HPでおすすめとあった、焼きそばをいただきます。
「ホイコーロ?」と聞きたくなるくらい大きな豚肉とキャベツです。
基本的にはソース焼きそばなんですが、実にスパイシーです。
隠し味もいろいろあるようで背脂や揚げ玉はわかりましたが、まだまだいろいろ入っているような深い味わいでした。
味は十分満足できたのですが、700円というのはちょっと・・・
と思っていたら、サービス券が付いていて、飲み物かアイスクリームと交換できるそうです。
さっそく、ラムレーズンと交換。
ソフトクリームのように柔らかくておいしい!幸せです。
これにて丹波攻めは終了!
の予定でしたが、
福知山城で出合ったアマチュアカメラマンのS氏の「柏原(かいばら)というところに織田家の陣屋があるので、寄ってみるとよい。」とのアドバイスをいただいたのでした。
陣屋というには無城大名(大名の家格のひとつで、城を持つことを幕府に許されなかった)の屋敷のことを指します。
城に比べ小規模なので、疲れ果てた体でも大丈夫です。
というわけで、寄ってみることにしました。
柏原藩陣屋跡
所在地: 柏原町柏原683番地
開館時間: 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料(柏原町歴史民俗資料館・田ステ女記念館と共通): 大人200円,中・高校生100円,小学生50円
向かいにある資料館で受付をします。
丹波市立柏原町歴史民俗資料館・田ステ女記念館
長屋門
1714(正徳4)年に造られた表門で内部は左側が番所、右側が馬見所と砲庫です。
1818(文政元)年御殿が焼失した時も延焼を免れた、創建時から残る唯一の建築物です。
3代続きましたが、1650(慶安3)年、嗣子なく断絶されてしまいます。
以後天領でしたが、1695(元禄8)年、信長の次男信雄の孫の宇陀松山藩主信休がお家騒動の咎により領地を半減され2万石で入りました。
移封より19年経た1713(正徳3)年、幕府より陣屋を築く事が許され、以後10代にわたり織田氏が治め、明治にいたりました。
御殿
1714(正徳4)年、初代信休により築かれたものでしたが、文政元年の火災で焼失し、1820(文政3)年に再建されたものです。
現在では再建時のおよそ5分の1が現存しているにすぎません。
往時の間取りがわかるように工夫されています。
御殿の建物は小学校として利用されていたこともあるそうで、その名残が感じられます。
藩祖 織田信包公
隣には、明治に建てられた高等小学校の校舎も保存されていました。