.は,ディメンターの○○でしたが,スネイプ先生の場合は,万が一の場合,少なくてもそこだけはきっと違う,という所でしょう。。。(泣)

Chapter 34 : Priori Incantatem
前回の記事はこちら

この間,ついに購入した携帯版の翻訳版のあとがきに,「行くぞ!」に感動しながら訳されたというお話が載っておりましたので,この場面を楽しみに聴きました。原書では,
'Do it now,' whispered his father's voice. 'Be ready to run ... do it now ...'
'NOW!' Harry yelled; ....
となっております。

私は,同じこの章の,
Just answer 'no' ...
I won't do it, I won't say it ...
Just answer 'no' ...
'I WON'T!!'
And those words burst from Harry's mouth; ...
が好きですよ。


HoME9 IV:Mount Doom

2007-04-11 00:02:44 | Tolkien・HoME
クリストファーさんによると,お父さんは,指輪棄却のシーンは,他のシーンより早い時期からできていたのだろうと言う事です。(確かに,ビンゴの時代から,かなり近い下書きを見てきましたね) フロドはようやく滅びの罅裂に来るけれど,自分では棄てられず,そこへゴラムがやってきて,それを取って,自分もろとも落ちてしまう。。。

今いよいよ終りの近付いたハリポタと妙に重ね合わせてしまいます。すみません;ファンなもので。。そう,決まっているんだよね,1番大事なシーンは。。。

<下書き>
「旦那さま!」とサムが叫ぶと,フロドはサムが聞いた事のない,はっきりとした力強い声で
I have come. But I cannot do what I have come to do. I will not do it. The Ring is mine.
と言って消えてしまいます。サムは,はっとしましたが,その時たくさんの事が1度に置きます。誰かがサムを乱暴に叩き,足を取られ,頭を石にぶつけ,倒れてしまいます。
そして,遠くでフロドが指輪をはめ,その瞬間バラド=ドゥアが振え出し,冥王が彼に気付きます。怒りに火が付き,恐怖の黒煙が立ちます。軍隊は動きを止め,大将達は戦う意思を奪われ,国中の全てが震え出します。奴隷達は怖気付きます。しかし,全ての物が山の上の大きなパワーに曲げられ,叫びが起き,ナズグル達が一斉に滅びの山へ向かいます。。。
</下書き>

その他正式版と違いのある所と言うと,この章の始まりの朝,フロドが起きて,サムに"I can manage it, I must."と言った直後の事です。

<下書き>
彼らは穴から穴へ,北の方角から隠れるように進みます。フロドは,「これではあと1日か2日で疲れきってしまう。行かなくてはならないのなら,危険を冒してでも,道を行った方がよい。」

"I can't manage it. It is such a weight to carry, such a weight."の後,
サムはわかっていましたが,なにか励ましを,と思って「少し荷を軽くしましょう。真っすぐ登りましょう。どうしても必要でない物は持って行かないのがいいです。」 フロドはちょっと考えて「もちろん! 欲しくない物は置いて行こう。空身で行こう。」彼はオークの盾,兜,ベルト,灰色のマントまで捨てます。
サムはそんなフロドを見て哀れに思いました。
</下書き>

これが,サムが指輪を持ちましょうと言う話に変わるんですね。

クリストファーさんによると,指輪棄却により,サムは最初,また召使いに戻れる事を大変嬉しく思ったのだそうですが,これは削除され,ゴラムを許そうという話に変わったそうです。

と,いう事で意外?とあっさり終わってしまいました,最大のクライマックス。やはり,最も大事なシーンは最初から決まっているから,うだうだ下書きはないという事なんですね。。(最終巻発売を3ヶ月後に控えた時節柄,ついついため息ハリポタファンでございます。)

Run!Run!Run!