赤木城は、1589(天正17)年頃、一揆勢力を抑える目的で、藤堂高虎によって紀伊国牟婁郡北山郷(現在の三重県熊野市)に築城されたといわれています。
まずは予習。
紀和鉱山資料館
所在地: 三重県熊野市紀和町板屋110-1
開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館),12/29~1/3
入館料: 一般 300円,小・中学生 100円
続日本100名城スタンプは、自動ドアを入って右側に置いてありますが、ぜひ入館されることをお薦めします。
赤木城についてのコーナーもありますし、鉱物についての展示もなかなか面白く、300円以上の価値は充分あると思います。
なお、パンフレットは100m離れた道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」に置いてあります。
道の駅よりバイクで15分、赤木城駐車場に到着。
いざ登城。
登城口横に鍛冶屋敷があったと伝えられています。
大手道
東郭の石垣が見えてきました。
東郭門跡
東郭1
東郭2
東郭が二の丸として使われていたと考えられています。
虎口
主郭門跡
主郭
主郭からの眺め
主郭の石垣
藤堂高虎らしく直線的で力強い感じがします。
北郭
東郭
ここまでの郭はそれぞれつながっていますが、南郭だけは少し離れたところにあります。
南郭へ向かう道。
階段を下っていきます。
さらに下ると、
まわりを森に囲まれた南郭が見えてきました。
南郭は低いところにあり、普段の生活の場であったと考えられています。
真っ青な青空をバックにすると沖縄の城のような明るさを感じます。
伝説によると、この城ができたとき村人に「一同登城して祝うこと。昨年の一揆に参加した者も許すので参加すること。」と達しが出たそうです。
しかし、一揆参加者はその場でとらえられ、みな処刑されたという暗い過去があるそうです。
見学時間は紀和鉱山資料館と合わせて1時間ほどでした。
おまけ
丸山千枚田
4kmほど離れたところにあります。