戦国時代の初め頃、関東では鉢形城を拠点とする関東管領山内上杉氏と河越城を拠点とするの扇谷上杉氏による抗争がありました。
杉山城は、両者の中間点にあたるこの地に山内上杉氏によって築かれました。
唐沢山城からバイクで移動すること約2時間、嵐山町役場にやってきました。
こちらの1階ホールで、続日本100名城を押し、パッンフレットを入手しました。
役場に置かれた杉山城の模型。
杉山城跡は、玉ノ岡中学校の東にあります。
中学校の裏門(北側)近くに見学者用駐車場が用意されています。
ここから中学校脇を通って城跡に向かいます。
体育館の右側を抜けてしばらくすると
出郭にたどり着きます。
現地案内板
大手口
堀切
馬出郭
反対側から見てみると馬出が左右に張り出ているのがよくわかります。
有事の際は、横に兵を並べたわけです。
馬出郭と南三の郭の間の堀切
南三の郭
南三の郭に見られる食い違い虎口
南二の郭
南二の郭の東虎口
南二の丸西側空堀
右が本郭、左が井戸郭
井戸郭
城内唯一の井戸で、現在でも年間を通じて水の渇れることがないそうです。
外郭
本郭虎口
本郭
手前が東二の郭、奥が東三の郭
約40分の散策時間でした。