iPod mini (4GB)のバッテリーを交換することにしました。
Mugen Power社製の720mAhで¥2,530(送料込み)でした。
交換作業過程を報告します。
iPodの分解・改造は、メーカー保証が効かなくなる行為です。
iPodの分解・改造は、全て自らの判断と自己責任で行ってください。
バッテリーにはこのような器具が付属していました。上下カバーを取り外す際に大活躍しました。
マイナスドライバーではiPodや自分の手を傷つけるおそれがあります。
①下部カバー取り外し
下部のカバーは、爪と両面テープで固定されています。
ドライヤーで2分ほど暖めた後、隙間にバッテリー付属の青い器具を挟み込んでこじって、徐々に持ち上げると取れました。
②下部カバー内金属フレーム取り外し
下部かバーをはずすとその次にある金属プレートいっしょに取れました。
③下部カバー内フラットケーブルコネクタ取り外し
スクロールホイールの茶色のフラットケーブルが、基盤に接続されるよう回り込んで出ています。これを外します。
④上部カバー取り外し
全面が両面テープで接着されています。
下部カバーを外したときと同様に、ドライヤーで2分ほど暖めた後、やさしくこじって隙間をこじってカバーを持ち上げ、接着がはがします。
⑤解体・基盤の取り出し
上部の両端に、ネジがあるので、精密ドライバーで外します。
ネジを外して、下から少し押し上げると、基盤と液晶がずれて持ち上がりました。
基盤とケースが分離できました。
⑥バッテリーの取り外し
古いバッテリーのコネクタを外します。
⑦バッテリー取り付け
新しいバッテリーをコネクタにつけ、収納します。
⑧組立・ケースへ基盤の格納
バッテリーを取り付けた基盤をケース上部から格納します。
ネットを見ていると、ここで、ホイール側の基盤と干渉し苦労したり、ホー居るが機能しなかったりすることがあるらしいです。
私は、下側からドッグコネクタの部分をドライバーを差し込み、基盤を背面に下げながらゆっくりと作業しました。
⑨上下カバーの取り付け
上部カバーを取り付けます。
下部フラットケーブル接続します。
下部金属板およびカバーの取り付けます。ぱちんとはめ込めば終わりですが、けっこう手こずりました。
iTuneで動作確認にしました。
成功です。
デフォルトのバッテリーは400mAhでもともと4時間くらいしか持ちませんでした。
720mAhに取り替えて再生実験したところなんと10時間使用することができました。
私はこのiPod miniにそれほど深い思い入れはなく、バッテリー交換する前日には新iPod nanoを買う夢を見たくらいです。
今回の交換により、少し愛着がわいてきました。しばらく使い続けます。