開城時間の午前8時30分に合わせて、ホテルを出発しました。
「市営駐車場」の表示にしたがって車を進めます。
ほどなく、西出丸跡につくられた駐車場に到着しました。
鶴ヶ城公園 西出丸駐車場
料金: 入庫後1時間迄¥200以降1時間毎¥100
営業時間: 7:30~18:00
定休日: 無休
現地案内板
鐘撞堂
会津戦争の際には、ここに新政府軍の砲火が集中し、時守が相次いで斃れましたが、開城の間際まで正確に時を報じ、大いに見方の士気を鼓舞したそうです。
大河ドラマ「八重の桜」のヒロイン綾瀬はるかさん御手植えの桜
城内には桜の古木がたくさんあり春はさぞかし見事であろうと容易に推察できます。
武者走り
本丸の北面にあり、太鼓門の櫓と帯郭をつなぐ石段。
緊急時に使用するため、左右に分かれた一対になっており、幕末の籠城戦では大いに活用されました。
会津若松市観光PRキャラクター「お城ボくん」
天守閣
会津戦後、天守を含む多くの建造物の傷みは激しく、その後も放置され、破却を迎えました。
現在の天守は1965(昭和40)年に鉄筋コンクリート造により外観復興再建されたものです。
なお、2011(平成23)年、黒瓦だった天守の屋根瓦を明治以前の赤瓦葺に復元しました。
塩倉
通常、天守閣は入口からはいると石垣内部すなわち地階になります。
ここに食糧が貯蔵されていたわけですが、ここではそれが模型で復元されています。
天守閣内部は、若松城天守閣郷土博物館として一般公開されています。
鉄砲や日本刀(もちろん模型ですが)を手にすることができました。
天守最上階からの眺め
垂直に建った白いアンテナの向こうに飯盛山が見えます。
南走長屋および干飯櫓(ほしいやぐら)
2001(平成13)年に復元されました。
干飯櫓内の石落とし
天守閣内見学通路は一歩通行になっております。
整然と資料を見ることができ大変よろしいのですが、降りると南走長屋内のお土産売り場に誘導されるようにもなっています。
この売店レジで日本百名城スタンプを押すことができます。
ただ、私はすっかり失念してしまい、後々、売店裏の階段から入れてもらって押すことができました。
場内にはいくつか井戸が残っています。
「荒城の月」の歌碑
土井晩翠はここ鶴ヶ城および仙台の青葉城をモチーフにして作詞したと言われています。
また、瀧廉太郎が曲を構想したとされる岡城址(大分)、富山城にも歌碑が設置されているそうです。
本丸跡
かつてここに御殿がありました。
茶室「麟閣」
御三階跡
本丸の御休息の間の背後にあったことにより限られた人しか入れなかったそうです。
明治時代に市内七日町の阿弥陀寺に移築されましたが、ここに復元する計画があるそうです。
天守閣のベストアングル
鶴ヶ城稲荷神社
堀に沿って築かれた土塁
廊下橋
二の丸跡
テニスコートになっています。
太鼓門
大手門に相当します。
遊女石
この巨石を運ぶため、美くしい遊女を上にのせて踊らせ、モチベーションを上げさせたためこの名で呼ばれています。
武徳殿
1934(昭和9)年に建造された市民の武道場
若松城天守閣郷土博物館(鶴ヶ城天守閣)
所在地: 〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1
入場料: 大人(高校生以上)410円,小人(小・中学生)150円
開城時間: 8:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 無休
雨戸が閉まっているのでしょうか?笑
この日は台風が近づいておりました。見学したときは、あめがパラつくぐらいでしたが、その準備なんでしょうか?ウェブでいろいろな写真を見てみましたが、いつも閉まっているようですね。籠城戦のイメージを保っているのかもしれませんね。