SR400のエンジンは、SOHCで吸気・排気バルブを開閉するカムをタイミングチェーンで駆動しています。
タイミングチェーンも駆動用のドライブチェーン同様に、使っているうちに少しずつ延びてしまいます。
一般的なバイクはカムチェーンテンショナーといってスプリングを利用した自動調整機能が付いているのでメンテナンスは必要ありませんが、
タイミングチェーンも駆動用のドライブチェーン同様に、使っているうちに少しずつ延びてしまいます。
一般的なバイクはカムチェーンテンショナーといってスプリングを利用した自動調整機能が付いているのでメンテナンスは必要ありませんが、
SR400のそれは調整範囲が狭いため定期的な調整が必要です。
カムチェーンテンショナーは、シリンダー後方に突出しているこれです。
27mmレンチでケースを回してはずします。
この際、オイルが垂れることがありますので、下にキッチンペーパーなどを敷いておくと良いと思います。
なお、この日は同時にエンジンオイル交換を行い、この時はオイルを抜いてあったので漏れ出ることはありませんでした。
カムチェーンテンショナーは、シリンダー後方に突出しているこれです。
27mmレンチでケースを回してはずします。
この際、オイルが垂れることがありますので、下にキッチンペーパーなどを敷いておくと良いと思います。
なお、この日は同時にエンジンオイル交換を行い、この時はオイルを抜いてあったので漏れ出ることはありませんでした。
中はこんな感じです。
真ん中のロッド(マイナスの溝がある)と周りのテンショナースクリュー(黒く小さいナット)がツライチになってないといけないのですが、すこし差が出来ています。
調整します。
まず、ロックナットを緩めます。
外側の大きく銀色のナット(22mm)です。
これでテンショナースクリュー(10mm)が動くようになりましたから、真ん中のロッドの面と揃うまで回します。
ロッドにはねじ山が切ってないのでマイナスドライバーで固定して作業する必要はありません。
ツライチになったら調整終了です。
真ん中のロッド(マイナスの溝がある)と周りのテンショナースクリュー(黒く小さいナット)がツライチになってないといけないのですが、すこし差が出来ています。
調整します。
まず、ロックナットを緩めます。
外側の大きく銀色のナット(22mm)です。
これでテンショナースクリュー(10mm)が動くようになりましたから、真ん中のロッドの面と揃うまで回します。
ロッドにはねじ山が切ってないのでマイナスドライバーで固定して作業する必要はありません。
ツライチになったら調整終了です。
逆の手順で元に戻します。
ロックナットを締めます(締め付けトルク38Nm)
ずれないようにテンションスクリューで押さえながら作業します。
あとはケースを取り付けて終了ですが、ここで注意が必要です。
ケースの締め付けトルクは18Nmとロックナットに比べ、かなり小さいです。
さらにケースはアルミ製なので強く締め付けすぎると固着したり、緩めるときに傷が付いたりします。
ロックナットを締めます(締め付けトルク38Nm)
ずれないようにテンションスクリューで押さえながら作業します。
あとはケースを取り付けて終了ですが、ここで注意が必要です。
ケースの締め付けトルクは18Nmとロックナットに比べ、かなり小さいです。
さらにケースはアルミ製なので強く締め付けすぎると固着したり、緩めるときに傷が付いたりします。
最初の2枚の写真を見ると傷が確認できます。
前回の作業で傷を付けてしまいました。
今回、あたらしいものに交換しておきました。
まぁ他人のバイクのこんなところを気にしてみる人もいないでしょうからどうでもよいのですが・・・
自己満足です。
前回の作業で傷を付けてしまいました。
今回、あたらしいものに交換しておきました。
まぁ他人のバイクのこんなところを気にしてみる人もいないでしょうからどうでもよいのですが・・・
自己満足です。
カブの自動遠心クラッチは秀逸ですねぇ。エンジンもシリンダーが倒れていて重心が低く、驚くほど安定している。シートはタンクに吸盤で張り付いているだけなのになぜか座り心地いい。驚くほど完成度が高いです。やっぱり将来的にはカブかな?
我が家のカブはカムチェーンアジャストの代わりにオートクラッチの調整があります、手順は同様ですね。
オートクラッチ、一度乗ってしまうとその便利さにもうやめられませんよ?もちろんちゃんとシフトダウンの回転合わせもできますしあ、くまの囁き(悪魔の囁きか?)でした。
SR400の発売開始は1976年すなわち昭和53年。まさに50年代前半のエンジンですから。
最近はカムチェーン自体伸びにくいものが開発され使われているそうです。
初めて知りましたぁ~汗