まだ梅雨明け宣言前の話です。
せっかく、平日休暇取れたのにどうも天気がはっきりしない。
いや、愛知県は荒天なんですが、西へ行っても北へ行っても、雨雲に捕まりそう・・・
ということで、ツーリングはやめにして、メッシュジャケットを購入しにでかけたわけです。
その後、豊田市美術館へ
クリムト展を見に行ったわけですが、
豊田市美術館入り口にこんなものがあり、
自称城マスターの私は「ここは城跡である」とピンときたのでありました。
(誰だって、わかりますよね。)
かつて、ここには挙母藩の藩庁が置かれていました。
正式には挙母城ですが、「三河国」「尾張国」「美濃国」「信濃国」「伊賀国」「伊勢国」「近江国」の7つの国が見える高台にあることから、七州城ともよばれたそうです。
隅櫓は、1977(昭和52)年再建されました。
隅櫓に向かう石段ですが、おそらく当時のものではないでしょうね。
このあたりも、残っていた石を再利用しているのかもしれませんが、近年作られたものでしょうね
この書院「又日亭」(ゆうじつてい)は、明治まで寺部城の城内にありました。
明治年間に千足町の竜寿院に移築され、その後解体される予定ででしたがが、1977年、隅櫓再建とともに、豊田市によって現在地に移築されました。
他に遺構らしいものは見つかりませんでした。